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私は足回り(サスペンション)のことが詳しくわかりませんので下記の通りに教えて頂けませんか?
今、トヨタ車(ラクティクなど)のSグレード(スポーティータイプ)に装備しているユーロサスペンションは優れた操縦安定性と乗り心地を両立していますといわれましたが、本当ですか?
このサスペンションはノーマル車より乗り心地が固いですか?また、スポーツ車より柔らかい?
例えば、子供がいるファミリーはスポーツタイプのサスペンション装備している車に乗ると車酔いしやすいですか?ノーマルタイプのサスペンション装備している車の方がベストですか?
教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

ラクティスは、日本とヨーロッパで販売されているモデルです。


現行モデルはスバルのエンジニアも開発に参画しているようですね。
日本とヨーロッパでは、使用する環境が異なりますから、使用状況にあった味付けにして販売されています。
ラクティスのSグレードのサスペンションはヨーロッパモデルに採用されている仕様で、バネレートが7~8%強くなっていたと思います。

http://autoprove.net/2011/01/3856.html

一般的なヨーロッパの使用条件に合わせたばねの強さになっていますから、ガチガチのサーキットユース仕様ではありません。
日本仕様でもヨーロッパ仕様でも、若い人から高齢者まで含めたできるだけ多くの方に満足してもらえるバネの硬さを選んでいますから、一般的な使用条件で不具合を感じることはないと思いますよ。
ヨーロッパでは日本に比べて平均速度が高いために、タイヤやサスペンションの受ける力が大きくなります。大きな力に対して弱いばねでは操縦性が不安定になりますから、一般的に日本より強いばねをサスペンションに使用します。
反対にアメリカ向けでは、日本よりも柔らかいバネを入れているモデルが多いです。
アメリカ人は細かい振動を嫌う傾向があります。

どちらの乗り心地が良いか?といわれれば、
使用状況と、運転者同乗者の好みの問題になります。

近距離の移動が多く、スピードも出さない、高速道路の使用も少ない、コーナー手前で減速するような使い方ならば、国内向けのサスペンションで良いと思います。
反対に、長距離の高速道路使用が多い、(ドイツのような使用条件)
コーナーもがんがん飛ばす(イタリアやフランスの使用条件)方でしたらヨーロッパ向けのサスペンションのほうが満足できるでしょう。
国内向けのほうが、路面からの振動や情報、騒音が伝わりにくくなっていますから、
室内で家族や友人との会話やコミュニケーションを大切にするのなら、柔らかいサスペンションが良いですし、高速道路での急ブレーキや危険回避では固めのサスペンションが有利な場合もあります。

ラクティス以外の日本車でもヨーロッパ向けは硬いバネを入れています。
マツダではデミオのスポルトなどがヨーロッパ向けの足回りを入れています。
トヨタではアベンシスというヨーロッパ向けのモデルもありますが、固めの足回りが災いしてか?
トヨタの店ではあまり売れないようですね。

車に酔う状態は、10Hz以下の振動(揺れ)が影響します。
船に酔うのと同じで、ゆっくりした揺れが車酔いを誘発します。

背の高い車では、ブレーキを踏んだときには前後に揺れやすく、コーナーでは左右に傾きやすくなります。(ロールするといいます)
地震の時も高層ビルでは大きく揺れるのと同じですね。
たて揺れや横揺れが大きいと、運転者は大丈夫でも同乗者は車酔いを起こしやすくなります。
固めのバネを入れれば、ブレーキングやコーナーでもバネが縮みにくいので揺れは小さくなります。
硬いバネのほうが車の揺れが小さくなるので、車酔い対策には有効です。
反面、低速度では路面の凹凸を拾いやすく乗り心地は低下します。

最近の観光バスなどは非常に座席や重心位置が高いのですが、あまり車酔いをしません。
これは、サスペンションのバネを電子制御して揺れを抑えているからです。

乗り心地がよく、操縦性も満足できて、車酔いしにくい車となると、
重心位置が低い車が一番です。
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この回答へのお礼

お回答頂いてどうもありがとうございます。
丁寧な分かりやすい回答を拝見致しました。いい参考になりました。
そうですね。
乗り心地の件ですが、アメリカとヨーロッパは乗り心地の違いの事が知らなかった。最初からアメリカでもヨーロッパでも日本より固いと思ったよ!(・・;)
私はやっぱりに日本仕様の方がいいだと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/10/04 10:21

>優れた操縦安定性と乗り心地を両立していますと言われましたが、本当ですか


乗り心地の犠牲を少なくして操縦安定性を向上させているので「両立」していると言えると思います。

>ノーマル車より乗り心地が固いですか?また、スポーツ車より柔らかい
若干は固くなりますが、乗り心地を犠牲にしない程度です。Sの上にスポーツというグレードが設定するとすればSより固いサスになると思います。

>車酔いしやすいですか
個人差がありますが、一般的にはサスが固くなると車酔いしにくくなります。

>ノーマルタイプのサスペンション装備している車の方がベストですか
一般的にはベストなので標準サスとなっているのです。Sは後輪ディスクも魅力ですが、購入するなら同乗者がある時は走行速度やハンドル操作に細心の注意を払う必要があると思います。

固いとか乗り心地は主観が入り評価が分かれます。参考に私の主観を、
・プリウス購入時に、欲しい装備がチューンドサス仕様にしか設定されていなく、標準でも固いと
感じていたので装備を諦め標準サス車にしました。
・サスを標準・ソフト・S(スポーツ)と切り替えできる車でSにしたら、路面の継ぎ目を拾ってしまうし、路面の僅かな凹凸も大きなショックになると解って標準に戻した。知人と運転交代したらSにしてしまい、この方が良いと標準に戻さない。後席に座っていたので路面の継ぎ目や凹凸のショックで極めて不快な状態だったが、運転する者には解らないようだ。

サスの切り替えができる車なら、1人乗車でSに、同乗者がある時は標準にとできますが、切り替えなしの車で、家族等の同乗者がある機会があるなら標準サスが良いと思います。もしSにするなら、同乗者に配慮した運転に心掛けると良いと思います。
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この回答へのお礼

お回答頂いてどうもありがとうございます。
分かりやすい回答を拝見致しました。
いい参考になりました。
そうですね。
同乗者の気持ちの問題ですね。
私は家族(子供がいる)がいるので同乗者に配慮して運転に心掛けたいから標準サス(ノーマル車)に選びます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/10/04 10:32

最初に、T社のユーロなんちゃらはほぼ眉唾ものです。


T社のお家芸ですが、それっぽく見せるのが天才的です。
大雑把に言うとスプリングとダンパーを少し硬くして初期値のゲインを上げる事で俊敏に反応するように見せかけてスポーティーさを演出しているだけです。
サスペンションの基礎となるボディーが捩れに対して剛性が低いところにいくらダンパーやスプリングのレートを上げても結局ボディーが捩れてしまい、サスペンションが設計通りの動きをしてくれなくなりますが、そんなことはお構いなしで雰囲気重視の設計です。

欧州車は大別してゲルマン系とラテン系に分かれてそれぞれサスペンションの味付けが大きく違います。
ゲルマン系はBMWに代表される硬めでカチッとした乗り心地ですが、強固なボディーを基礎にして足回りも固めてあります。反してラテン系はルノーに代表されるように猫足と呼ばれるストロークのあるしなやかな足回りです。
同じユーロ圏でもこんなに設計指向に差があります。
(日本ではそれを十束一絡げにしてユーロ(欧州)=硬い脚 と決めつけているだけ。)
共通して言える事には足回り(ボディー剛性も含めて)にはこれでもか!ってくらいお金をかけています。
反して日本車で足回りにお金をかけている車は数えるほどしかありません。というか、手抜きです。
何故か?
必要が無いからです。ユーザーニースが無い。それよりも見た目の内装やユーティリティーを優先してお金をかけています。
欧州に比較して日本は常用速度が極端に低いという事が大きく影響していそうです。
安全面でも然り。
酷い話がN社のジューク。
欧州仕様では、ローエンドでも4輪ディスクブレーキに横滑り防止装置が標準仕様ですが、国内仕様では後輪ドラムブレーキに横滑り防止装置はオプション設定すらなく、理由が「市場にニーズがないから」でした。

かなり脱線しちゃいましたが・・・。

結論としては、中途半端な車に硬い脚は逆効果。
かといってフワフワした足では車酔いしやすくなります。
※しなやかな足とフワフワした足は全く違います。

そういう意味では、国産車での狙い目はマツダ車。
最近のマツダ車の足は欧州でも評判が良いですから試乗して検討してみる価値はあると思いますよ。
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この回答へのお礼

お回答頂いてどうもありがとうございます。
サスの詳しいことを拝見致しました。
参考になりました。エーッ!マツダ車ですか!
うーん、私はマツダ車に興味ないのです。本当にすみません。一応、マツダ車に試乗してみます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/10/04 10:37

基本的に車のサスペンションは



「路面の感覚を伝えやすくすると、乗り心地が固くなる」

という問題があります。

路面の感覚は「ある方が"運転"するには有利」ですが、
あり過ぎるのも問題ですし、乗り心地も柔らかくし過ぎると
昔のアメリカ車みたいに「いつまでもフワフワ揺れっぱなし」
になって、むしろ酔いやすくなる・・・って問題もあります。

要は、どの辺で妥協するかって言う、設計者の判断なんです。

スポーティータイプのサスペンションは「運転者が運転しやすい」
ことを優先しており、通常は同乗者のことを全く考えてません。
ですので、トヨタの言う「ユーロサスペンション」は「少しは同乗者
のことを考えていますよ」というセッティングだ、というだけです。


車酔いし易いか、乗り心地が良く感じるかは、サスペンション
設計の問題もありますが、運転者の運転技術による部分が
かなりあります。運転とサスペンションが合う・合わないと
言う部分もありますので、乗り心地については、試乗しないと
判らない、としか言えません。
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この回答へのお礼

お回答頂いてどうもありがとうございます。
詳しい説明を拝見致しました。参考になりました。
そうですね。
乗り心地の問題については運転者に優先するか同乗者に優先するかと選択する必要ですね。
私は同乗者に優先し、心掛けて安心して運転したい気持ちがあるのでノーマル車に選択します。
又、試乗ないとわからないのでそれぞれの車に試乗しょうと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/10/04 10:48

好みの範疇で、自分のベストが他人のベストとは限りませんし、車酔いに関しても、それぞれの体質や慣れ・体調により異なります。


一般市販車に採用されているスポーツサスペンション・ユーロサスペンションって言っても、大層なものは使われてません(一部を除く)。
試乗してみるのが良いでしょうね。
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この回答へのお礼

お回答頂いてどうもありがとうございます。
そうですね。
試乗ないとわからないね。
はい、わかりました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/10/04 10:49

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