通信と制御に関して

私は今大学で制御工学を勉強しています。４年次には「介護用ロボット」などの制御の研究をしていきたいと思っています。

しかし、就職先は通信系に行きたいと考えています。モノを作るのではなく、通信の立場からロボットなどに関わりたいと考えています。

そこで、通信業界で働く上で、制御を学んだことのメリットはなんなのかを知りたいです。
制御の知識を活かすことのできるチャンスはあるのでしょうか？？

まだまだ無知な事だらけで申し訳ありませんが、どうか回答よろしくお願いします。

No.1 ベストアンサー 回答者： toujou 回答日時： 2013/03/17 22:24

　制御工学は、下記に挙げる(1)～(3)のプロセスでシステムを設計する方法論です。

(1)制御対象をモデル化する(モデリング)。
(2)制御対象のモデルを考慮した制御器を設計する(シンセシス)。
(3)制御系(制御器+制御対象)の安定性や性能などを解析する(アナリシス)。
この方法論は研究開発を進める上で、機械系、電気系、通信系だけでなく、金融系においても通用します。在学中にロボットの研究を通じて、しっかり体得しておくとよいでしょう。
　ちなみに、通信技術でフィードバック制御が使われている場面としては『サーバ・クライアント間でのデータ送受信速度の調整』、『ルータでのデータ処理』などが挙げられます。将来は電気機器間のリアルタイム通信の需要増加が予想されるため、制御工学の重要性は増すと考えられます。
　それでは研究をがんばってください。