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番茶が飲みたくてスーパーに行ったのですが、ほうじ茶しかありませんでした。私は番茶の栄養が欲しくて買いに行きました。ほうじ茶と番茶の栄養が同じであれば買おうかと思っているのですが、栄養に違いはあるのでしょうか?

A 回答 (5件)

静岡のお茶専門店様向けの問屋をやっています。


ちなみに、茶審査技術の4段を持っていますし、日本茶インストラクターの資格も持っておりますので、他の方よりも専門的な事がお答えできるかと思います。

さて番茶の栄養が欲しいということでしたが、結論としては普通の煎茶をお買い求めになられたらいかがでしょうか。

まず他の方が書いたように、ほうじ茶は茶葉を入って作るので、成分的にはタンニンやカフェインが少ないといわれています。
それはタンニンはその工程で甘味に変化するからですし、カフェインは蒸発するからです。
カテキンはあまり変化は無いようですね。

ところで、番茶の定義は結構あいまいです。
通常は安いお茶が番茶という事になりますが、その基準はありません。
京番茶、檜山番茶など地方によっては独特の製法で作ったお茶を番茶といっている場合もあります。
例えば京番茶などは僕あたりからするとほうじ茶のような味とイメージですし。

さて、質問者様が栄養をということですが、まず番茶と煎茶はともに茶葉なので、栄養成分的には基本は変わりません。
ただ、高いお茶ほど旨味成分のアミノ酸系のテアニンなどが多く、下のお茶ほど苦味成分のタンニンカテキン、繊維質が多いです。

問題なのが栄養成分表な度を出す方も多いのですが、それはあくまで茶葉を調べた値で、急須から抽出した値の物は少ないのが現状です。
で、何が言いたいかというと、安いお茶ほど茶葉が硬く成分が出にくいということです。
そのため、同じ成分を持っていても高いお茶の方が飲むという事に限れば栄養素は高いわけです。
さて、そこで栄養をと言う事でしたら、提案として葉1番茶の安い方のお茶を買われたらどうかということです。
お茶は1番茶→2番茶→3番茶→終番茶と安くなって生きますがそれにおおじて葉が硬くなってきます。
もちろんその中でも高いお茶を買えば、高いお茶ほど新芽の小さい葉が柔らかいものからできているので良いのですが、その分量も取れないので高くなります。
で、1番茶の広範に出来たお茶ならまだ葉が柔らかくお安めです。
通常お茶の専門店さんで100g500円ぐらいのお茶でしたら1番茶の後半のお茶で、水色も碧に出て成分もちゃんと出るお茶です。
スーパーさんなどではほとんどのお茶が、食品卸商社などが入る分、品質を落とした物が販売されている現状です。
良心的なスーパーさんでは100g600円ぐらいでしょう。

また栄養をと言う事でしたら、暑いお湯で濃いお茶を作られた方が成分が沢山出ます。
美味しいお茶というのと、逆な入れ方になります。
僕的な美味しくて成分がある程度出る入れ方のお勧めは、茶葉は4g程度(小さいおさじに一杯)に、ポットから直接お湯を入れる(沸かしたての熱湯では熱い。まあ90℃ぐらい)。
急須を揺らしながら入れて、茶葉を揺する事によって濃く入れる。
時間を置いても濃くなりますが、その方が茶葉も成分も酸化して黄色になり、美味くないです。(お湯がそこそこ熱いため)
2回ぐらいで茶葉を変える。
3回目ぐらいで茶葉の成分はできるので、まあよくもって3回で茶葉を変えましょう。
また使いかけの茶葉を置いておくと酸化劣化していくので、時間がたって色が変わった茶葉
は変えましょう。
水出しにする場合は、最初にお湯を注して茶葉を膨らませ、その後に水ですが、お湯で出すより成分は出ません。
成分ということであれば、お湯で入れて氷で急冷するしかありません。
冷蔵庫では時間が掛かり、その間に酸化劣化します。

また、良く粉末茶は成分がすべて取れるから体にいいという方がいますが、1回の使用量が急須で使う10分の1以下で、しかもその溶け出す割合は普通に茶葉で入れたものと変わらないそうです。
また価格も加工費が加わって結構高いので、健康のためにでしたら粉末茶よりも普通にお茶を入れて飲まれた方が財布にも体にも優しいですよ。
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番茶


http://www.nutritional.jp/meal/1799.html

ほうじ茶
http://www.nutritional.jp/meal/1800.html

含有物質の種類が違うので単純にどちらが栄養が高い、というのは言い切れません。
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同じではないです。

ほうじ茶は緑茶に比べて、カフェインとカテキン、タンニンが少ないです。

少ない事で利点もあります。胃への負担がすくないとか、食事と一緒に取る場合、鉄分の吸収を邪魔しない、など。
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ほうじることで苦味成分のタンニンが壊れ、渋味や苦味が抑えられるので、カテキンの成分はなくなります。


なので栄養成分はなくなります、そのために病院での入院ではは薬を飲むための水がわりにほうじ茶が多い。、
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番茶を焙(ほう)じたものを焙じ茶(ほうじ茶)といいます。



従って、番茶と焙じ茶は元になる茶葉は同じですから、お茶としての成分は殆んど変わりません。
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