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小国ギリシャ一国の財政破綻危機がユーロの価値下落に直結する背景が分かりません。
日本では、夕張市が財政破綻しましたが、日本円の価値には何の影響もありませんでした。
それとどう違うのでしょうか。

そもそも一国の財政破綻が何故その国の通貨価値の下落に繋がるのかもご説明頂けると有難いです。

A 回答 (7件)

EU各国の金融機関がギリシャ国債や関連債権を大量に保有しています。


「昨日まで資産とされていたものが明日から紙切れです」となるとEU各国の金融機関が大量の負債を抱えることになり、その事によって金融機関の倒産が相次ぐと見られています。そしてその金融機関が倒産したり倒産しそうになることで、お金の貸出が行われなくなったり、貸し剥がしが行われたりして、金融機関や企業の連鎖破綻が起こってしまいます。

現在は何とか連鎖破綻が起こらないように計画的デフォルト、計画的な負債の棒引きが行えないかとEUの高官たちが活発に動いています。

この回答への補足

何故国家財政が悪化すれば、その国の通貨価値が下がるのか、その因果関係を端的にご説明願えますか。

補足日時:2011/10/13 03:39
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> 例えば、自治体規模日本一の東京都に債務不履行懸念が発生しても、


> 円の価値には影響ないでしょう。

は?妄想が酷すぎるのでは。
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No.2の続きです。



その国の通貨を持っている人が、その通貨を売れば通貨価値は下がるのです。そのまま持ち続けていると自分の財産が目減りしてしまうと考える資産家は、他の安定した通貨に乗り換えるからです。ギリシャの債務破綻危機は、そういう材料なのです。例えばの話ですが、ユーロとドルのレートが1:1から2:1になったとします。これはユーロの価値が半分になったのと同じなのです。例えばユーロで100億円の資産を持つ資産家がいたとすれば資産が50億円になってしまうということなのです。そんなことになったらたまったものではない。そうならない為には、ユーロの資産を早めに売り飛ばして、ドルに替えて置こうと考えるのです。ドルで資産を持っておけば、ユーロがいくら安くなっても、自分は無傷で済むからです。つまり資産家の予想によって通貨の価値が決まることになるわけです。こういう資産家が世界に100人いて、100人が100人とも同じように考えれば大量のユーロ売りがでて、ユーロは値下がりすることになるのです。ユーロを売りたい資産家ばかりがいたら、買い手が足りなくて取引が成立しません。だから資産家は値下げ競争を始めて、新しい条件で買い手を見つけようとします。それで取引が成立すれば、それがユーロの価値になります。これが市場原理です。株でも債券でも貴金属でも農産物でも賃貸マンションでもなんでも同じです。

賃貸マンションのオーナーが10万円で店子を募集したとします。しかし、誰も応募が無かった。それではどうするか。値下げして、再び店子を募集します。8万円に値下げします。しかし、店子がまだ高いと考えれば、やはり借りては現れません。こうして取引が成立するまでどんどん賃料は下がってしまうのです。

資本主義の世界はお金を持っている人の考えによって、全てが決まるのです。
ユーロの価値はドイツやフランスの政治家が話し合って決めるものではありません。市場が決めるのです。
それは円も同じことです。野田総理が円は1ドル=100円ぐらいがちょうど良いなあと考えていたとしても、そんなことは全然関係ありません。世界の資産家・投資家が考える価格に収束するのです。それが外為市場の機能なのです。
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> 国債のデフォルト懸念が生じると、何故当該国の通貨価値が下が


> るのか、その因果関係が分からないのですが。

システミックリスクが発生するからです。

この回答への補足

システミックリスク(銀行間の疑心暗鬼による金回り悪化)とユーロ価値暴落の因果関係が分かりません。

そもそも通貨発行は中央政府ではなく中央銀行たるECB。
政府の債務不履行が何故ユーロ価値下落に繋がるのか分からないのです。

例えば、自治体規模日本一の東京都に債務不履行懸念が発生しても、
円の価値には影響ないでしょう。

だが、ユーロは大国ドイツ・フランスは安泰なのに、
PIGS諸国のソブリンリスクで価値下落。

この違いは何なのでしょうか。

補足日時:2011/10/14 10:41
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>> ギリシャの財政破綻危機が >


 財政破綻危機、ギリシャの赤字を握って離さないのは何か(?)複雑そうで判り難いものがありますが、それらは誰か人間による人災なのはハッキリしているのではないでしょうか。
 人災も災害の一種であることを確認とし、自然災害、過酷災害、ユーロ恐慌、世界恐慌に即応できるものは、個人・各家庭の災害時防災用備蓄・家庭の備えなのではないでしょうか。
 各家庭の備え・備蓄、備えあれば憂いなしでは..。
それにて避難して、援助隊の救援を待てばよいのでは? 政治_経済が金に目が眩む暗黒の時代であっても、備え有れば憂い無し、家庭の備蓄を万全なものとし、地域共同体も人災で路頭に迷うことが無いように地域の災害対策・人災対策/災害時用の備蓄を最善な場所に安全に(災害で流れない場所に)常時用意することが大事なのではないでしょうか。
 ギリシャに最新の防災備蓄施設を提供整備するのも世界_社会の良識/ユーロの良識なのではないでしょうか。
ユーロの援助隊、ギリシャに復旧の目処が立つまで救助活動を計画執り行なうべきでは..。

>> 小国ギリシャ一国の財政破綻危機がユーロの価値下落に直結する背景が分かりません >
 その放置は、信用、ユーロ全体の信用の急下落がおきるのでは 。

>> 夕張市が財政破綻しましたが、日本円の価値には何の影響もありませんでした >
 夕張市は 自衛隊の 地元だからでしょうか?

>> そもそも一国の財政破綻が何故その国の通貨価値の下落に繋がるのかもご説明頂けると有難いです >
 通貨/貨幣はいつも第3者(政府等の信用)なのではないでしょうか。その第3者(政府等の信用)が消滅するからでは。
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> 何故国家財政が悪化すれば、その国の通貨価値が下がるのか、その


> 因果関係を端的にご説明願えますか。

国家財政が悪化すればその国の通貨価値が必ず下がるというものではないので、質問者さんのその前提は間違っています。
実際日本の国家財政は悪いですが、関連して通貨価値が下がるような事は起こっていません。

ある国の国債の債務不履行懸念、ある国の大手金融機関の債務不履行懸念など、市場が機能しなくなる可能性が高まれば、その恐れからその国またはその通貨区域の通貨は売りが優先する流れになります。

この回答への補足

国債のデフォールト懸念が生じると、何故当該国の通貨価値が下がるのか、その因果関係が分からないのですが。

補足日時:2011/10/13 20:26
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ギリシャだけじゃないからです。

アイルランド、ポルトガル、スペイン、イタリアも同様の財政破綻危機があります。ユーロ圏はどの国も対外債務の相互持合いみたいなことになっています。ギリシャが破綻すれば、その影響がユーロ圏すべてに波及します。連鎖倒産みたいなことになるのです。取り付け騒ぎが起きれば銀行は倒産します。銀行が倒産すれば、融資を受けている企業も倒産してしまう。実際のところはどうなるか分かりません。しかしユーロを持つのは不安だと考える資産家はユーロを売って、スイスフランや円を買うのです。
一国の財政破綻が一国の財政破綻だけでは済まない。外為市場でユーロを買う人よりユーロを売る人が多ければユーロの価値が下がることになるのです。どうもギリシャだけではなさそうだ。ユーロは信頼できない。ユーロは不安だ。そう考えるアラブの石油王やアフリカの宝石王や東南アジアの麻薬王やなんだのかんだのとユーロを持っていた資産家がユーロを売って円を買えば、ユーロが下がって円が上がる。ユーロを売ってスイスフランを買えば、ユーロが下がってスイスフランが上がる。ユーロが下がりすぎたら、またスイスフランを売ってユーロを買い戻すかも知れません。外為市場は多くの参加者が1日24時間1年365日休み無く綱引きをしているようなものなのです。終わりがないのです。綱引きは永久に続きます。ギリシャは小国といえど人口は1千万人います。ユーロ17カ国でドイツが最大でも人口は1億人いないのです。人口が1万人程度の夕張市とは全然比較になりません。

この回答への補足

何故国家財政が悪化すれば、その国の通貨価値が下がるのか、その因果関係を端的にご説明願えますか。

補足日時:2011/10/13 03:38
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