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どうにも日蓮宗関連さん(というよりも破門された方?)に良い縁がなく
日蓮さんにいい印象を持てません。

日蓮さんについて誤解を恐れず素人見解を言うと
・経典の解釈が他と違いすぎる(法華経以外意味なし?)
・自分が新しい時代の仏だと言い張る
・迫害されたら正義、という無茶苦茶な論法。
・他の宗教バッシングをし続けた人。
などなどという感想を持っています。

もちろん上記は無理やり若干の悪意とウィットを持って解釈したものではありますが、
他に情報が無いので何とも言えません。


そこで、質問です。
日蓮さんは何をした人なのですか?
それは人々の尊敬を集める内容だったのですか?
何をもって有名となり、生誕数百年後の今でも皆に拝められる程になったのですか?

出来れば客観性のある情報でお願いします。

※別に日蓮さんを貶めたい訳ではありません。
 正しい情報を持ちたいだけです。

A 回答 (3件)

日蓮宗の開祖


北条氏に処刑される瞬間刀に雷が落ちて助かる

ちなみに他教の批判は親鸞も行基も栄西も空海もしています
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

日蓮宗の開祖はわかるんですが、日蓮宗が世間に信仰されるに至った
過程を知りたいのです。
開くだけなら、誰でも出来る訳ですし、つまるところ
スパゲティモンスター教を開いたからって、後世に名を残すとは限らないですし。

あと雷が落ちて助かる、とかは後世の創作だと思っています。
政治的な絡みで助かる理由が存在して、それに神秘性を加えたのが
処刑の下りだと考えています。(客観性を考えると)
なので「何故処刑を免れるほどの影響力を持ったか」を知りたいのです。

他の宗教の批判については確かにそうですね。
というか誰だって、現状の体制に批判がなきゃ
八宗があるのにわざわざ新しい教えを開こうだなんて
アバンギャルドな事は考えない訳だし。

お礼日時:2012/09/16 21:26

創価学会 壮年部の者です。




>日蓮さんは何をした人なのですか?

■「何をした人」と言われれば色々とありますが、「これ」と言えるのは『出世の本懐』といって、末法万年まで流布される『南無妙法蓮華経』の御本尊を認め、後世に残した事です。これは、日蓮が出家し学僧としての目的である衆生救済を目的とした結論と言えるでしょう。


>それは人々の尊敬を集める内容だったのですか?

■半々でしょう。日蓮に帰依し、『南無妙法蓮華経』を本尊として題目を唱える者。逆に日蓮をあだみ、迫害を続ける者。どちらかといえば、後者の方が多いと思います。それは、『立正安国論』をもって鎌倉幕府を諌め、幕府と諸宗の僧等から様々な悪口、迫害を受けるからです。多くの人々は『幕府が歓迎しない者を善人』とは思わないでしょう。


>何をもって有名となり、生誕数百年後の今でも皆に拝められる程になったのですか?

■やはり『立正安国論』をもって鎌倉幕府を諌め、それにより様々な迫害を受けた事でしょう。そして、キチンとした教義・解釈を弟子に残した事により、何を持って諸宗の正邪を見極め『南無妙法蓮華経』の本尊を立てを流布する事を第一義とした事でしょう。これは、当時の世の中に本来の仏教の形が形骸化され、その誤った教えが世に広まる事により思想を乱し、環境さえも狂わせてしまう事を見出した日蓮の意思だといえるでしょう。


>・経典の解釈が他と違いすぎる(法華経以外意味なし?)

■「法華経以外意味が無い」という事ではなくて、釈尊自身、法華経を出世の本懐としていて、仏説の中で最高位に位置づけています。実際、『立正安国論』の中では法華経以外の経典を引いて、国に襲いかかる難を提示しています。


>・自分が新しい時代の仏だと言い張る

■「言い張る」というよりも、「法華経に照らしてどうか」という判断の元、『末法の法華経の行者』・『上行菩薩の再誕』という御立場を述べられています。


>・迫害されたら正義、という無茶苦茶な論法。

■「迫害されたら正義」という事ではありません。法華経には、『法華経を流布しようとすれば、必ず難が襲い掛かる』という事が書かれています。また、釈尊ですら当時迫害を受けています。


>・他の宗教バッシングをし続けた人。

■他宗をバッシングしたのではなく、『いい加減な解釈で、間違った法を広めるな。』と言ったのです。バッシングではありません。何故なら、佐渡流罪当時、各諸宗の僧との法論対決『塚原問答』がありましたが、日蓮の修学の深さにはおよびませんでした。本来であれば、日蓮の足元に膝ま付き、教えを請うべきなのは諸宗の僧等なのですから。これはバッシングではありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。


つまり、要約すると日蓮さんの素晴らしい点は
・立正安国論が凄い
・塚原問答でも圧勝だし凄い
・法華経をベスト経典と定めて、お題目を後世に伝えたのが凄い
という事で良いでしょうか。

もちろん他にも沢山魅力はあるのでしょうが、
自分の言葉には限界があるのでこれでひとまずこんなもんで。


お題目の設定は浄土宗と同様に「(言うだけで)簡単に救われる」という事で
民衆にわかりやすかった、という点で確かに素晴らしいと思います。
(日蓮さんの意図は別にあったとしても)

その上、立正安国論で予言みたいな事をしているのだから、確かに
聖人として世間から認められるのも自然だと思えてきました。

お礼日時:2012/09/16 23:07

No.2です。



>あと雷が落ちて助かる、とかは後世の創作だと思っています。
>政治的な絡みで助かる理由が存在して、それに神秘性を加えたのが
>処刑の下りだと考えています。(客観性を考えると)

No.1さんのお礼の欄に書かれている事について補足いたします。

これは、文永8年(1272年)9月12日の夜(正確には9月13日の未明)に、『竜の口の法難』という幕府による処刑(斬首刑)の時に起きた事です。日蓮大聖人の御書にある『種種御振舞御書』(日蓮大聖人御書全集 P.914)に次の記述があります。

『江のしまのかたより月のごとく・ひかりたる物まり(鞠)のやうにて辰巳のかたより戌亥のかたへ・ひかりわたる、十二日の夜のあけくれ人の面も・みえざりしが物のひかり月よ(夜)のやうにて人人の面もみなみゆ、太刀取り目くらみ・たふれ(倒れ)臥し兵共おぢ恐れ・けうさめて(醒めて)一町計りはせのき、或は馬より・をりて・かしこまり或は馬の上にて・うづくまれるもあり』

とあります。

もともと『竜の口の法難』は、鎌倉幕府が直接斬首刑を命じたものではなく、平左衛門尉(へいのさえもんのじょう)頼綱がたくらんだもので、9月12日の昼間に松葉ヶ谷の草庵に押し入り日蓮を捕らえ、そのまま夜に竜の口へと引き回し、殺そうとしたのです。『ひかりもの』のおかげで処刑は失敗し、平左衛門尉はやむなく依智(神奈川県厚木市)の本間六郎左衛門の屋敷に連れられ、その後、佐渡への流罪となるのです。

■先日、あるTV番組でこの『ひかりもの』の事がありました。そこでは雷の時に起きる『線光現象』と言われていましたが、現在でも定かではないようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

政治的な問題ではなく、何かの現象が起きたみたいですね。
それが科学的に解説出来るかはおいといて。

背景を認識違いしていたようです。
丁寧な解説、ありがとうございます。

お礼日時:2012/09/20 12:30

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