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昨年、関東周辺でアジア条虫に感染した人が何人かみつかったと知りました。
患者さんに最近の海外渡航歴はなく、国産豚の肝臓を生食したのが原因の可能性が濃厚とのことでした。

国内流通の豚肉はと畜検査等がしっかりしていて、寄生虫がいる肉はまず出回らないと
思っていたのですが、上記の事例を知り不安になりました。

アジア条虫だけでなく、怖いといわれる有鉤条虫などが寄生していても、
検査で見落とされることはあるのでしょうか。

有鉤条虫の幼虫や卵が寄生している豚肉は、極端な聞き方ですが、普通に流通しているものなのでしょうか

もちろん加熱して食べるのが大前提だとは思いますが、お分かりの方、教えていただけますか。

A 回答 (4件)

近年の日本の有鉤条虫症はもっぱら海外で感染した症例で、今回のアジア条虫症のような国内感染は極めて稀なケースです。

有鉤条虫に関しては、国内の肉は安心していいと思います。ただ、豚肉には有鉤条虫以外にもトキソプラズマとか、E型肝炎ウイルスとか、色々なリスクがあります。Wikipediaの「豚肉」の項に載っていますので覗いてみて下さい。

また、豚肉には有鉤条虫の卵ではなくて、幼虫(嚢虫)が寄生しています。その幼虫が経口的にヒトに入ると腸管で成虫になります。その幼虫は長径1cm前後の袋状のもので、筋肉に埋まっていますので、生肉が触れた程度で他に付着するものではありません。

また、有鉤条虫症も治療できます。有鉤条虫が怖いのは、彼らにとってヒトは終宿主にも中間宿主にもなる点です。そのため、もし消化管の中で成虫の一部が壊れて大量の卵がばらまかれると、人間の身体各所に幼虫が寄生します(人体有鉤嚢虫症といいます)。中枢系に寄生すれば致命的になることもあります。(無鉤条虫や、アジア条虫ではそんなことはありません。

有鉤条虫についてはYahoo辞書などに載っていますので確認してください。
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この回答へのお礼

アジア条虫の件は極めて稀な例で、国内での豚の有鉤条虫に関してはまず安心してもよい・・・と伺い、ホッといたしました。
また感染源となる嚢虫は肉に埋もれており、触れた程度では他に移るものでもないとのことで、それについても安心しました。

なのにしつこく質問して申し訳ありません。
その豚肉が入っていた白色トレイなのですが、豚を使用した後のトレイに0.2mm大くらいの黒い点々がたくさんついているのに翌日気がつきました。(トレイは水でさっとゆすいだような・・・ゆすいでないような・・)
その粉のような黒い点々については普通にカビと考えるのが自然でしょうか。
今までならどう見てもカビだろ、と思ったと思うのですが、有鉤条虫のことが気になり出してから、
もしかしたら、それは卵から嚢虫になるまでの過程の虫(?)まだ嚢虫になりきっていない状態の何かでは・・・と妄想してしまっています。
これについても有鉤条虫と関係ないと考えてよいでしょうか。

知識がないのに頓珍漢なことをまくしたててすみません。
今回を期に、恐ろしい人体有鉤嚢虫症についても知ることができたので、国内での感染はほぼないとはいえ、
今後生の豚肉にはより一層注意していこうと思います。
また生豚肉には有鉤条虫以外にもいろいろなリスクがあるということも心にとめておこうと思います。

大変わかりやすいご回答、本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/08/05 23:42

No. 3です。



回答へのお礼コメント内にありました黒いつぶつぶについてですが、有鉤条虫である可能性はありませんので、その点は安心して下さい。

何であるかは、実物を見ないとわかりませんが、凝固した血ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

前回十分な回答をくださったのに、お忙しい中このような質問にまで答えてくださりありがとうございます。
初めて知った寄生虫に過剰におびえていましたが、回答を読み、冷静になれました。
これからは豚にかかわらず生肉の扱いには気をつけるようにして、今回のことはもう気にしないようにします。

このたびは本当に本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/08/07 10:02

No1です


理由を思い出しました
実は花粉症の免疫に関して、元来は腸内の回虫などの、
免疫反応に関与して、居るのが、現在いなくなってきていますので、それが過剰反応して、花粉症になると記憶しています
ですから昔は花粉症はほとんどなかったのです
研究段階ですが、回虫の粉などを摂取して花粉症を抑える研究がされていましたが、現在どうなっているか情報が入って来ません≪花粉症対策でも気持ち悪いかもしれませんね(^-^)≫
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この回答へのお礼

再度ご丁寧にありがとうございます。

私も少々花粉症持ちなのですが、花粉症に効くとしても回虫・・・となると少々気持ち悪いですね。
花粉症は清潔になっている現代病といえるのかもしれませんね。

お礼日時:2011/08/05 23:36

調理師免許を持っています


元来、なぜ豚肉はシッカリ火を通して、牛肉は、火を通さなくても食べれるかご存知ですか?
それが有鉤条虫なのです
有鉤条虫は鉤を小腸などに引っ掛けて虫下しなどで退治できないので、火を通して卵を殺してください
それに対して牛は、無鉤条虫の為に、虫下しで簡単に退治できるために、火を完全に通さなくても食べれるとされています
卵が寄生していても幼虫は寄生していませんよ(^-^)
豚は中間宿主で人間の腹に入って、幼虫になり成虫となって、長いもので6メートルクラスになることも有ります
その上肛門から出て手で引っ張ると切れてしまって、又腸内で再生してしまう特徴があります
又条虫の仲間には、卵の形で、野菜についている事も稀に有り理由は忘れましたが、わざと腸内に飼っている教授も居ましたが
逆に探す方が大変だったようです
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この回答へのお礼

恥ずかしながら、豚肉におそろしい有鉤条虫がいるということを最近まで知りませんでした。

先日生豚肉に触れた食材をそのまま洗わずに食べてしまったので、気にしています。
その食材もしっかり加熱すればよかったです。卵が口に入っている可能性がありますよね。

自分の腸内で6メートルの生き物がうごめいてるなんて恐怖で震えてしまいます。しかもそれだけではなく、幼虫が脳やら何やらに入り込み、かなり重篤な症状になるみたいですね。

これからはしっかり加熱を心がけて、生肉の扱いにも気をつけたいと思います。

素早いご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/05 13:00

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