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正月に神社から頂いた榊を神棚に祀っています。
3~4月頃まで元気で、新芽が出た木(枝を切って分けたもの。うまく言葉が出てきませんが)もあったのですが、GW前頃から葉っぱが茶色く変色し、とうとう枯れてしまいました。
ところが、枯れたのは新芽が出た木だけで、新芽が出なかったものは未だに元気です。
同じ榊立てに入れていたものなので、同じように手入れ(毎朝の水替え+茎のぬめり取り)をしていたのですが、どうして差がついたのでしょうか?
新芽が出た後、何らかのケアを怠ったことが関係しているとしか思えず、質問しました。
養分不足か何かでしょうか?今後新芽が出た時の参考にしたいので、新芽が出た後のケアについて教えてください。

A 回答 (1件)

こんにちは。


横道から入りますが、意外と知られていませんが、新緑の季節と云うのは「落ち葉」の季節でもあります。
なぜかというと、榊をはじめ常緑広葉樹の大半は、新芽が出て、それがある程度成長すると、古い葉を落とすのです。
ご相談のように、新芽が出ると古い葉を落とすのは自然の摂理です。
木についたままの枝であれば、そのまま生長し夏前には普通の葉になります。
ただ、枝から切られて、古い葉の光合成があるとはいえただの水だけで新芽を出し、多量のエネルギーを使ったため枯れてしまったのだと思います。

さらに言うと、冬場の常緑広葉樹は落葉樹ほどではないにしろ、ほかの季節のように活発な生育や活動をしていません。冬を乗り切るために新陳代謝が少ない一種の休眠状態になっています。
そういうときに切り取って、さほど暑くないところで管理すれば、活動が活発でない分「長持ちする」ということになります。また、頻繁に水を代えてあげたおかげで、雑菌の繁殖も抑えられよく持ったのでしょう。
さすがに気温が上がり、水の中の雑菌も活発に活動するようにないますので、見た目水はきれいでも、榊の切り口やその周辺では冬よりも大量の雑菌が活動しています。
切り口に雑菌が繁殖し、その周辺を腐らせたり、水の吸い上げを阻害したりすることによっても、切花類は枯れてしまうのです。切り口をある程度切り戻すことで、多少は持ちが良くなりますが、徐々に短くなってしまいます。
新芽が出たものは枝先に近い比較的軟弱な茎のもので、雑菌にも弱かったのでしょう。
新芽が出なかったものが元気なのは、割合茎のしっかりしたもので、新芽になる部分がなかったため、葉が落ちず、古い葉で光合成で来ているおかげです。

最後に、新芽が出てそれが前の葉と同じになるには、切り取った枝では一般人ができる範囲では不可能です。
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この回答へのお礼

そうか、新芽が普通の葉になる為のエネルギーが足らなかったのですね。
一般人では不可能、とのことですが、来年は殺菌したり養分を足すなど、色々試してみたいと思います。
丁寧な回答、ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/12 15:29

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