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以前から疑問に思っていたことなんですが、尖閣の所有者はもともと日本人なんですよね?
それを日本政府が買い取ったことに中国政府が腹を立てたわけですが、日本政府の買い取り有無にかかわらず、今まで通り中国は尖閣の所有を訴え続けていればいいのではないでしょうか?

今の中国は尖閣を買い取られたことに困って、あのような対応をする結果になったように思えるのですが…。

A 回答 (11件中1~10件)

国際法に基づいた然るべき措置 =領土領空侵犯されれば追い払う を繰り返すことです。

万一、中国が先に刀を抜けば、中国は国際社会から非難され、日本は国連安全保障理事会に提訴、決議され、中国が戦争行為を止めなければ、国連平和維持軍が中国を攻撃します。もちろん日本も戦いますが、アメリカの思うつぼですから、結果は明らかです。
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「今の中国は尖閣を買い取られたことに困って、あのような対応をする結果になったように思える」


→まさに、この通りだと思います。
まず、国有化のタイミングが悪かった。中国政府への説明(根回し)が十分ないままに、民主党政権が唐突に実行に移してしまったため、胡錦濤総書記の面子が潰されたことが要因でしょう。
中国指導部への了解を何らかの形で取り付ければ、今回の事態は避けられた筈です。

当時の民主党政府は、事前に中国政府へ「東京都=石原知事=右翼勢力に所有される危険が高まったため、その対抗措置として国が買い取り、日本国有とする」旨を事前に説明し、中国側の理解を得るべきでした。
ところが、野田元首相はASEAN会議の際、胡錦濤総書記に「立ち話」で国有化の話を伝え、胡錦濤総書記は意思を保留した(一説ではNoということだった)にもかかわらず、実行に移したということです。
結果、胡錦濤は激怒して、中国国内の反日勢力を圧することなく、反日デモを容認したのです。

普通に考えても、領土問題から地域紛争、武力衝突に発展する可能性のある非常にセンシティブで重要な問題を「立ち話」で、その決定を一方的に伝える、という野田元首相の日中外交における感覚が逸脱していた訳です(その時の映像を見ましたが、胡錦濤は明らかに不快な表情でしたね)。
勿論、日本の武士・侍的な感覚では、家臣が切羽詰まって、耳打ちするのは”あり”で、野田元首相自身も記者会見で「立ち話で伝えた」と臆せず述べており、本人はむしろこれが格好いいと思ったかもしれません(日本では、トップが直接に報告することにより真摯な姿勢を相手に理解してもらえる)。しかし、これが中国相手に理解されるはずもなく、胡錦濤のプライドを傷つけてしまった訳です(非常に非礼な態度に映ったことでしょう)。

また当時、米国でも公式に、この決定には「戸惑いを隠し得ない」としており、日中間の緊張の高まりに懸念を示しました。

したがって、当時の野田政権の外交の不手際が、尖閣問題を悪化させた、といえそうです。
もっとも、中国共産党との人的ルート、信頼関係の構築が十分でなく、本来頼れるはずの米国ルートも使えなかった、というのが実情でしょう。
結局、官僚を上手く使うこともできず、米国にも見切られ、中国との信頼関係も築けず、孤立した悲しい政権の限界だったわけです(挙げ句には、国民にも見限られた大馬鹿政党です、笑えます)。
まあ、大震災、福島、尖閣と続けば、あの程度の人材で支えるわけないですし、その意味では相当に運が悪かったともいえますね。

しかし、尖閣問題は、国民にとっては、運が悪かったでは済ませれない、相当に深刻な問題=まさに差し迫った危機、です。

中国側に目を移せば、一度火が着いてしまった以上、もう収めるに収められない状況といえるでしょう。中国国内の反日勢力の圧力に加え、中国の国内事情(中国共産党の現支配体制)を考えれば、軍部の介入なしに尖閣問題を処理する事など、もはや不可能です。

中国軍部では、日本の次の段階=実行支配への対抗措置として、尖閣への攻撃を手をこまねいて待っている状況でしょう。実際、日本が島への漁業施設、公務員常駐施設の建設に及べば、間違いなく、これを阻止するため実弾が撃ち込まれる、原潜からの弾道弾かもしれないし、主力戦闘機からの攻撃かもしれない。
この時、最悪なのは、日本側に死傷者が出た場合、国内世論から防衛省は迎撃を迫られ、結果、事実上の開戦となる可能性が高いこと。
また、この時点で自民党の公約どおりに9条改正が成されていれば、中国の攻撃ミサイル等を目標到達前に迎撃可能となることから、中国が実弾を撃ち込んだ時点で、事実上の開戦となるでしょう。

そして、日米安保発動、米国介入から日中の全面戦争に移行せざる得ない。こうなると、日本本土といえども戦渦に巻き込まれない、という保証はなく、まあ、直接に核を撃ち込まれる可能性はほとんどないとしても、攻撃目標が原発の可能性は十分あり得るでしょう(福島の事態で中国の戦術として原発攻撃が最も有効な手段と認識させてしまった筈です)。
また、米国がなんとかしてくれる筈もなく、あくまで前線で戦うのは日本です。実際、ベトナム、朝鮮の時はどうだったか、米国の極東の軍事プレゼンス自体が幻想であることを気がつかなくてはなりませんね(実際、疲弊しきった挙げ句、米国の当時の世論=反戦に傾いた結果、停戦、休戦=北朝鮮、韓国は未だ戦時下にあり、形式的には休戦状態という有様、まあ、事実上の敗戦ですよ)。

したがって、尖閣=日本の将来の命運を左右する最重要問題といえ、それはむしろ日本の出方次第といえるでしょう。
それには、個人的な意見ですが、まずは国内の右翼勢力を抑え込むこと、につきると思います。維新や石原がまた下手に動けば、尖閣の実効支配がなされる可能性があり、その結果は上述のとおりです。
また、自民を政権に復帰させた日本自体が右に傾いていることも事実で、これも非常に危険な状態といえるでしょう。
過去の歴史をみれば、国民の知らないうちに事態はどんどん進んでいって、軍部の暴走を許した結果、戦争に突入していった訳で、日本国民は過去から何も学んでいないってことになりますよね。

まあ、ここまで書くと、お前は左翼か、という馬鹿が必ずいると思いますが、私自身は左でも何でもないし、思想的な意図はおろか、イデオロギーの背景もない。
純粋に賢明な国民の選択として、尖閣問題を考えた場合、もうこれ以上「やられたらやり返せ」的な単細胞な右的な考えが危険だと言いたいのです(勿論、今の日本に戦前の大日本帝国並の実績と実力があれば話は別ですよ)。

何時の時代も国境を問わず、国家が弱くなって経済、財政が悪くなると右翼が台頭してくる、ベルサイユ条約後のドイツは戦後保障費の負担に耐えきれず、財政破綻、ハイパーインフレから国家、社会が荒廃し、そのどさくさでナチスが台頭した(国家はダメでも、自民族に陶酔していられれば、心地よいですからね、国家は一部の馬鹿がダメにしたが、我々ゲルマンは優秀、世界を支配できると)。
結局、民族主義のもたらすものは強烈な排外主義と他民族=近隣諸国を全て敵と見てしてしまう、つまりゲルマン民族以外は全て敵、という偏狭で狂った考え。

今の日本の現状を考えると、率直なところ、当時のドイツとよく似ていると思います。
実際、今の日本人が周辺国家を中国人、朝鮮・韓国人、台湾人、ロシア人として民族単位でとらえていった場合、排外主義による偏狭な民族主義では、周辺全てが敵民族=廻りは全て敵国、その総数は20億人を超えるでしょう。絶対に勝てません。

米国との関係でも、日米同盟は絶対と信じている人がほとんどだと思いますが、実際は(中国の圧力等から)米国議会の決定いかんでは、骨抜きにもできるのです。事実、米国の極東グランドデザインでは、日本は既に米国の仮想敵国となっているのです。

こういった現実を直視すれば、もう、尖閣は中国との妥協なしでは一歩も進まない。まずは尖閣問題が存在することを認め、それを前提に最大の譲歩を引き出すこと、これで一杯一杯でしょう。さもなければ、日中全面戦争→国家破綻(停戦協定が結ばれたとしても、その時点で膨大な戦費で財政は確実に破綻しますよ)まで一機にいきますね。

だから今回、石原のような馬鹿が下手に政府を刺激した結果、野田の失態を招いて事態が悪化、もう失敗は許されないところまで追い込まれてしまった。
連日、中国の領海侵犯、領空侵犯が続き、日本はどうすることもできない。

中国に「おい、どうするんだ」といって喉元にナイフ突きつけられた状態ですよ。
冷静に相手の顔色みて、まずは譲歩しないと、確実に殺られる。
ここで殴り返したら終わり、ということです。
だから、繰り返しになりますが、右寄りの単細胞が、願わくばナイフ奪い返して返り討ち、なんて愚かな願望だけはいだかない方が賢明ということですね。
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国有化は野田総理のさお代のミスだったと思います。

石原さんが東京で買ったら、問題起こすからと、国で買ったのでしょうが、全く裏目に出ました。国有化のタイミングも最悪でした。なぜ、ダメなのかと言いますと、国有化すると、中国が文句を言っていく相手は、直接、日本国になってしまうからです。国対国の争いになり、危険性はより増すからです。

あのまま、東京都に買わせて、港を作るなり、観光に使うなりすれば、より実効支配を進められたのです。政府は、あれは石原さん(東京都)がやっていることですから。・・と、とぼけられたんです。石原さんは頭のおかしい右翼として、中国で有名ですから。あいつならしょうがないか・・と、なったと思います。問題になるにしても、国有化よりもはるかに安全だったと思います。中国も国対国と違い、手の出しようが無く、これが一番困ったはずです。

例えば、国有化することで、現状維持しますから、中国さんそっとしておいてね。・・・ということにはならないのです。中国はそんなお人よしではありません。国有化は中国としては、渡りに船だったと思います。それを口実に、怒ったフリ(本気で怒ったかもしれませんが)をして、前以上に尖閣にちょっかい(領海侵犯)を出せるようになりました。また、反日デモをあおり、中国の日本企業に多大の損害を与えることに成功しました。また、反日に国民の目をそらすことで、政府批判の矛先を日本に向かわせることが出来ました。国有化は中国にとって、思う壺だったのです。

しかも、野田さんは、国有化すると、こきんとう首席に言った時に、おそらく、その代わりに尖閣には、建造物を造らないことを、約束してしまったのではないかと思います。これにより、構造物等による実効支配を進めることも出来なくなりました。中国にとって何より、構造物を造られる事が痛手だったであろうに・・・。

もしも今度、構造物を造ったら、大変な反発を招きます。また反日デモが吹き荒れ、尖閣での局地的な交戦でも起きれば、即座に中国にある日本の資産(工場や不動産など)は没収されてしまうでしょう。へたしたら、アメリカも参戦せざるおえず、大変なことになります。

このように、野田さんの安易な尖閣国有化は、最悪の選択でした。いずれ国有化するにしても、段階を追って、中国の出方を何手も先まで読んでから、しなければいけませんでした。野田さんに限らず、民主党の歴代総理は、何の目算も無く、思いつきで外交(鳩山さんの普天間など)をしてきました。それに比べ、中国は戦略的に、着々と、尖閣に忍び寄ったり、日本の力を弱めています。もっと日本もしたたかに、戦略を立てないと、民主党のようなことをしていたら、国は滅びます。

ということで、今までどおり、中国は領有を主張するのは、当然ながら、それ以上に、関与して来ます。直接手を伸ばすかもしれません。中国における日本は、そろそろ利用価値がなくなってきたからです。だから、日本と問題が起こったほうが、中国の政権批判を日本にそらせるし、日本企業をたたいて、自国企業に利することが出来ますので。いずれにしても、国有化は、中国が困ったといううよりも、むしろ、思う壺であったというほうが、正解だと思います。
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なかばジョークですが!


中国人・企業が地権者から尖閣を買取り、後日中国政府が購入したかった?
いずれにしても、大国としての面子を潰されたと怒っているようですが、実は虚を突かれて慌てふためいているのかも知れません?

今回の国有化がなくても、遅かれ早かれこうした局面は、必ずおきることです。
かえって、今日本がこの難しい局面に耐え、国有化された尖閣を安定的に維持管理していくことが大切です。
まして、南シナ海、東シナ海の領土領海は絶対に譲れない「核心的利益」だと主張しているわけですから、先ずは外堀からジワジワと埋め立てて、軍事力や経済力で威圧を強めながら、己のものとするのが中国のやり方にどう耐えるかです。

前の地権者の弟さんが「数年前に中国人を名乗る人が、尖閣を300億円で買いたい」と言ってきたそうです。
普通なら売ってしまいそうなスゴイ金額ですが、お兄さんは日本のために断ったそうです。立派な方です!

仮に地権者が違う人だったり、時が過ぎて地権者の事情が変わり、中国人・企業が尖閣を購入することはあっておかしくない話ですよね!
中国企業が北海道だか東北だったか、水源を含む山林原野を購入していることが話題になりました。

なにしろラオスでは99年間の租借で、外交防衛以外の権利を有する中国のゴールデントライアングル経済特区が出現しており、なぜか公安警察の船が(ラオスとの関係で移動可能な船に?)川岸に係留されている。この施設は、中国人向けのカジノ(国内では禁止)が中心の歓楽施設。
中国が建設した中国昆明からタイのバンコックをつなぐ高速道路が開通しており、これを利用して中国人観光客がなだれ込んでくる。

香港の企業が観光用に購入したロシアの建造を中断してた航空母艦を、いつの間にか中国政府が購入し、いまや中国初の航空母艦として領土領海問題を有する近隣諸国を威圧するわけです。

尖閣にカジノができるとか、尖閣に航空母艦が来るなんて言ってませんよ!
自国の利益のためであれば、なんでもありの国ということです。

何しろ、中国数千年の歴史とか言いますが、孔子を初めとする素晴らしい思想家・宗教家は、あらためて文革で否定されていますし、数千年の歴史はあの文革で断絶しています。
その後は、江沢民の始めた愛国教育の名を借りた反日教育しか残っていません。

中国進出企業も、これからゆっくりと、数年を掛ける位の腹構えで、危機管理のために他国へのシフトを考えていくべきでしょう。あわてて撤退しようとすると、従業員の退職金を5倍払えとか、生産設備の全てを放棄しろとか必ず無理難題を吹っかけてきます。まだ少ない例ですが、現実にあります。

今平穏であっても、何年後かには絶対同じような局面がやってきます。
この事態がこの先何年続こうとも耐えて!日本人の知恵で新たな食い扶持をさがす覚悟が必要です。
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まず日本政府が買い取りをしたかというと、東京都が買い取りを進めていて、このままだと強硬派の石原都知事が中国を刺激するようなことをしかねないと外務省が危惧したからであり、正直政府は外務省が言うからという安易な気持ちだったはずで、そのため野田首相は「(中国は)どうしちゃったんだろう」と、国有化によって中国がどう出るかなどほとんど考えていなかったことを露呈しました。

そして何故今の時期かといえば、次の国家主席に就任する予定の習近平なる人物が、今の国家主席より強硬派であり反日色が強いため、その就任前に済ましておこうと外務省が急いで進めたわけです。一方、中国はなぜこれほどまでに神経質になっているかといえば、日本政府から国有化について「都が買い取るとややこしくなりますよ。今まで通り安定した維持管理ができるように国有化します」という相手を安心させるような根回しがなかったことと、一番の理由は習近平が自分の力を国民に対して誇示するためと、また自分が長年いて良くわかっている地方の低所得者層が、これ以上共産党の不公平政策への不満を募らせないために、日本をターゲットにして愛国無罪という大義名分のもと、ガス抜きをさせようとしたからです。デモ隊というか暴動隊を、警官隊を運んだ同じバスで運んできたことからも、官製デモであることは明らかで、すべてが日本のせいだと言っていますが、自分で自分の街を破壊し、日本企業にしても過半数を中国政府が出資している合弁企業なので、これこそ茶番というしかないです。そしてベトナムとフィリピンの領土を力づくで奪い取ったように、まず漁船をうろうろさせて相手の出方を伺い、その後漁政船や監視船で侵犯してさらに相手の出方を伺う、その後漁船を大量に送りこみ遭難に見せかけ保護のためということで上陸させ、さらに彼らの保護のために軍を送り込むという段階を踏んで、結果的に武力で占領してしまうのです。ベトナムとフィリピンは海上軍備力が弱いので、手が出せず結局泣き寝入りとなったのですが、日本はどう出るかジャブを打って様子を観ているところでしょう。余談ですが、昨夜のTVタックルで田母神氏が発言していましたが、自衛隊はアメリカ製の武器を使い、アメリカ軍の軍事システムや軍事衛星を使用しているので、アメリカがパスワードを書き変えたりするだけで、機能停止してしまうそうです。つまり鳩山がぶち壊したアメリカとの関係を再構築して、アメリカの言いなりに辺野古に基地を作り、オスプレイを配備するしかないのです。先日の米国防大臣の発言で、尖閣も日米安保条約の範囲内という言葉の通り、アメリカに忠誠を尽くすか、日本国民が徴兵制を敷いて、自分自身で戦うしかないのです。
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 中国政府・中国人の反応を離れて、純粋に日本側の問題点をとらえるなら・・・・



・民有地のままだと日本政府のコントロールが効かない。 

 今までは、1年ごとの契約更改による国の借地契約だったので、借地契約により、借主である国が、一般日本人の上陸を規制し、一応政府のコントロール下にあった。


 もし、借地契約が切れて、土地所有者が替わり、領土に対して保守的な考え方の人の所有物になったとしたら・・・

・日本国との借地契約を更新せず、地権者が自分で管理する。
 尖閣諸島が日本の領土で個人の所有地である以上、日本政府は、日本国内の首都圏でも尖閣でも、法的には同じ対応を取らなければいけない。
 すなわち、地権者が屈強な管理人10人程度を尖閣諸島に置き、地権者の了解を得ていない者は、私有地に付き立ち入り禁止と表示すればよい。
(維持管理費は、募金すれば十分に賄えるだろう。)
 そうすれば、管理人が中国人の上陸者を、「不法侵入」で、現行犯逮捕できるし、捕まえる時に軽微な怪我でも負えば、「傷害罪」で現行犯逮捕できる。その実情をもとに、日本の裁判所に告訴することができる。

 注意:「現行犯」は、民間人でも逮捕できる。

 そうなると、日本政府は「日本国国家主権」の元で、『司法権』を行使することになり、日本の統治行為が明確になる。


・日本政府は、なぜ国有化したか。
 借地契約を地主が行わずに、民間管理となった場合、日本政府は法律通りの対応しか取れなくなり、選択枝が限定され、対中外交に政治的配慮を加えることが難しくなるから。


・何故、中国で政治問題化したか

1.
 中国人にとっての国のイメージは、強権支配を行っている「中国政府」。日本政府の国有化を、「尖閣諸島に対する支配強化」と受け取った。
 日本政府の国有化の目的である、「尖閣諸島に対する対中妥協の余地の拡大」を中国国民は、理解していない。

2、
 中国国内の経済減速が見えてきて、今後の経済成長の中で、今の負け組に経済的な分け前が配分されない可能性が高くなっている。
 そのため、中国政府に対する不満表明のデモを、反日を口実として実施している。
(経済成長で儲けた勝ち組は、日本企業と組むことで儲けを伸ばした。従って、負け組は反政府・反勝ち組に対する不満表明の実力行使を、反日の看板で行っている。)
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石原都知事が購入を積極的に発言している時,中国政府は「日本の右翼勢力が中日友好を妨害するもの・・」との中国国内と国外に対しては宣伝していました。

しかし,野田総理は時期総選挙において,自民党幹事長すなわち都知事の長男である石原伸晃イコール自民党に利する訳にはいかず,国家としての購入を決定し,購入したのです。となれば,中国現指導部のメンツは丸潰れです。野田総理の国際情勢音痴と無能力が露呈したのです。中国指導部のメンツを潰す野田総理はいわゆる国家の長ですね,これからは一部日本の右翼勢力との意味をなさないので国家と国家の対立になるのです。東京都の購入を国としては批判しながらも,中国指導部と中国人民には政治的制度の違いにより,石原東京都知事の行為を防止できないとの宣伝をすれば良かったのです。このままでは必ず限定的な交戦が発生します。タガをかけられた保安庁の保安官は気の毒です。そして,いずれは海上自衛隊の隊員です。
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得たいの知れない人間から、尖閣の所有者に350億で買う、


というオファーが来たのです。
それを耳にした石原さんが、中国関係筋からのものでは
ないか、ということで都で買うことにしました。

ところが、石原さんだと、尖閣に港を造ったり、リゾート
開発して、中国を刺激するようなことをやりかねません。
それで慌てた国が国有化することにしたのです。

中国としてみれば、計画が潰され、横取りされたようなものです。
代替手段を講じる必要があったのでしょう。
それが暴動デモだと思われます。
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>尖閣の所有者はもともと日本人なんですよね?



と言うか、明治維新までは琉球王朝が支配していました。
琉球を沖縄県とした事で、日本の領土になったのです。
所有者も、土地の売買で変わります。所有者の国籍と領土問題は別物です。
当時、清国も中華民国も「日本領」と認めているのです。
※当時の中国漁船が、尖閣諸島周辺で遭難。沖縄の漁民が救助。
※清国・中華民国政府は「日本国に感謝状」を送っていますよ。
ところが、1970年代に「尖閣諸島周辺に、海底油田がある!」と国連が発表。
突然、台湾(中華民国)が所有権を主張。台湾は中華人民共和国の領土と考える中国共産党は「尖閣諸島=台湾の領土=中華人民共和国の領土」と看做したのです。

>今まで通り中国は尖閣の所有を訴え続けていればいいのではないでしょうか?

その通りです。
が、今は「中国国内で、猛烈な権力闘争」が繰り広げられています。
国際派コキントウ一派VS中華思想江沢民皇帝陛下のヒゾッコ習近平派。
天安門事件以降、徹底した愛国反日教育を行なった江沢民皇帝陛下派としては「対日本では、一歩も引き下がる事は出来ない」のです。戦争も、実際考えていますよ。
一日も早く、日本側が発砲する事を待っている状況です。
対してコキントウ派。共産党のトップを引退しても、影響力を残したいですよね。
同様に「対日本では、一歩も引き下がる事は出来ない」のです。
所有を訴えるだけでは、既に反日思想で固まった中国人を統制できません。
徹底的に、戦争覚悟で行動する必要があるのです。
質問者さまは、ご存知でしようか?
問題。中国共産党が独裁政権を維持している理由は?
回答。日本からの弾圧から、中国国民を解放したから。
つまり、中国共産党としては「常時、反日政策を行わないと独裁体制の正当性が無くなる」のですね。
独裁政権としての利権・特権を維持する為に、必死なのです。
「国会議員の生活が第一!」と考える日本の国会議員と、同じですね。
どちらの政治家も、国益・国民の利益には全く興味がありません。^^;

余談ですが・・・。
2010年5月。当時の鳩山首相が重要な事を話してます。
「尖閣諸島は、日本の領土で無い。実効支配しているに過ぎない」
「領有権は、双方が知恵を出し合って解決しよう」
流石に、与野党から「国賊!非国民!」と非難を受けて、直ぐに発言を撤回しましたがね。
「沖縄に駐留する米軍は、中国軍の邪魔になる。最低でも、県外に!」
日米関係を崩壊させる事に、成功しました。
国賊は首相辞任後も、毎月中国に朝貢し共産党首脳陣と謁見しています。
もしかすると、今も中国詣でを行なっているかもね?
何か気づきましたか?
そうなんです。
中国政府は「尖閣諸島の領有権について、協議しよう」と主張しています。
※尖閣諸島が、国境紛争地である事を世界中に認めさせる事が中国の第一目標。
非国民が首相在任中に発言した内容と、全く同じなのです。
「初代、中国日本人自治区委員長の座は、是非私鳩山由紀夫をよろしく!」(爆笑)
初代委員長の座を約束されていた仙石としては、面白くないでしようね。(爆笑2)

おまけ。
補足的に言うと、中国では「土地の所有権=国の財産」なのです。
※中国国内では、所有権でなく使用権を購入します。
つまり、「所有権=国=領土」と認識するのが共産党政権及び国民なのです。
所有権と領土は別!と考えるのは、自由主義国だけです。
そうそう、「尖閣諸島は、中国固有の領土だ!小日本は、出て行け!」と○ニクロが絶叫していましたよね。
中国国内のネットでは、喝采をあびていました。
ユ○クロ社長も、大満足でしようね。一躍、反日(抗日)の英雄です。
これで、社長が目標としていた中国企業として認められ、日本国内から会社を脱出・移転する事が出来ますからね。
国内の全店閉店セールは、行なうのでしようか?
質問者さまの近所にあるユニ○ロは、「犬と日本人お断り」の看板はありますか?
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尖閣国有化について



他の回答者が言う様に尖閣の問題は日中共同声明に棚上げされた。と言いますが中華人民共和国が建国されたのは
昭和24年10月1日です。尖閣諸島を領有者がいるか尖閣に近い中国大陸内の清国に確認しても領有主張が無いので
明治28年に日本の領土として閣議決定したのです。(1895年)中国が出来る54年前の事。
国が出来ていないのに日本より所有権があるとは・・・・・まったく意味不明

ちなみに日本政府は昭和7年3月31日に古賀氏に払い下げた(1932年)この後昭和24年に中国建国。
又、中国の了解無しで日本が購入して国有化したとして怒っていると言われるが所有者が誰に売ろうが所有者の勝手だろう
この問題は日中で棚上げにしたと報じるマスコミが有るが自分の所有物を勝手に棚にしまい込まれて
そうですかと納得する人がいますか?ましてや賃料払っていても黙っていますか? 中国の権利は全く無い。
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