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よく歌手を評価する言葉で「高音に伸びがある」とか聞きますけど、
具体的にどういう状態のことをいうのでしょうか?

よろしくおねがいいたします。

A 回答 (2件)

ボーカルに伸びがあるのいうのは、声に伸びがあるということですよね。



声というのは、高音になるにつれてその音をカーンと正確に当てて響かせることが難しくなります。
ピアノでも何の楽器でも低い音の方が大きくて柔らかく響きますよね。

高音を出すときは、体やのども緊張して硬くなってしまいがちなのですが、そこを力を抜いて低音と同じように、むしろそれよりも大きく柔らかく響かせることができたときに「高音に伸びがありますね」と表現します。余裕の感じられる声とも言っても良いと思います。

また、歌というのは、たいがいがサビに音のピークが来るようになっています。サビというのは、歌の中で最も盛り上がるところですよね。高音は、声が硬くなって声量も小さくなりがちですが、この高音(=サビ)をふくよかな声で盛り上げることはボーカルにとってとても大事なことであり、歌の良し悪しに大きく関わります。

日本ポップス歌手よりも、外国のオペラ歌手のテノールやソプラノの何人かを聞き比べるとわかりやすいと思いますよ。
高音は柔らかく明るい声、低音は落ち着きながらも包み込むような甘い声を出せると好まれます。
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この回答へのお礼

とても詳しく教えていただきありがとうございます!
声楽的な知識ともからめて、うまく理解することができました。^^

お礼日時:2011/12/27 16:27

実際は「高温を伸ばすことができる」なんだと思います。



歌手にはいろいろなタイプがいて、魅力は様々ですが、なかでも高い音がきれいに出せてかすれたりすることなく長く伸ばせるような人を評して「高音に伸びがある」みたいに言いますね。ビブラートがきれいだったりするときもそんなふうに言いますね。

本当は本人の能力なのにそうではないような言い回しは例えば野球にもあって
「珠に伸びがある」なんて言い方をします。
伸びがあるのはボールの手柄ではなくて、投手がきっちりとボールにバックスピンをかける投げ方をしているからそういう現象が起きるんですけどね。
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この回答へのお礼

分かりやすく譬え話まで用いていただいて教えていただきありがとうございます。
でも熱いお湯は伸ばせませんよ(笑)

お礼日時:2011/12/27 16:22

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