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生命が陸に上がって4億年、もし、あと10億年し
捕食者が、
・可視光以外の電磁波を可視する能力、
・電磁波による見えない相手の歩行の検知能力、
・超音波のように電磁波をうち隠れた相手を探す能力、
・今より恐ろしく進化した運動能力、
・無駄の無い狩り方の選択能力、
・平常時の脳や筋肉の省エネ能力、
・もっと未知の感覚器を備える可能性
・遠距離からの電磁波攻撃で動きを麻痺させ狩る能力

などを身に付け、知能も高まった場合、
どんな生態系になると思いますか?

まずは捕食者はエサの食い過ぎ~エサの枯渇で
餓死を繰り返し、増え過ぎない形になると思いますが、

エサになる被捕食者は、こうした驚異的な捕食能力から
どう進化して逃れると思えますか?

その捕食者が飛行でき地形的に逃げるのが困難だと、
・強烈で複雑な毒を持つ
・土に深く潜って生活
・植物と半同化して枯れた土地に逃げ住む
・捕食されない防御能力を手に入れる
・体を捕食しても消化できない妙な進化をする
・油虫とアリのようにいっそ共生関係に肉を差し出す

などが思いつきますが、
どんな生態系になっていくのでしょうか。


陸は、一見動く物の少ない植物の天国の地獄?と化し、
海に多くの陸上生物が逃げて行くでしょうか。

それとも捕食者の固体の増加が収まった後、
食べすぎ=エサ枯渇=餓死 の方程式が本能に染み付き
捕食者は自ら食べ過ぎず、縄張りを持ち維持し、
まるで家畜を飼うような生活と安定が起こるでしょうか?
(あえて文明を持つ話しだけは抜きで。)


未来の生態系、または捕食者/被捕食者の例を
ご想像しお聞かせ頂けますと幸いです。

よろしくお願い致します。

A 回答 (7件)

その捕食者の近所には必ず捕食者に拮抗する能力を備えた被捕食者が生息していると思います。


そうでなければ捕食者はそのように進化できないからです。
進化は突然変異と自然淘汰によって起きます。突然変異によって新たに生まれる能力に、そのコストを上回る利点が無い限り、淘汰圧は働きません。そうでなければ突然変異は一時的なゆらぎで終わってしまい、その先へは進めません。
進化は斬進的にしか起きませんから、それだけの進化が起きるには継続的に淘汰圧が働く必要があります。
被捕食者が捕食者とともに進化しない限り、継続的な淘汰圧は生じないと思います。
リチャードドーキンスの「盲目の時計職人」という本をお勧めします。私もこのサイトで教えて頂きました。
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この回答へのお礼

丁寧で解り易い説明、ありがとうございます。

唐突ではなく、
>必ず捕食者に拮抗する能力を備えた被捕食者が生息している
この条件が確保されないと、
一方的になりすぎれば一時的なゆらぎで終わるのですね。
被捕食者が拮抗するように進化できて始めて
生態系は進化(変化)して行けるのですね。

10億年もしたらその小さな積み重ねも
凄い事になっている気がしますね。

人類は早めに文明を作れ

る地球の歴史の上に生まれて
幸いな方だったと言えるのでしょうか。

「盲目の時計職人」そのうち読んでみたいと思います。
ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/19 11:39

>捕食者側の中での弱肉強食で「能力が発達する」事は


>ないと言えるのでしょうか?

ないです。
ライオンは、空腹になって狩りをする時以外は、木陰で
ゴロゴロしています。
では、そのライオンが、もっと高い狩りの能力を獲得したら、
倍の獲物を獲るでしょうか?‥‥倍の時間ゴロゴロするだけです。
つまり「必要以上に高い捕食能力」を発達させる淘汰圧など、
どこにもないという事です。
(その「高い捕食能力」が、従来より少ないエネルギーでできる
というのなら別ですが)

必要以上に高い能力を求め、必要以上に蓄え、富を競っ
たりするのは、貨幣や権力という虚構の価値を発明した、
狂った生命・人類の歪んだ考えです。
正しい進化は、「いかに適切に抑制して能力を発揮するか」
の方向に進んでいます(時々その方向性からズレたO157の
ようなミュータントが現れ爆発的に広まるが常在はできない)。

この回答への補足

過去にこの分野で何か辛い経験をされたのでしょうか。
高い知識が有るのに視点だけがガチガチに凝り固まって
柔軟に多面的に見る事が出来ていない様に見えます。
もしこの質問以外にも、周囲との衝突が絶えない場合、
発達障害のチェックをお受けになる事をお勧めします。
もし単に私の質問が気に障るだけでしたら申し訳ありません。

仰って頂いた知識。勉強になりました。
ご回答ありがとうございます。
私は少々妄想的なのでそこは少し注意したいと思います。

補足日時:2011/11/19 12:07
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この回答へのお礼

>(その「高い捕食能力」が、従来より少ないエネルギーで
>できるというのなら別ですが)
>「いかに適切に抑制して能力を発揮するか」
つまりそういう事を前提として将来どうなるかの質問なのですが。

質問の意図をくんでいただけなくて残念です。

お礼日時:2011/11/19 11:27

>もし捕食者が究極的に進化したら


 ではなくて、退化したらですね。人類のように・・

 生命とは、
・外界と自身の境界を持つ
・成長する
・増殖する。
 物と考えれば、現在地球上にいるすべての生物はそれぞれの進化の最先端にいると言えるでしょう。しかし、人類は自身を環境に適合させるのではなく、環境を変化させることで増殖した、いわば退化の究極にある生物です。
 ある宗教の「人は神に選ばれし神に最も近い」なんてうぬぼれによって、他の生物を下位に見る考えがありましたが、どうでもそうではないようです。人ほど環境を破壊し他の種を滅ぼしてきた種はいないでしょう。

 高い知能を持ち、自身を環境に適用させうる生命がある日地球にたどり着きました。姿はアメーバー様な単純な構造でした。ところが地球の何かの影響で、体を変化させるきのうをしない、互いに捕食しあう退化が始まりました。やがて植物や魚のように形を変え、究極の破壊者・人類が誕生しました。かっての知性も失い互いに殺しあう凶暴な生物に退化しきってしまいました。

 進化とは、環境に適合し
・外界と自身の境界を持つ
・成長する
・増殖する。
 ことだとすると、・・答えは見えてくるような気がします。
 
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この回答へのお礼

おっしゃる事が解るような解らない様な…。
人類は極端ですが、他の生命も植物は土を、
草食動物は草を食べ排泄、肉食動物は他の動物を食べ排泄。
バランスを崩すものはその反動を受けて滅びやすい。
単に人もその1種になりかけているだけの様な気がします。
文明の浪費活動は私も退化という言葉で納得できます。
でもそれが文明を築く種の宿命とも思えますが。

まぁ・・一応この質問は
>(あえて文明を持つ話しだけは抜きで。)
なので極力人類抜きで考えたいものですが・・。

結果としてどうなって行くかはなってみないと解らない。
としか言えないのでしょうか。
人間の体の中の構造すらはっきり解っていないですし、
生命全体を語ると憶測だらけになり
人間の「知識、興味の有る方向に都合良く想像する心理」
が自然に前面に押し出され
そこを補う形で意見交換がされるのでしょうか。
私のこの質問文しかり。ですが。

うーん。 漠然とした質問過ぎたのかもしれませんね。
色々考えさせられます。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/11/18 10:13

人間が現にやっていることというのは回答にならないのでしょうか。

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この回答へのお礼

そうなんですよね。
質問文書いていて終盤ふと思ったのですが、
あえて文明を持っている者は除外とさせて頂きました。

将来どんな生態系になるのか知りたくて。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/11/18 09:59

>偶然優れた能力を持つ者が繁栄する



それは、「進化とは優れた種を生み出すプロセス」という、古典的な考え方です。
現在では、「進化とは生態系の多様化による適応&恒常性の発達のプロセス」と考えられています。

食物連鎖のピラミッドの下の方の生物は、上の方の捕食者がいなくても困りません(助かりはしても)が、上の生物は、下の生物がいないと生きていけません。
すなわち、「人類」は、完結した生命ではないのです。

地球上の生態系の本質は、日光によって励起された化合物の合成(光合成=植物)と分解(消化=動物)の連鎖反応です。
植物が成長(合成)するためには、二酸化炭素と水、窒素などの、化合反応の材料が必要であり、動物抜きの分解(紫外線による分解や大気中の酸素による酸化)より、動物による能動的摂食と生化学反応的酸化による、高速の分解の方が、有効なのです。

生命の進化とは、いかなる“強い種”の創出でもなく、地球に降り注ぐ日光が輻射によって再び宇宙に還って行くプロセスに於ける、生態系としての多様化=地球上の熱容量(物質循環量と速度)の増大だと言えるのです。

生物は、エントロピー増大に抵抗して、成長したり、増殖したりして、エントロピー減少しているように見えます。
しかしそれは、生物にしても、社会的な要素にしても、「開放系」だからです。
生物は、自分のエントロピー増大を新陳代謝するために、環境のエントロピーの低い物(食物、燃料)のエントロピーを増大させて放出(排便、廃棄)する事で、環境も含むトータルな閉鎖系におけるエントロピー増大を加速しています。

それでも、生態系全体の進化は、エントロピー減少だと言えますが、それも太陽の核融合というエントロピー増大の一環である、「日射>光合成>摂食>消化>酸化>輻射」という一時的な地上の熱滞留としての、開放系ゆえのもので、結果的にはエントロピー増大を加速するものです。
先にあるのは太陽光=植物による光合成であり、動物はその有機物の分解を加速して植物の光合成の原料にする(物質循環の加速)ための寄生的な存在に過ぎないのです。
(人の免疫力に打ち勝てるO157より、皮膚に無数にいる常在菌の方が繁栄しています)
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この回答へのお礼

半分理解できて半分理解できない難しい内容で、
なんとなく仰る生態系の構造は解る気がします。

>現在では、「進化とは生態系の多様化による
>適応&恒常性の発達のプロセス」と考えられています。
私はこの意味もまだ正しくは理解できていないと思いますが
被捕食者が進化しなくても、
生態系として安定できる範囲で
他の捕食者より優れた能力を獲得した者が生き残り
優れていない捕食者が自然淘汰される。
そうした事から、能力の進化と退化は起こり
固体の能力は進化して行く事になると思うのですが…

何か話しが基礎的な方向に固まっている様な…
捕食者側の中での弱肉強食で「能力が発達する」事は
ないと言えるのでしょうか?
うーん…。

お礼日時:2011/11/18 09:58

第一に、そのように捕食者が特殊な能力を進化させる必要が分かりません。


捕食者が進化するのは、被捕食者が進化した場合であり、被捕食者が進化するのは、捕食者が進化した場合です(共進化)。
そして、そのような特殊な能力を備えるのは時間とエネルギーを要する負担増であり、無制限に共進化する事はありません。
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この回答へのお礼

イクチオステガが地上に上がって4億年。

コウモリの超音波 クジラなどの地磁気
オオカミの微弱電磁波感知 電気ウナギの電流
ホタルや深海生物などの発光能力 
イルカのような衝撃波を利用した狩り
赤外線を感知できる爬虫類 紫外線を可視する昆虫

と色々生物は能力を獲得して来ましたよね。
10億年後ともなれば私は大して特別な事とは思いません。

偶然優れた能力を持つ者が繁栄する。
そうして生命は進化して来ましたよね。
その為に雌雄が存在するのではないのでしょうか?

お礼日時:2011/11/18 02:23

捕食者と被捕食者との関係は、そもそも動物対植物の分化から始まっています。

植物は光合成しますから安定した被捕食者ですが、動物の方は不安定です。肉食と草食の違いは動物を捕食するか、植物を捕食するかの違いにすぎませんので、実はたいしたことではないのです。爬虫類/恐竜/鳥類の進化をみると、肉食が草食になったり、草食が肉食になったりすることは珍しくありませんでした。哺乳類でもパンダみたいなのがあります。人でも完全ベジタリアンとかいますし、10万年ぐらい彼らの家系が続けば遺伝的に変化すると思います。
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この回答へのお礼

という事は、捕食者がエサ不足に突き当たれば雑食として
植物を食う比較的平和な生命になり、
その中でそれを襲う肉食動物が分化して現れる など
そうした方向で整って行くのでしょうか。

ご回答ありがとうございます。
色々考えさせられます。

お礼日時:2011/11/17 22:54

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