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こんにちは。私は死刑には "賛成" の立場ですが、反対派の方にご意見を伺います。

先ずは、こちらの質問を参考ください。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7805658.html
死刑存続の意味の理由が挙げられています。
選択肢に、教育制度や度量衡のように根付いたものを変える必要はないから というのを追加してください。

さて、死刑反対派の方、ズバリ、死刑反対の理由は何ですか?

(1) 冤罪の場合、取り返しのつかないことになるから。・・・・軽微な案件ですが パソコンの遠隔操作冤罪事件でも警察の捜査の杜撰さが露呈したし、ましてや 重大な事件の場合はとんでもないことになる。

(2) 野蛮であるから。・・・・ “目には目を”の同害報復刑が野蛮なら “命には命を”はもっと野蛮である。

(3) 死んで楽になるのは甘いから・・・死刑執行の方法は 日本では自殺者が行う方法に似ていて手ぬるいし 、また、自殺志望者が人を巻き込んで重罪を起こしたり、服役中の受刑者が自殺を図るケースも珍しくない。生きて罪を償うべきである。

(4) 外国(特にEU諸国)から 法の後進国と看做されるから・・・・日本は日本だと言ってられないケースもあります。http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7443803.htmlの質問では 死刑存置がネックになっているようです。

(5) 死刑執行人の精神的負担が大きいから

(6)人を殺すのが「悪」なら、死刑というのは 正義じゃないから。

(7) 「死刑」という形で無駄死にさせるのではなくて、医学実験や臓器提供などで 少しでも罪滅ぼしをさせるべきだから。

(8) その他

*なお、今回は 反対派の方との議論を回避する意味でも 賛成派の方は回答をお見送りくださるようお願いします。

A 回答 (6件)

> なんか釈然としない まるで政治家的な発言ですね。

(笑)

では簡単に。

アナタが死刑に賛成であれば、「国家には、自国民を殺す権利・権限が存在する」を証明し、反対派を論破する責務があると言うことですよ。

それが出来ないからと言って、「釈然としない」などと言い逃れすることこそ、最も「政治家的な発言」と思いますが。(笑)

そもそも社会契約説は、歴史的にも、名だたる思想家や法律家が、死刑賛否の立場で議論している、最も有名で基本的な概念で、死刑の賛否を語る上では、欠かせない考え方なのですが・・。

まあアナタの様に、コレを知らずに死刑を語っている人が多いのも事実ですけど。
しかし、死刑の賛否のトピを立てておいて、それを「釈然としない」なんてのは、話しにならないと思いますよ。

因みに、死刑賛成派の思想家・法律家でさえ、「国家には、自国民の生殺与奪権が自然権として存在する」とまでは言及していません。
治安維持権等の権限からの派生・拡大解釈して、容認されると言う立場です。

私は、この治安維持等の部分に関し、消極的な死刑賛成派と言うことですよ。
現時点における我が国には、他に有効な代替案が無い中で、死刑制度は容認せざるを得ないと言うことです。
仮に死刑以上に有効な犯罪抑止力があれば、ソチラが良いに決まってます。
それでも「死刑は存置すべき」なんてのは、ただのサディズムでしょう。

余談ですが、イスラム法も、単に同害報復法と捉えたら反対です。
同害賠償法(厳密には同害以下賠償法)と捉えた場合のみ、イスラム法の真価が発揮されますし、実際にもコチラの考え方が、イスラム法の「法理・法源」です。

その結果、司法判断を被害者が覆せるなどの先取性も備えた、現在でも通用しうる刑法であって、近代法的(と言うよりは、短絡的な人権擁護的?)な観点で、安易に「野蛮」と断ずる様な刑法では無いと考えています。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。

>アナタが死刑に賛成であれば、「国家には、自国民を殺す権利・権限が存在する」を証明し、反対派を論破する責務があると言うことですよ。
おいおい、まったく、ムキになって あんたは大袈裟すぎるんだよ。(笑)

>そもそも社会契約説は、歴史的にも、名だたる思想家や法律家が、死刑賛否の立場で議論している、最も有名で基本的な概念で、死刑の賛否を語る上では、欠かせない考え方なのですが・・。
しかし、社会契約説ってイギリスやフランスで生まれた思想でしょ。日本には日本の価値観があるわけだし、何でもかんでも西洋の思想に倣う必要ってある?

>しかし、死刑の賛否のトピを立てておいて、それを「釈然としない」なんてのは、話しにならないと思いますよ。
違うって。“賛否”じゃなくて 「賛成の方の意見」ですって。全く、勝手に解釈されちゃ困りますよ。(笑)

>仮に死刑以上に有効な犯罪抑止力があれば、ソチラが良いに決まってます。
「抑止力」に関して賛成派と反対派の一番見解の分かれるところですね。つまり、賛成派の人には死刑は抑止力になるというし、反対派の人はならないというし。

>それでも「死刑は存置すべき」なんてのは、ただのサディズムでしょう。
少し話が飛躍しています。質問でも書きましたが、現在の日本の死刑執行の方法は安楽死に次いで苦しみが少なく、日本での自殺者が一番多く取る方法に近いです。

>安易に「野蛮」と断ずる様な刑法では無いと考えています。
いや、私はイスラムの方は私も部分的に評価しているんですよ。そもそも、日本の司法に代理報復を求めることに無理があると思うんですよ。報復感情はなにもイスラムの人に特有なものではなく、日本人だって同じです。日本人に限って 自分の大事な人が無残に殺されて 加害者が未成年者だとか精神異常者だとかというので 加害者を恩赦できるほど奇特な人は少数です。

* このサイトの回答者は key00001さんに限らず 色んな視点から物事を見つめるのが苦手な傾向にあるようです。最初に 「正しい視点」を選んでしまい、最初に選んだ視点と違うものには排他的になる傾向が強いです。まあ、これはカルト信者とも類似するものがあります。ですから、自分の持論の不備や間違いを指摘されて 気づいたとしても謙虚に認める人は このサイトでは天然記念物級です。これは中世のヨーロッパで 地球が太陽を回っているというのが証明されても 天動説の支持者は地動説を信じないのにも似ています。

お礼日時:2012/12/10 17:21

アンケートの番号に即せば、6ですね。

死刑は生命を奪ってしまうものであり、償った後の人生を奪ってしまいます。「償った後」を想定できないのなら、それは「刑罰」として認められないのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/12/09 22:46

私は日本の死刑制度は、治安維持の観点で賛成ですが、死刑そのものには大いに疑問を持っています。



日本の場合、警察が犯罪者を射殺することなど、まず有りません。
その代り、司法的に死刑が存在しますので、これによって犯罪抑止効果が担保されているものと考えています。
逆に言いますと、これで日本で死刑が無けりゃ、犯罪者天国になってしまうと言うことです。

死刑廃止論で最も有名・有力な説は、「社会契約論」です。

端的に言えば、国民の生命と財産を守ることを「責務」とする「国家」に、その国民の生命を剥奪する「権利」があるか?と言う考え方と理解しています。

あるいは社会契約論そのものは、日本の様な死刑存置国は、国家が国民を殺す場合があると言う前提ですから、たとえば国民が成人したタイミングとか、外国人旅行者などにも、「あなたは我が国で殺人などの法令違反行為を行えば、死刑に処される可能性があります。それに合意しますか?」みたいな「契約」が行われるべきと言う考え方です。

それを望まない・受け入れられない国民には、国民をやめる権利などが付与されるべきと言う考え方でもあります。

しかし、日本は国籍変更が可能ですけど、例えば北朝鮮の様な独裁国や軍事政権国では、国民にその権利は無い場合も多く、そう言う国に限って、概ねは死刑存置なんですよ。
これだと、為政者が「アイツの顔が嫌い。だから死刑!」も有り得ますが、到底、許されることではありません。

日本の様に、近代的な法制が概ね正しく施行され、国民の知的水準などもソコソコのレベルが確保されている国であれば、社会契約が成立していると考えることも可能ですが、他の死刑存置国も同様とは言えません。

国家に国民を殺す権利があるか?に立ち返りますと、国民の権利を剥奪すること(終身刑とか追放刑など)が限界の様にも思います。
たとえば、犯罪者の受け入れ国が無い状態で、犯罪者を船に乗せて追っ払う追放刑として、事実上の死刑にしちゃうなんてのは、アリかも知れませんが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

なんか釈然としない まるで政治家的な発言ですね。(笑)

お礼日時:2012/12/09 17:36

アンケートですか?(8)です。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>アンケートですか?(8)です。
ていうか、noisecancelさんは 私が今回は回答のお見送りをお願いしている死刑賛成派でないですか? まあ、どうでもいいけど。

お礼日時:2012/12/09 17:29

 被害者ご家族の報復心は一応置いといて、ということですが。



 (8)その他として

   例の宮崎 勤などの場合、精神的に正常か病的かが非常にあいまいな場合など、裁判官が被告は責任能力があるという根拠がいまだによくわからない。

   今回の練炭殺人のように、かぎりなく黒に近い状況証拠だけで死刑というのは、推定無罪どころか推定有罪すらも飛び越えて、推定死刑ではないのか。せめて推定有罪?

   そもそも秋葉原事件など、人を殺してしまう時の本人の状況、心理面などを我々は本当に理解できるのか。そしてもし少しは理解できるとすれば、その事件の過程に本当に少しの情状酌量(死刑まではいかない長期刑にとどめる状況)すら認め得ない場合があるのか。事件のひどさのみで判断していないか。

   最終的に親鸞の悪人正機説「善人なおもて往生をとぐいわんや悪人をや」がよくわからない中でも、ひっかかっています。つかまって罪を強制的に問われ続ける中で、自分の罪と向き合わざろうえない人間にさらにその上に死刑は必要なのか。「悪人」という映画でもそこらへんの主人公の葛藤がテーマのようで、殺人者の揺れる心理面が出ていましたね

  本人が反省しない例などもあるそうですが、もしかしたら知性などが幼稚で人間の野獣性で行った時に、人を襲った熊が銃殺されるのと同じような感じで社会の人間が扱われていいのかなど。アメリカなどまさにそれに近いわけですけど。

 裁判員制度などあるので、いろいろ考えることは無駄ではないですね。北朝鮮など悪の枢軸といわれる側に何となく同調したり、「悪人正機」説などをもっと知りたい、とにかく人間の行う悪とかいじめへの関心はずっとあります。
   
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/12/07 00:10

選択肢もう一つ追加させてください


(9)死刑以上の刑罰はないから。
2人殺して死刑なら、3人殺しても死刑。じゃああと一人が浮かばれない・・・

で私の答えは(3)と(9)です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

確かに、http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7805658.htmlの質問の(1)の理由だと辻褄が合わなくなりますね。日本人の多くは 死刑賛成派でも イスラムの同害報復刑には難色を示す人が多いですが、日本人は 賠償を断念してまでも 同害報復を司法に要求することに そもそも無理があるんですよ。軽微な例で言えば、スーパーでパンを1個盗んでも3個盗んでも同じ窃盗なんですよ。何が違うかと言えば 弁償額です。イスラムの同害報復刑を蔑視したところで、報復感情は日本人もイスラムの人も変わらないのですから。日本人だって 常に司法の裁きに満足できるほど奇特な人は少ないと思いますよ。
(2)の理由だと 欧米では殺人一人当たり懲役15年とか相場に計算したりすることもあるみたいですね。

お礼日時:2012/12/06 23:23

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