親不孝…　自分の甘さと戦い、もう一度やり直したい

Question

こんにちは。
20歳、工学部の学生（男）です。
長くなりますが、話を聞いていただけたらと思います。

入学当初は、大学で好きな物理を極めたい、との志に燃えていました。
しかし、１年後期から、人間関係の問題でうつ状態に陥り、単位を落としました。
うつはどうにか克服できたので、その時点でこの悪い流れを食い止める事が
できていたら、まだマシだったと思います。

しかし、２年前期から、また自分自身の甘さ、弱さに負けてしまいました。

「今大学でやっていることが、何の役に立つのか、
どう社会につながるのかが全然分からない」

「数年後、自分は目を輝かせながら働いていられるのか。
それとも、ただ賃金を得て、生きるだめだけに、
身も心もすり減らして、会社のために働いているのか」

生まれて初めてのバイトがきっかけで、このような問いに毎日取りつかれ、
気が付けば、どツボにはまってしまいました。
未熟な私は、その答えを講義ではなく、課外活動に求めてしまいました。

名作と呼ばれる文学や哲学、自己啓発がメインの読書をはじめ、
国際交流、英語力強化、ボランティア活動、他の学部の講義への潜りなど…
本業とは何の関係も無い事に、うつつを抜かす日々が続きました。
それらから得た経験が、私の糧になった事は事実です。
しかし、やるべき事に必死になれず、やりたい事に逃げている状態で、
先ほどの問いの答えなんか、見つけられるはずもありませんでした。
こんな簡単な事に、どうして気づけなかったのでしょうか…。

その結果、（出席はしていたものの）講義には、ほとんど熱が入らなくなりました。
試験直前になっても勉強する気になれず、当然、結果も悲惨なものでした。
気が付けば、半年前と同じ過ちを犯し、必修単位をボロボロ落としていました。
留年こそどうにか免れたものの、大学の担任の先生や両親の、
私に対する信頼は、一気に崩れ落ちました。
私は、自分を応援してくれていた人達を、裏切ってしまいました。
どうしようもない親不孝者です。

成績も、恐らく下の中、または下の下まで落ち込みました。
小、中、高校時代と、今まで学年トップレベルの成績を維持してきただけに、
成績のガタ落ち、堕落ぶりは、余計に凄惨なものとなりました。
言うまでも無く、自業自得、身から出たさび、後悔先に立たず、です。
単位を取るだけなら簡単なのに、その最低ラインを超える事すら放棄した、
どうしようもない、くずな人間です。

大学受験、第一志望校に落ちた時よりも数倍ショックが大きい、
人生で一番の挫折と後悔を、いま骨に染みて味わっています。
ここまで落ちぶれたのは、言うまでも無く、全て自分自身のせいです。
今だけ楽しめればいい、という自分自身の甘さや弱さに負けて、
本業（＝やるべき事）以外の物事（＝やりたい事）に夢中になった、
その報いです。見通しが甘すぎました。
今までの私の人生の中で、紛れも無く最大の失敗です。

しかし、惨めに落ちぶれ、どん底に転げ落ちたからこそ、
ようやく見えてきた大切な物がありました。
自分の原点を示してくれた恩師に、この件を打ち明けたところ、
このようなお言葉を頂きました。

「大学では、頑張った事も、怠けた事も、
　高い利息が付いて、全部自分自身に跳ね返ってくる。
　自分の努力で、自分の人生を塗り替える事ができる。
　こんなに恵まれた、幸せな事は無い。
　自分で立てた問いの答えを見つけられるのは、お前自身だけだ。
　もう一回、ゼロからやり直してこい」

自分の情けなさ、不甲斐なさ、そして、こんな惨めな状態になってまで、
自分を思ってくれていた事への感謝で、涙が止まりませんでした。

もうこれ以上、自分を嫌いになりたくありません。
ここまで落ちぶれた以上、プライドも糞もありません。
物理が好きだった、高校時代の原点に戻ろう。
自分が選んだ学問に、好奇心と情熱を燃やし、
それを自分自身の武器にしていこう。
やるべき事を頑張ることは、自分自身のためでもあり、
自分を支えてくれる周りの人々のためでもあり、
結局は、社会のためにもつながるはずです。
そうなれば、前よりも少しは、まともな人間になれるはずです。

新しい気づきを得た今、ようやく立ち直る一歩を踏み出せたと思います。
成績不振のショック、自分や周囲への罪悪感は抜けきっていませんが、
こうして皆さんの前に自分の気持ちを文章化し、さらけ出したことで、
ある程度、気持ちに区切りをつける事ができたかと思います。

こんな私でも、再び自信をつけて、やり直す事ができるでしょうか？
自分を卑下せず、堂々と胸を張って生きていけるでしょうか？

人生の先輩である、皆さんの率直なアドバイス、お叱りを頂けたらと存じます。
長文をここまで読んで下さり、本当にありがとうございました。

ka28mi · Accepted Answer

４０過ぎの会社員です。

あえて厳しい意見を書かせていただきます。

「やり直したい」「やり直せるか」ではなく、「やり直す」。
「胸を張って生きていけるか」ではなく、「胸を張って生きていくには何が必要か」「どんな人を自分は立派だと思うのか」です。

したいことに熱中したことでプラスになったものも、実際にあったのでしょう？
それならば、プラスはプラス、マイナスはマイナスとして冷静に評価すべきです。過去を否定していては、結局何も学びません。

人間はいくつになろうと、昨日より今日、今日より明日、自分で自分を好きになることも、ひとつずつ賢くなることもできます。
そのために何が必要なのか、何を求めるのか、助言はできても、最後の答えは自分自身しか持っていません。
そのために実際に行動すること、これも自分自身しかできません。

そして、何よりも大事なのは、その結果や行動を認めて評価するのも自分なんです。
誰かに宣言してモチベーションをキープすることは、方法としてはアリですし、誰かに褒められれば嬉しいのも当然です。
でも、それに頼ってしまってはいけません。

仕事や勉強のように、客観的な成果を求められるものならば、他者の評価を基準にせざるをえないでしょう。
でも、自分自身のやり直しに、見ず知らずの他人の助言を求めていると、また迷ってしまいますよ。
質問者さまは、既にご自身をご存じの恩師から助言を得ているのでしょう？このうえ、何を求める事があるのでしょう。他人から「無理」と言われたら、諦めるのですか？
今は、助言を求める時ではなく、動く時です。

bxd88442 · Answer

社会つまり企業にはいっても
　挫折感をいだくと思う。
　本業の物理をいかせるの大学関係。
　大学では物理の基本的考えだけ。
　企業での研究はその基本にたっての応用。
　基礎学問だはないです。
　でも大学教育での基礎知識は必須条件。
　専門につくとも限りません。
　またあなたのいう本業以外の知識も
　経験にもとずかないと。
　単なるよんだ知識だけでは。
　現実問題で悩む。
　でもそういう考えがのちの人生に役立ちそうです。
　まずは単位。社会にもまれて。

kar-je · Answer

初めまして。会社員の２８歳（男）です。

質問を読ませて頂いて、私も同じような経験が過去あったので回答させて頂きました。
私の経歴です。

小学校、中学校と学年トップの成績で、そのまま推薦で進学校に入学。

→高校最初の試験で学年３位になるも、卒業時には下から数えたほうが早い悲惨なものに。
　　　偏差値でいえば２０～２５は落としました。　
　　
　　→内申点がかろうじてよかったので、某東京六大学へ指定校推薦で入学。
　　　ここまでなんとかなってきていたので、かなり考えが甘い人生になっていたと、今は思います…。

→大学入学も、２年次以降学校にほとんど行かなくなる。
　　　本当に考えが甘かったと、今では思います。昼夜逆転の生活で、遊びほうけていました。
　　
　　→３年次に留年。
　　　当然の結果です。この時初めて、自分の甘さを痛感しました。
　　　両親にもかなり迷惑をかけましたし、大学をやめて働くかとも言われましたが、
　　　けじめとして卒業はさせてほしいということで、謝罪をして大学に通い続けることに。
　
　　→５年かけて大学卒業。就職。現在に至る。

自分の話を長々としてしまい、すいませんでした。

私も周囲の期待はかなり裏切ってしまいました。久しぶりに会う友人には、
留年したんだって？お前も落ちぶれたなくらいのことは散々言われました。
本当に自分が嫌になった時期もありました。なんでこんな風になっちゃったんだろうと、
自問自答の毎日がありました。

私は、何の目的もなく大学に入学しました。大学在学中に、何かやりたいこと、
本気になれることが見つかるだろうという安易な考えでいたクチです。
でも、環境が変わると今まで興味がなかったことが、視点が変わって見えることで
非常に新鮮に思えたりします。知らなかった世界を知り、興味を持つことも
たくさんあると思います。私もそれが原因で学業をおろそかにし、結果留年という
最悪な結末を招いてしまったわけですが…。

貴方には『物理を極める』という原点があります。記述にある通り、原点に戻りやり直せるのは、
学生の今が一番いいときです。原点に戻って色々なことを見つめなおせば、
自ずと自分の本当にやりたいことも見えてくるのではないいでしょうか。

今までトップレベルの成績が落ちるというのは、貴方にとって辛いことかもしれませんが、
貴方は成績が落ちた原因を理解していますし、そういった辛い経験というのは、
これからの貴方にとって非常に大きな『糧』となります。自分もそうでしたが、
挫折や後悔をした後は、くよくよしていては何も始まりません。前を向いて先を見据え、
次のステップに自分が進めるチャンスだと考えて前進しましょう。

留年した私でも、今は社会人としてしっかり生活しいています。留年したことも
隠さずに話をしています。決して誇れることではありませんが、その経験があったから
今の自分があると思っています。私もかなりの親不孝者ですが、恩を返す、親孝行できるのは
今しかないと思い、毎日頑張っています。今できる一番の親孝行は、辛い経験を生かし、
一回り成長した自分を親に見せることではないでしょうか。

>こんな私でも、再び自信をつけて、やり直す事ができるでしょうか？
　自分を卑下せず、堂々と胸を張って生きていけるでしょうか？

貴方はこれからを生きていく人間です。過去は変えられないけど、未来は変えられます。
また、どんなに辛い経験、嫌な経験でも無駄な経験はないと私は思います。
貴方が見てきたもの、してきた経験を最大限に自分の糧にして、
胸を張って生きていって下さい。

若造が生意気言って申し訳ないです。
まとまらない文章ですが、少しでも参考になれば幸いです。長文失礼しました。

ririsakura · Answer

そこまで自分に厳しくできているなら、もう他人がこれ以上叱る事もないでしょう。

＞再び自信をつけて、やり直す事ができるでしょうか？

これは大丈夫。できます。
ただし、あなたが怠けなければ。
でももうそれは理解しているはずですから大丈夫ですよ。

けれど一つ覚えておいて欲しいのは、
「自身をつけてやりなおす」ことがイコール「誰かに認められる」ことにはならない、ということです。
例えば今からあなたが頑張ったとして、何年かしても周りは認めてくれないかもしれないし、就職も簡単には決まらないかもしれない。
けれどそこで腐らないことです。
頑張っても結果はすぐに出ませんから、結果が出ないことでふてくされるのだけは気をつけて下さい。
誰も評価してくれなくたって、自分は頑張るんだ！！と思って努力し続けること。
それができるなら、きっとそう遠くない未来に望んだものに近づけるはずです。

けどまあ、途中でサボった分を取り返すのは結構大変ですよ～覚悟して下さい！
私も、ある時期自分に対して甘くサボったことがありますが、それを取り返すのは大変だったな～
ほんと、死ぬかと思いましたよ（笑

親不孝… 自分の甘さと戦い、もう一度やり直したい

４０過ぎの会社員です。

社会つまり企業にはいっても

初めまして。

そこまで自分に厳しくできているなら、もう他人がこれ以上叱る事もないでしょう。

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