dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

77歳になる父親の事で質問します。昨年4月のPET検査で右の肺に癌が見つかりました。
初期発見(ステージ0期)であり上葉を摘出して、手術は成功。通常の生活を送っていました。
今年の7月に入り胸の痛みを感じたため、検査してもらうと、肺水が溜まっていることが判明。
また、2cm位の白い影がCTで見つかり、医者には「播種」と言われました。水を抜いた管から抗癌剤を投与して、退院し3週間が経ちます。自宅では痛み止めのオキシコンチン5mgを8時間を服用していますが、食欲もなく日々弱っていきます。
癌に対して無知である私もネットで「播種」「胸水」で検索すると癌の進行はステージIIIbで余命も少ないと知りました。
ただ、医者の説明では、余命の話などなく抗癌剤で延命できるかと期待もしています。
管から投与した抗癌剤の効きめ(27日にCT検査予定)で今後の治療方針を決めていくのかとも思われますが、この時点で、家族に余命の話をしない、医者に対して不信感も抱いてしまいます。
父も、治療に関しては、意欲的なのに何も治療しないで、自宅で弱っていくのは耐えれません。
そこで質問です。
現状の治療方法(周期的に抗癌剤を投与)しかないのですか、また自宅治療でいいのですか。
兄弟が遠方のため母親一人で対応しています。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

大変心配なことでしょう。

お気持ちお察しします。
いくつかのことを申し上げますが、当方は医療関係者ではありませんので、そのつもりでお読みください。肺腺癌2Bの体験とそれにともなう学習にもとづいて申し上げます。

まず、わからないことがいくつかありますので、質問させてください。質問と同時に質問に関連した事柄を付け加えておきます。
●お父上の肺癌のタイプはなんでしょう?もし腺癌だった場合、遺伝子変異の検査はなさいましたか?変異があればゲフィニチブ(イレッサ)といった分子標的薬で延命が図れる可能性があります。悪性度の高い小細胞癌や大細胞癌の場合は、残念ながら打つ手はないと思ってください。この2つに比べて進行の遅い扁平上皮癌も結局は似たようなものです。小細胞癌と扁平上皮癌は喫煙率が下れば下るほど減ると言われており、治療法を模索するよりも禁煙を広げたほうが近道なのです。大細胞癌は症例が少ないですね。といったわけで、今1番研究が進んでいるのは腺癌です。ただし、研究が進んでいるからといって、治るようになったわけではありません。
●「播種」と医師が言った白い影は1ヵ所だけですか?何ヵ所かに散らばるから播種と言うのですが。それはともかく、「播種」とは胸膜播種のことだと思いますが、胸水からは癌細胞が見つかったのでしょうか。ただ、いずれにしろ、再発で胸膜播種ですから全身性になったわけで、化学療法が標準治療になります。胸水に癌細胞がない場合は、放射線も併用できるかもしれません。
●「水を抜いた管から抗癌剤を投与」とありますが本当ですか?抗がん剤の名前はなんでしょう?癌性胸膜炎に対応する癒着剤を入れたわけではないのですね?
●「医者の説明では、余命の話などなく」とありますが、患者側が積極的に聞かない限り、医師が自発的に余命の話をすることはありません。なおかつ、最初の抗がん剤の効果がわからない現状では、もし聞かれたとしても医師も答えようがないと思います。
●「現状の治療方法(周期的に抗癌剤を投与)」とありますが、すでに何回かの化学療法をやっているわけですね。多分2剤併用だと思いますが、抗がん剤は何を使っていますか?もし、シスプラチンを使っていれば、副作用の1番きつい抗がん剤なので、かなり体力を消耗します。ただ、抗がん剤の副作用のことを書かれていないような気がするのですが、「自宅で弱っていく」というのは副作用も含んでいるのでしょうか?
●「自宅治療でいいのですか」とありますが、化学療法だけなら、自宅から通院で行うのが普通になっています。お父上にはそれだけの体力があると医師が判断したということです。ご高齢で大変でしょうが、自宅から通えるなら動いたほうがいいですよ。高齢になって入院しますと、寝たきりになってしまう恐れがあります。そうなると、状況は非常に厳しくなります。

質問+補足である程度言いたいことがわかっていただけたと思いますが、いかがでしょうか。医師が何を言って何を言わなかったのか、お母上お一人の対応ということでうまく話せないことや聞き出せないことがたくさんあると推察します。そのためなんとも言いようのない面があるのですが、27日のCTの結果で進展があることでしょう。そこできちんとした治療方針をたてるのがまずは先決だと思います。

ただ、先ほども言いましたように、抗がん剤による化学療法が選択肢になることに変わりはないと思います。運がよければ、放射線も使えます。厳しい治療に耐え、延命を図ることは大いに可能です。そのためにも、体力を温存できるようにはからってあげてください。しかし、覚悟していただきたいこともあります。それは、抗がん剤で肺癌が治った例は1つもないということです。延命を図れたとしても、それほど長くは生きられないというのが本当のところです。
お母上もお一人でさぞやご不安なことでしょう。ご兄弟それぞれお忙しいことでしょうが、時にはご兄弟が交代で病院にご一緒し、勇気づけてあげてください。お父上もお母上もそれを1番望んでいらっしゃることでしょう。
乱筆乱文失礼いたしました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございます。
癌に対して無知とはいえ、事の重大さに気付かなかった事、最初の手術で成功したと安心しきっていた事に後悔しています。今から帰省し、明日の検査に立ち会いご回答いただいた内容について医者にしっかりと確認してきたいと思います。今からではどうにもならないかもしれませんが、病気を知り父親の苦しみを少しでも理解してあげたいと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/08/26 12:58

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!