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ユーロの問題が生じていますが、世界中を一つの通貨にしたらどういうことになるのでしょうか。

A 回答 (15件中1~10件)

>ご教示を拝読いたしますと、わたしのような庶民の家庭経済と似ているなというのが実感で


>す。いわゆる健全な市民感覚というものが実に大切なもののように感じられます。経済に疎
>くともまじめに毎日を暮らしているのが自分にできることだと改めて思いました。

その通りだと思います。

歴史も、文化も違いますし、思想の根底にある宗教観も違います。
ヨーロッパの場合はまだ「キリスト教(正確にはユダヤ教)」の思想が根底にありますし、地続きで、同じような文化、歴史をたどってきた国々ですから、まだああいった「ユーロ」という共通の通貨を使う経済圏を作ることもできましたが、これを全世界で、というのはあまりに非現実的だと思います。

そういった意味で、やはり日本は特別なんだと思います。
日本でいう「市民感覚」。これを持っている国民って、日本人以外にはあまり存在しないんじゃないでしょうか。

「そんなことするとバチが当たるよ」
「おてんとうさまが見てるんだから」
「物は大切にしなさい」
「敷居を踏んだりまたいだりせられん」
「靴は揃えて脱ぎなさい」

などなど・・・。そもそも「物」にも神様が宿っているという日本の神道独特の感覚。
日本人がお金を大切にする感覚(貯蓄額が多いにもそこに関係していると思います)が日本の経済をここまで発展させてきたのではないでしょうか。

お金を神棚に供えたり、のしを付けて枕元に置いたりとか・・・。
アジア地域に対しても日本のそんな感覚がとてもいい影響を残しているわけですしね。

統一すべきは、通貨よりもそんな「価値観」ではないかと思いますね。
・・・っていうより、今の日本人にもっと日本人らしさを教育しろ~~~っ、と。^^
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この回答へのお礼

ほかの方々のいろいろなご意見や考え方をまとめていただいたようなご教示だと思いました。多くの人が不必要に苦しんでいる一方、お金(金持ちという人ではなくお金そのものです)だけが大笑いしているような妙な想像をしたくなるような世界情勢と言うのはどこかおかしいのではないかという理由でこの質問をさせていただきました。まだまだ為になるご意見をおもちの方もおられると思いますが、一応締め切らせていただきます。

お礼日時:2012/06/17 21:05

>通貨の前に政治を統一するというのが具体的にはどういうことなのか教えていただければ幸いです。



簡単にいえば地球全部を1つの国家にするということです。

実際ユーロでもそのような議論が盛んです
http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201109/At …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。その時その国には名称がいらないのでしょうね。

お礼日時:2012/06/17 12:32

>道徳がなければ碌なことにはならないと思います。



 政治に道徳を考慮に入れたばあい、その政治は必ず失敗します。

古くは中国の墨子の思想ですね
最近では共産主義の思想がこれに当たります。
逆に人間の欲を最前線に出した思想(資本主義など)が現在の主流であり成功例です。
政治や経済の根本となるシステムに道徳を入れたらその制度は必ず崩壊します。
 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。私にはご見解をきちんと把握する知識も能力も不足していますが、通貨の前に政治を統一するというのが具体的にはどういうことなのか教えていただければ幸いです。

お礼日時:2012/06/17 08:47

>最後は道徳の問題なのでしょうか。


 いえ政治・経済の問題です。

通貨というのは経済に関係するカテゴリです。そして経済と政治は切っても切れない関係です。政治はバラバラなのに経済を一緒というのはそもそも無理です。
 通貨統一するには、その前に政治の統一が先です

 
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この回答へのお礼

ご教示ありがとうございました。私が道徳といったのは、政治や(あるいは経済にも)道徳というか人間が幸せに暮らすための前提が含まれているという意味でした。このあたりのことも教えていただければ幸いです。これは補足に書くべきものだったかもしれません。統一するにしても道徳がなければ碌なことにはならないと思います。かつての東西冷戦を思い出させます。核兵器が使われなかったことだけが幸いでした。

お礼日時:2012/06/17 05:34

No.8です。



>ご教示の最後の部分は個人的希望というより、専門知識に基づいた、客観性のある意見と考えてよろしいのでしょうか。

私は「専門家」ではありませんから、それを「専門知識」と呼べるかは微妙なラインですが、客観性のある意見です。

まあ、そもそも共通通貨を使ったらどういう状態になるか、と聞かれたら、「ヨーロッパみたいになります」というのが一番的確な答えだと思いますし。

そもそもドイツのように勤勉に労働し、生産活動をまじめに行う国がイタリアやスペイン、ギリシャなどまじめに働かず、遊んでばかりいる国のしりぬぐいをしているのが今の状況ですよね。(っていうとイタリアやスペイン、ギリシャの人たちに怒られそうですが)

アジアで考えても、著作権という発想そのものが大幅に欠落している中国と、日本のようにまじめに法律で保障された権利を順守する国が同じ通貨圏に入ってしまったのでは、どのようなことが起きるかは容易に想像できると思います。

また、中国は前回も記しましたように、今でも中国人民元を造幣局がじゃんじゃん印刷して、そのお金でアメリカドルを購入し、ドルに対して中国元のレートをある一定の枠の中でする、「管理フロート制」を用いています。

ところが、このアメリカと中国を同じ通貨にしてしまうと、中国としてもこの方法が取れなくなります。とすると、今までのようにドルを買いあさってレートを維持することが不可能になりますから、今まで安く売れていた中国製品が海外で高騰し、売れなくなります。

中国からは今まで中国国内で生産を行っていた企業が一気に撤退します。

日本の場合は、ブレトンウッズ体制から脱却した後に同じことが起きました。
ですが、このときは「国民所得倍増計画」という経済政策の下、

・たとえばアメリカと安保協定を結ぶことでそれまでの高い軍事費をすべてアメリカに移管し、その分を公共投資に向かわせたり、

・「護送船団方式」と言って、金融機関がお互いに分野わけを行って他の金融機関の得意分野を奪ないようにしたり、競合店が生まれないよう、ある一定のエリアに出店できる銀行の数を調整したり、倒産しそうな金融機関に対しては政府が行政指導を行って他の金融機関との合併をあっせんしたり・・・などの方法を取って金融機関が倒産しない形を作ったうえで、

・潤沢な貯蓄率の下、金融機関から民間企業に投資をさせて

・国が公共投資や農業の保護などを行う

というようなやり方を行って却って内需の活性化を図り、その上で技術革新を図って、今度は輸出産業に打って出ました。(同じことをすれば今の日本の経済を立て直すことも難しくないと思うんですが^^;))

それもこれも日本国民のまじめさ(ルールを破らないとか、一生懸命働く、とか、企業に忠誠を尽くすとか)があってこそ実現できたことだと思います。何より、ベトナム戦争や朝鮮戦争といった「戦争特需」があったり、アメリカがアジアで資本主義の拠点を作るため、日本に非常に強力的だったこともあります。

これと同じことを中国にやれ、と言っても、ちょっと無理があると思います。
勤勉さはともかく、モラルに非常に欠ける部分がある、という点で。何より国土が広すぎて、国民すべてに制度を徹底することそのものに無理があります。

何より、一番の問題となるのは、「どこに造幣局をおくか」というところ。これは、おそらく中国とアメリカでもめるでしょうね・・・。個人的には中国にだけは置くべきじゃないと思います。無茶なことしそうですから。日本くらいに設置するのが一番無難じゃないかと思います。

ですが、その場合も「通貨発行権限」がその造幣局の置かれた国に与えられるわけではありませんし、さらにその他の国だとなおさら・・・。たとえば、中国が上記のような政策を取った後で財政難に陥り、「お金を発行してください」といったとしても、おいそれと決めるわけにはいかない。共通通貨を利用している国が集まって、「中国のためにこのお金を発行し良いかどうか」ということが話し合われて、そこでも利害がぶつかります。

国連などを見てみるとわかると思いますが、旧共産圏(中露)と旧西洋諸国(日欧米)の間で意見が対立しますよね。

東西冷戦構造が崩壊し、ヨーロッパでは同じような価値観の国が集合しているはずですが、そのヨーロッパですら「ユーロ」という紙幣の発行について、あれほどにもめているわけです。

まして世界共通通貨となると・・・。何が起こるかは想像に難くないですよね。
共通通貨までいかないまでも、たとえばASEANのような関税の行き来の必要のない共通の「経済圏」を作ろうとした場合でも、やはりせめて「価値観」くらいは一緒じゃないと、絶対にどこかのわがままな強国に振り回されます。たとえば中国とか、アメリカとか、ロシアとか・・・。かん(( ;*д*))o=3=3 ゴホゴホ・・とか。

ユーロ圏では、たかがGDP24兆円程度のギリシャのような小国があれほどに他のユーロ諸国を振り回しているわけですから、「ギリシャ恐るべし」ですよ。
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この回答へのお礼

ご教示を拝読いたしますと、わたしのような庶民の家庭経済と似ているなというのが実感です。いわゆる健全な市民感覚というものが実に大切なもののように感じられます。経済に疎くともまじめに毎日を暮らしているのが自分にできることだと改めて思いました。ご親切に教rてくださってありがとうございました。

お礼日時:2012/06/16 17:01

今のヨーロッパの混乱が、世界に広がるだけだと思います。



ユーロが実現して、通貨の発行は欧州中央銀行に一元化されました。
政府の経済政策は、財政政策(公共事業など)と金融政策(通貨の流通の調整)の2つに大きく分けられます。しかし、ユーロ加盟各国は金融政策をとれなくなり、政策の選択肢が大きく減りました。

日本はデフレですので通貨の供給を増やしています(まだ不十分ですが)。しかし、ユーロ加盟各国はこのようなことはできませんので、デフレになっても指をくわえてみているだけです。

ユーロにはこのような重大な欠陥がありますので、遠からず崩壊すると見ています。

この回答への補足

頭の良い多くの人たちが話し合って決めたことだったと想像しますが、この人たちはどんな勘違いをしたのでしょうか。またユーロが崩壊するとどういうことが続いて起きるとお考えですか。

補足日時:2012/06/16 16:24
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この回答へのお礼

そういうものですか。ご教示ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/16 16:22

世界中の通貨が一つになったら、世界中の国々がその通貨からの離脱をはじめるでしょう。

この回答への補足

離脱した後、その国は何を試みるのでしょうか。

補足日時:2012/06/16 16:21
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いろんな回答が書かれてるみたいですが・・・^^;



昔。第二次世界大戦の前の世界では、「共通通貨」が使われていたわけではありませんが、金の価値に対して相場を固定し、共通通貨と同じ状況を作り出す、「金本位制」がとられていました。

金本位制がとられている社会では、「兌換紙幣」といって、「この紙幣はこの重さの金と同じ価値がありますよ」と記された紙幣があって、この紙幣を自由に金と交換することが可能です。これは全世界共通で、つまり兌換紙幣さえあれば、海外でその価値に相当する金と交換することが可能で、つまり金をどのくらい保有しているのか、ということがその国の国力そのものを意味する社会でした。

ところが、第一次世界大戦のとき、戦争が原因でこの「金」が国外へ流出することを恐れた各国は、相次いでこの兌換紙幣を金と交換することを禁止し、金を国外へ持ち出すことを禁止しました。このことを、「金輸出の禁止」って言います。

これは日本も同じで、第一次世界大戦の折、日本は金輸出を禁止していました。

金輸出が禁止されたことで、各国の間では、金ではなく、紙幣のやり取りによってその国の通貨の価値を決めるやり方。つまり、「為替相場制」に移行していました。

戦時中こそアジア地域からヨーロッパが撤退していたので、アジア地域が日本の独壇場となり、「成金」という言葉が生まれるほど日本の通貨の価値は上昇していたのですが、大戦が終わり、ヨーロッパ地域がアジアに戻ってくると、とたんに日本の輸出産業はなりをひそめ、日本の貿易収支は赤字続き。当時の日本の通貨の価値はどんどん低下していました。

今だったら「超円安」と呼ばれるような状況になっていました。

金輸出が禁止される前の日本の兌換紙幣に、「この紙幣は、100gの金と交換することが出来ます」と書かれていたとします。ところが、金輸出を禁止、相場が変動相場へと移行した後、日本の通貨の価値が金輸出を禁止する前の半分になったとします。

ところが、その紙幣には、やっぱり「この紙幣は100gの金と交換することができます」と書かれてあります。金輸出が禁止されている間。つまり、その金が日本の国内でしか流通しない間は問題ありません。では、通貨の価値がここまで低下しているときに、「金輸出を解禁」したらどうなるでしょう。

これが、今回の質問。

「世界中の通貨を一つにしたらどういうことになる?」

の一つの回答です。

1930年。井上準之助という人物(当時濱口内閣)が、これをやらかしました。
「金100gと交換できます」と書かれている紙幣。ですが、その兌換紙幣の価値は1/2に激減しています。言い換えると、国内では確かにその

仮に解禁する前。日本の国内で、金100gの価値のあるものでも、これを海外に持っていくと、金50gの価値しかありません。普通に考えると、「安く売れるからいいじゃん」ってなります。

ところが、井上準之助という男。価値が1/2に低下しているはずの兌換紙幣を、金輸出が禁止される前の価値のままにして金輸出を解禁しちゃいました。このことで、本来だと金50gの価値しかないものを、海外に対して、「倍の金100gで買え!」というわけです。

当然輸出産業は大ダメージ。逆に海外から国内に入ってくるものに関しては超安くなっているわけですから、日本の国内産業も大ダメージ。

日本では、変動相場制から金本位制に戻したとき、こんなことが起きました。

一方、第二次世界大戦後も、しばらくの間この「金本位制」が世界中で取られていました。
共通通貨こそ使っていませんが、世界中で限られた量しかない金を基に通貨の価値を決める、という意味では共通通貨を利用することと同じ意味合いだと思います。

このときとられていた制度は、厳密には金本位制ではなく、ドルの価値を金の価値に対して固定し、他国がドルを売り買いすることでドルの価値に対して各国の通貨の価値を固定する、「金為替本位制」という制度がとられていました。

実はこの方法、発展途上国や中国などではまだ同じ方法がとられていて、現在ではこの方法のことを、「ドルペッグ」または「管理フロート」と呼んでいます。

金為替本位制がとられていた当時の通貨体制のことを「ブレトンウッズ体制」と呼ぶのですが、ベトナム戦争当時にアメリカがとっていた「偉大な政府政策」。つまり、莫大な財政支出を行って、経済の成長と福祉の充実を両方実現させるぞ!という政策のおかげで、アメリカは莫大な財政支出を行い、同時にベトナム戦争の軍事費で、アメリカの財政事情は火の車になっていました。

一方で日本やドイツなどの貿易黒字国は、アメリカに莫大な財政支出をされると、アメリカからドルを買ってドルが安くなることを食い止めなくてはならなくなりますから、日本やドイツでは経済がインフレ気味になってきます。

「いい加減にしてくれ~~~」と責められて、アメリカはついに「じゃあブレトンウッズ体制、や~めた」って言って、ついに金為替本位制は崩壊。変動為替制度へと移行し、現在に至るわけです。

ただ、それでも前記したとおり、中国とその他発展途上国は当時と同じようにドル買いをして自国通貨をドルに対して固定しており、また円やユーロなど、「ハードカレンシー」と呼ばれる国際取引でも利用できる通貨を保有している国以外は、国債を発行する折、自国通貨建てでは買ってもらえませんから、必ずドル建ての国債を発行します。

どなたかが、「国力の弱い国が、国際通貨建ての国債を発行するからその通貨は崩壊する」と記していますが、それは全くのでたらめであることがわかります。

現在でも国力の弱い国はドル建てで国債を発行していますが、そのことでドルが崩壊などしていませんね。

また、そういった国では基本的に、国債を発行しても信用がありませんから、国債を買ってもらうことが出来ないでしょう。基本的にそういった国に対しては、「国債」などという形はとらず、「ODA」や「円借款」などに代表される、大国はもっと違った方法で通貨を提供します。

結論。世界中の通貨を一つにすると、どこかわがままな国が一つあるだけで、ほかのまじめな国が大変な迷惑をこうむるから、絶対にやめてもらいたい。

以上。

この回答への補足

ご教示の最後の部分は個人的希望というより、専門知識に基づいた、客観性のある意見と考えてよろしいのでしょうか。

補足日時:2012/06/16 00:49
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この回答へのお礼

ずいぶん難しい問題なのだということがよくわかりました。責任ある人たちが間違わないことを切に祈りたい気持ちです。懇切なご教示感謝いたします。

お礼日時:2012/06/16 00:48

>世界経済が破綻するということについてもう少し説明いただけませんでしょうか。


 世界の国際取引で使用する通貨がありこれを『国際通貨』と呼びます。
 米のドル、日本の円、カナダの加ドル、英国のポンドなのです。
  この国債通貨には条件があり
 ・軍事的に指導的立場にあること(戦争によって国家が消滅したり壊滅的打撃を受けない)
 ・発行国が多様な物産を産出していること(いつでも望む財と交換できること)
 ・通貨価値が安定していること
 ・高度に発達した為替市場と金融・資本市場を持つこと
 ・対外取引が容易なこと
などの条件があります

 この条件を満たして初めて国際通貨として通用します。まずこれを無視してしまうとその貨幣に信用がなくなるのです。
 特に政情不安定な国家は信用度がありません。

 
>もちろん国際的な条約のもとに行われるものだと思いますが、核大国のエゴに基づく規制等とと違ってフェアな規定のもとに行われるべきだと思います。

 通貨でフェアなのは国ごとに違う変動相場制です。固定はそもそもフェアではありません。又前回の回答ではしませんでしたが。又国ごとにインフレ率も異なります。なのに通貨は固定ですから不平等も甚だしいです。
 ユーロをたとえると

◆ユーロ圏内で国力が強いドイツやフランスの輸出国から見たメリット
(1) 規制が撤廃出来て、為替リスクの気兼ねなく輸出出来る市場が拡大する。
(2) 自国の国力に見合った為替レートの変動が無いので、輸出で大儲け出来る。
(ドイツ、フランスから見れば、ユーロ安を維持出来る)

B.デメリットは、
(1) 安い労働力が流入してくるので、失業率が増加する。
(2) 結果、増税となり、国民の生活は逼迫してしまう。

◆ギリシャやイタリア等の輸入?国から見た、
A.メリットは、
(1) 自国の力に見合った為替レートの変動が無い→安く輸入出来る。
(ギリシャ、イタリアから見れば、ユーロ高を維持出来る)
(2) 安定したユーロを導入することで、国内の物価が安定する。
(3) 安定したユーロを導入することで、実態のヤバさを超えて国債を発行しやすい。

デメリットは、
(1) ギリシャ、イタリアでメインの収益となる観光収入が減る。
(2) 実態を超えて借金を簡単に出来てしまう(今のギリシャ危機)

 ユーロ加盟にはある程度の経済基盤が必要です。しかし全世界の国家例えば北朝鮮のような経済基盤破綻国家にもユーロ導入するとユーロだてて国債を発行しますからその通貨は崩壊します

>妙な国、変な国もこういう国際条約に対応してまともにならないでしょうか。
 アフリカの内戦が続くシリアなどもちゃんと批准しようも不可能な国はいっぱいありますがw
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この回答へのお礼

丁寧にご教示いただきありがとうございます。国を家庭に置き換えても同じようなことになるのかと思いました。最後は道徳の問題なのでしょうか。

お礼日時:2012/06/16 00:38

世界経済が破綻して、通貨そのものが破壊されます


 そして各国で独自の通貨が発展します
 
例えばユーロのお札は欧州連合各国の造幣所が刷っているのです。
でれぞれの国に厳格に割り当てられた量が製造されています。ユーロ加盟には厳しい審査が必要ですが・・・世界中の通貨を一つと言うことであれば偽札を製造している北朝鮮
や超インフレを起こしているジンバブエも共通の通貨ということになります。
 つまりお金を商売(貿易)で稼ぐのではなく紙幣を刷ることで稼ぐ事が可能になります。紙幣には信用というのがつきものです。
 その信用のない貨幣などダレも使いません。

この回答への補足

ご教示の冒頭にある、世界経済が破綻するということについてもう少し説明いただけませんでしょうか。

補足日時:2012/06/15 19:43
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この回答へのお礼

もちろん国際的な条約のもとに行われるものだと思いますが、核大国のエゴに基づく規制等とと違ってフェアな規定のもとに行われるべきだと思います。妙な国、変な国もこういう国際条約に対応してまともにならないでしょうか。

お礼日時:2012/06/15 19:42

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