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 自宅の庭に仕事で使う為の車庫兼倉庫を建てようと思っています。
昨年法人登記して、会社所在地=自宅となっており、名義は社長個人となっています。

完全に事業で使う目的なので建設費用や維持費は経費で落としたいと思っていますが、
この場合の倉庫を登記する名義は会社にしないとダメでしょうか?

会社で登記しても良いのですが、個人の方がローンが組みやすいような気もするし
会社もいつまで続けられるかわからないので後に廃業した場合の名義変更の事を考えると
最初から個人名義の方がいいと思うのですが
お詳しい方、アドバイスをお願いいたします。

A 回答 (1件)

一般的な事を書かせてもらいます。



まず、倉庫を建てようとするはどちらの立場でお考えですか?法人側?個人側?

まだ倉庫を建ててなくて、建築費にかかった建物はどちらで所有するのかで、その後の会計処理が変わってきます。

>完全に事業で使う目的なので建設費用や維持費は経費で落としたいと思っていますが、
そうおっしゃっているのであれば、会社が建てたものという事になり、いきなり経費で一括計上されるのではなく、倉庫として法人の資産に計上されます。
そこから減価償却を通じて費用にしていきます。

法人で建てたとすると法人の持ち物なので当然、法人に固定資産税がかかってきます。
すなわち、法人の倉庫として登記しなければなりません。

また自宅の庭と言っておられるので、建物は法人が建てて、土地を個人から借りるという地代家賃(賃料)も発生していきます。
この場合、賃料を個人側に支払うという契約をすれば、賃貸借契約書を作成し、書面で賃料の額を決めておかなければなりません。
(すぐに賃料の取り決めが無くてもいずれは税務署側から是正させられる事になると思います。)
法人側の経費で落そうとするなら、これが一般的な処理です。

しかし、倉庫は個人で建てて、法人に貸し出すという形態をすれば、賃料(建物+土地)の賃貸借契約書を作成するだけよいです。
もちろん、倉庫は個人名義で登記します。
この場合においても個人は法人に貸しているわけですから所得が発生し、確定申告が必要になります。
このとき不動産事業を営んでいる申告を税務署側に申請しなければなりません。
(上記の法人が建てる場合においても個人で所得が発生したら同様の手続きが必要です。)

ローンに関しては金融機関が決める事なので何とも申し上げられませんが、
個人事業でそれほど規模の大きい事業でなければ質問者さんのおっしゃる通り個人が倉庫を建てて法人に倉庫を貸し出す形態で、個人名義にしておくのが良いと思われます。
(その場合の建築費は法人側ではありません、個人の不動産事業の資産という事になります。)
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この回答へのお礼

 とてもわかりやすくご回答いただき、ありがとうございました。
こちらの回答を参考に、個人で建てて法人に賃貸という形にしたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/04/23 11:13

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