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 若い人ほど死ぬことを恐れ、歳を取るほど満足したから?かどうか分かりませんが

 怖いと思う人が少ないそうですが何故なのでしょうか?


 個人的にはカウントダウンに入っている方が恐ろしと思うのですが
 
 いわゆる「お迎え」っていうものがあるので、宗教的な要因もあるのでしょうか?

A 回答 (14件中1~10件)

Q/怖いと思う人が少ないそうですが何故なのでしょうか?宗教的な要因もあるのでしょうか?



A/日本の場合はそうかもしれませんね。
宗教観や倫理観の問題ですね。人が生きる意味は、人によって様々ですが、一つ共通に言えることがあるとすれば、苦しむことを嫌うということです。その逆に楽をしたいという感情もあるでしょう。そして、遺伝的には、次の性を残すことが目的です。

この苦楽と子孫のいずれかが満たされていくと、死を恐れる感情は徐々に抑えられるはずです。

もっと、分かりやすく言えば、親は子供が出来れば、子が死ぬなら自分の命を捧げる覚悟をするケースもあります。人生の目標が親であり、親として子供を育て上げることに目標があるなら、その人の人生は、満たされたことになり、少なくとも一つの大きな未練はなくなります。それは、死しても自分の子孫が残るということで果たされるからです。

苦と楽というのは、子供の頃に死を恐れることにも影響します。苦しみには仏教では四苦八苦というものがあり、生老病死に生きる上で必ず1度は味わうであろう、愛する人と別れる苦しみ、恨んでいる人や憎しみを抱くような相手と会う苦しみ、求めるものを欲する苦しみ(それが手に入らない苦しみ)、精神的な苦しみの4つを加えた8つの苦しみがあるのです。

死ぬ苦しみが、怖いのは年老いても実際には同じですが、子供の場合は、精神的な苦しみが少なく、憎しみを抱くことも普通に育てられていれば少ないはずです。さらに、愛する人が近くにいることも多く、別れる機会も少ないはずです。それに対して、漠然として理解できないのが死の苦しみです。

生きる苦しみは、病気をしたとき、人生において一人立ちをしたとき、生活を自分で設計したとき、子供が生まれ家族が出来たときと順番に、大きくなります。それらは、全てが苦しみではありませんが、生きていることの苦が、死の苦に勝っていけば、自分から死を選ぶようにもなります。

人の喜びや悲しみ、苦しみや、楽しみは人によって様々ありますが、その人にとってほぼ苦と楽は正反対の価値です。楽が10なら苦は-10なのです。ただ、人は慣れる生き物です。そのため、最初は楽が10でも次に同じ楽を味わっても、9に感じます。苦も不条理でなければ同じことですが、楽しか味わっていない人は、それを理解できないため、苦が緩和される前に、諦めてしまい社会に苦ばかりがあるように感じるようになります。
生まれたときから、一定の楽を味わえば、たいていの場合、年齢があがるにつれて、死は怖くなくなるでしょう。
何故なら、死に対する苦しみより、社会の苦しみの方が現実的で、恐ろしいからです。


最初から、死に直面するような社会に産まれ、育っていくと死を重んじるようになり、恐れるまではいかないでしょうが、死の価値を誇大に見るようになります。まあ、よい方向で教育されれば、最後まで生き抜いて、死の苦しみが少ない社会を目指すかもしれません。悪い方向で教育されれば、テロリズムに走り、自分の死を選ぶときに、多くの敵を一緒に巻き込むでしょう。

人の喜びは、価値のある物を手に入れたとき、人に評価されたとき、そしてそれらを合わせて自分の好きなことを好きなだけ出来るときなどに生まれます。死に対する感情は、その教育と幼児期からの育ちによってある程度は決まります。ある方法での死を喜びと錯覚させるように教えられれば、死は恐怖ではなくなるでしょう。
また、社会が苦しみの固まりだと感じれば、死は怖くなります。そして、一番よい死の苦しみを和らげる方法は、目標の幸せを手にして、幸せを一定程度勝ち取ることです。苦をある程度受け入れ生きることが、死を安らかに迎える方法かもしれません。
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死は、誰にでも同じ喪失をもたらすのではない。


死によって失われるものの大きさは、若い時の方が大きい。
生きる事によって成し遂げられるものの大きさは、老いるに
つれて余命も能力も減る=死によって失われるものが小さく
なるのだ。
生きていても何もできないのなら、死んでも惜しくないと思い
至るのも当然である。
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「若い人ほど死ぬことを恐れ、歳を取るほど怖いと思う人が少ない」ということが、どのようなデータなのかを調べる必要があると思います。


ここに40歳代、50歳代、60歳代、70歳代の全国の男女792名を2003年10月24日~11月5日に調査した結果が掲載されています。
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi/report …
39歳までの人は調査の対象になっていません。は84.5%が既婚者です。
この調査の若い人は40~59歳で、家族のいる人です。
この調査では、
「死ぬことが恐い」と思う、どちらかと言えばそう思う人が合計で、
40~49歳 54,5%
50~59歳 49.2%
60~69歳 34.7%
70~79歳 30.0%
となっています。 
死ぬことを怖いと思う人は、歳をとっている方が多いです。
子供などの家族を抱えている場合に、40歳代、50歳代が死を怖いと思うかもしれません。
70歳代で「残された家族が経済的に困るのではないか」「残された家族が精神的に立ち直れるか」を心配している人は明らかに少ないです。
 
どんな最期が理想だと思うかへの回答では、「心筋梗塞などで、ある日突然死ぬ」が64.6%、死期が近いとしたら不安や心配なことは何かへの回答では、「病気が悪化するにつれ、痛みや苦しみがあるのではないか」が56.2%です。
日本の状況では死亡年齢は70歳以上が多く、死亡状況を実際に見聞きして知っているのは60歳以上で、60歳以下は葬儀に参列することがあっても、死亡や死に至る病床の実際の状況は知らず、知らないから想像だけで、死に至る苦痛などを不安を感じることが多いのかもしれません。
 
死の恐れの意識を被説明変数とする重回帰分析の結果は、
男:(1)病気が悪化するにつれ、痛みや苦しみがあるのではないか、(2)自分が死ぬと、自分はどうなるのか、どこへ行くのか、(3)残された家族が経済的に困るのではないか
女:(1)自分が死ぬと、自分はどうなるのか、どこへ行くのか、(2)家族や親友と別れなければならない、(3)残された家族が精神的に立ち直れるか
だそうです。
女の「自分が死ぬと、自分はどうなるのか、どこへ行くのか」という不安がなんなのか、私にはよくわかりません。「死後どうなるか分からないのは不安だ」という人、ややそう思う人は、男女合計で27.8%しかいませんから、死を恐れる女の中ではずいぶんと大きな要素になっているようです。 こういう理由なら、年齢にかかわらず死を恐れそうな気がします。
その他の重回帰分析の結果は、40~59歳までの人の方が死を恐れる結果になる原因になっていると思います。
 
日本の高齢者では、死の恐怖は、死そのものよりも、死ぬ際の苦しみの想起で引き起こされているとの調査もあるそうですから、死亡前に苦しむことはないと安心できれば、死を恐れる人はさらに少なくなるでしょう。
 
39歳までのもっと若い人や独身者がどの程度死を恐れているのか、40歳以上の人よりも、死を恐れる人が多いのか、少ないのかは、データも、分析結果も見当たらないので、わかりません。
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簡単だよ。


まだ死にたくない。
こういう負の感情が減少し、死がより現実に近くなるからだ。
すなわち死は、そもそも恐れる必要がない。
最終的にはそうなり、往生できる。
ちなみに、死に直面する自身を愛する者がいないほど、死は怖くないだろうな。
愛する者がいると言うならば、失うものがあるからだ。
死を恐れるならば、それは誰かが君を愛している証拠だ。
こういうありがたい話をすると、頑張って生きていきたいと思うだろう。
しかしそのようなゴルゴムの野望は仮面ライダーたる私がくじく。
君の場合は、愛された事がないから、愛を知るまでは死にきれないと考えるのだよ。
それは主に、君のオチンポを受け入れてくれる女性の存在を指す。
しかしだ、そんなお姉さまがいなくても君は愛されてこの世に迎え入れられた。
それに気が付けばいつ死んでもいいとなる。
失うものがあっても、なを、死を望むのだ。
このようなゴルゴムの論理は、君が生きる事に逆らっているからだよ。
実は死にたいが、それが怖いんだろ。
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   50代半ですが40代までは死と言う事は殆んど考えませんでしたが50代に入って病気をしたり


   同世代のタレントさんが亡くなりするのを見聞きすると、死が少し現実みを帯びてきますね
   20代の時は頭ではいつか死ぬと判っていても現実みがなかったですからね。



   この世に生を受けた時、いた人達は、年を取る頃にはもう殆んどこの世には居ない訳ですから
   それを考えるとあまり怖くないというは思いますね、まあ~自然の摂理ですから仕方ないですね。

   死ぬ時の苦痛はあるでしょうが。。どうにも成らない事を悩んでも仕方ないです。

   
   宗教感は個人差だと思います。


   
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抱えている「切実な思い」というのが、多ければ多いほど死は怖いでしょうし、少ないと怖くないのでしょうか?



もちろん、宗教的な要因もあると思います。
「一生に一度は、ここを訪れる」とかね。
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数多くの様々な人の死に際に立ち会い、数えきれないほどの葬式に参列した経験からですが


死は避けようがない、100%確実なものです。
だが、若いうちは100%ということが実感できないものです。
100%確実ということが実感できれば、自然と怖くなくなります。
諦めがつく、ということです。
誰でもいつかは味わう、宗教以前の体験学習的結果みたいなもんです。

地震の予知にしたって、70%などと言っているから不安になるのでしょう。
100%来ると言ってしまえば怖くなくなります。
漠然とした不安を抱えたままではなく、備えをどうするかといった具体的な事に入っていける訳です。
死への対処も同じようなものでしょう。
怖いからできるだけ遠ざけたいという思いから
避けられないから、できるだけの事をしておこう、準備もしておこう・・・といった気持ちになってきます。
死への深い実感が、逆に前向きに生きようとする心をもたらすようです。
自然とそうせざるを得ないといった感じでもありますが・・・
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覚悟。



死を受け入れる強さっつうのかい?
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恐れ、恐怖という感情は未知・不知から来ることが多いものなんです。



同じ一人の人間で、若い時と、歳をとった時とを比較すれば、歳をとった時の方が死、あるいは人生に関する知見は増えるものです。未知・不知が減っただけ、達観できるようになるのではないでしょうか。

他人同士を比較する場合は、個人差が大きいのですから、20代で達観する人もおれば、思索することなく馬齢をかさねて、晩年になって、崖っぷちがせまっていることに気づき、藁をも掴むように、宗教に縋る人も多いです。

宗教に縋ったとしても、死の恐怖を霧消できる程になるには、何十年かの過酷な修行が必要でしょうけど、、、。
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肉体の老化が生への執着を徐々に弱めていきます。



   生殖機能が失われると異性への興味も薄れます。
   体力減少で疲れやすく何かにつけおっくうになります。

精神面でも、いろんな経験や刺激に遭遇しているので、
更なるものに興味がわかないし、気力もありません。

その反面自己のルーツに関心が強まったり、先祖が
おわすと思いたいあの世に対する恐れが薄まっていきます。

と言う次第で、宗教心とは無関係に安らかな気持ちで
お迎えを待つ心境に到達していくのだと思います。
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