フィギュアスケートについて

Question

フィギュアスケートについて詳しい方にお聞きしたいのですが、フィギュアって転倒とかしてもそんなに減点にならないんですか？イメージ的にすごい減点だろうって今までずっと思ってきました。ルールに関しては基本全くの素人なんで全然わかりませんし、今日やってた男子のＦＳの結果も文章でしか読んでいないのですがカナダのパトリックチャン選手は2回転倒したそうですね。でも優勝するってことは転倒はあんまり減点にはならないってことなんですかね？それともその他の技が良かったから優勝できたんでしょうか？それから韓国のキムヨナ選手は毎回試合に出る度に点数が高すぎるとか審判を買収してるんだとかなんとかってすごい批判されていますがそんなに不自然な高得点をもらっているのですか？この方も転倒しても優勝とか？韓国が嫌いとかっていうそんな感情的な理由ではなく冷静に説明できる方どなたかお教え下さい。

ddeana · Accepted Answer

まず、専門用語を覚えてください。
・TES：いわゆる技術点　（BV＋GOE)
・PCS：ファイブコンポーネンツとも呼ばれますが、構成点、昔の芸術点
・GOE：出来ばえ点
・Ded：減点
・BV：技術の基礎点数
・TSS：総合得点　（TES＋PCS - Ded）

1. 転倒について
転倒と認められた場合は1回につき、Ded(減点）1点と決まっています。加えてるGOEに影響がで、最終的にTEBに影響します。例えば何かの3回転ジャンプを飛んで、着氷した後転倒したとすれば、ジャンプそれ自体きちんと回っていれば「BV」は加算されます。回転不足であればBVの70％の加算になります。そして転倒すればマイナス1点、そして技としてのできばえ点であるGOEが+3～－3の間で個々の審判によってつけられるということになります。ですから点数がせっている場合は、転倒により優勝が左右される場合も当然あります。

2.2013年世界選手権でのパトリック・チャン選手の優勝について
彼はSPを終わった時点で他の選手と20点以上差がついてました。また彼のように常に優勝候補となる選手は審判も本人も、このくらいすべればこのくらいの点数というのがなんとなく計算できるものです。それとちょっと見にはわかりませんが、彼の深いエッジワークやスケートのなめらかさは素晴らしいものがあります。こういった点は当然PCSやGOEの考慮となります。あわせて自国開催というのは他国の選手に比べて高い点数が出がちです。これは今回に限ったことではなく、日本や他の国でもよく見られます。そういったことも加味されているのではと感じます。

3.キムヨナ選手の点数について
>そんなに不自然な高得点をもらっているのですか？
キムヨナに関しては、金をばら撒いているとか、接待付けにしているなどまことしやかな噂が広まっているのに加えて、人種差別や偏見の目で感情的に述べる人もいますので、いくら違うといってもそう思っている人はそう思っているのでしょう。ですから不毛な議論になるだけです。
個人的には、キムヨナのスケーティング、嫌いではないです。昔一度だけ実際にこの目で見たことがありますが、トップスピードに入っての3-3のジャンプは、その他の選手とはあきらかに差がある良いものでした。プログラムの中で体力温存と思えるパーツが目につくこともありますが、それでもアピールする力はハンパないです。顔芸も技のうちと私は思っていますので、日本や他の外国人選手ももっともっと顔でアピールすれば、彼女だけが目立つことはなくなるでしょう(笑）。

nakamuraryouhei · Answer

キムヨナ選手の不正な点数について、我々だけでなく
ほかの国や、プロの選手の間でもおかしいと思ってるようですよ。
http://baka.bakufu.org/kim_yuna/

それを取り上げない、日本のマスコミ（テレビ東京以外）はおかしいですね。。。
http://niwaka2pow.blog.fc2.com/blog-entry-2455.html

aki-la · Answer

転倒については、他の方が書かれている通り。
転倒すると見た目には、一気に出来が悪い印象を受けますが、
転倒した為に、できなかった技の点数が取れないのと、１点減点、
あとは演技としてちょっと落ちるという程度。
なので、日本の選手でも、冒頭のジャンプですっころんで壁に追突
しても、その後の演技は素晴らしかったので、優勝、という事もあり
ましたね。ロシアの選手でもあった覚えもあり、ちょくちょくある
のだとは思います。

まあ、見ていて、それでも優勝だなって思えたら納得いくのですけど。
他の選手が、それでもそれを超えないなって。

でもびっくりしたのは、２シーズンほど前の世界選手権だったと
思いますが、ほぼ完璧な演技と、他の選手が飛べないジャンプとを
揃えた選手（浅田真央）の点数が、２つほどジャンプができなかった
（転倒含む）選手の下であった時。
あれはあまり話題にもされていませんが、一部ではかなり問題視
されたようですし、見ている方も、意味不明でした。

ma_h · Answer

フィギュアスケート好きです。

フィギュアスケートの採点は3つの項目に分かれています。

それは「基礎点」「技術点」「演技構成点」です。

基礎点とは、様々な技の難易度によって決められており、当然、難易度が高くなれば基礎点が上がります。

その基礎点を基にして技術点はその名の通り「技術」を採点（ジャンプの回転数、着氷等）し、演技構成点は「技と技の繋ぎ」「曲の解釈」「スケーティング」「振り付け」等、主に「見栄え」を採点します。

で、ご質問の「転倒」ですが当然減点になります。
ルールでは転倒一回につき1.0の減点。

つまり、二回転倒すると2.0の減点です。

ただし、たとえ転倒しても技の難易度が高ければそもそもの基礎点が違いますので、減点しても点数が高いという現象が起こります。

たとえば

トリプルループジャンプの基礎点は4.0.つまり成功しても4.0しか点数が貰えない。
で、トリプルルッツジャンプの基礎点は6.0ですので、仮にルッツを失敗して1.0減点されても5.0という事になり、ループよりは点数が高いという事になります。
（あくまで基礎点の話です。実際は演技の前半か後半か、出来栄え等を加味されますので複雑な計算になります）

なので、ご質問の「他の技が良かったから～」という部分に関しては「その通り」という答えになります。

あと、キム・ヨナ選手に関してはご質問のような疑惑？が常に言われていますが、私はそのような事はないと思います。

何故なら、実際にフィギュアは以前審判員の買収問題が発覚した事があり、それで現在の採点方法になった経緯があるからです。
これでもし、また同じような事が起きればフィギュアスケートの存続そのものが危うくなるでしょう。

そんな愚を犯すとは思えません。

では何故？

私が思うに、一番の要因は「名前」だと思います。
キム選手の特徴は「圧倒的な表現力」と「ミスをしない」という点です。

これが現在の採点方法では最大の武器になるんです。

過去に彼女が積み重ねて来た実績はジャッジの脳裏に強烈に記憶されています。
勿論、その時、その時の演技で公平にジャッジされるのが当然ですが、そこはやはり「採点競技」。

同じ出来栄えなら過去に実績のある選手が高得点になる傾向はどうしてもあります。
これはフィギュアスケートだけでなく体操でもそう。

暫く休んでいた彼女ですが、むしろ休んでいたからジャッジの記憶は「最高の表現をする選手」という印象が強く残っており、また、実際、今回の世界大会でもあっさりトリプルートリプルのコンビネーションを決めたりで大きなミスが全くなく演技を纏めています。

それが「キムヨナの高得点」という結果を生んだのではと私は思います。

フィギュアスケートについて

まず、専門用語を覚えてください。

キムヨナ選手の不正な点数について、我々だけでなく

転倒については、他の方が書かれている通り。

フィギュアスケート好きです。

似たような質問が見つかりました

関連するカテゴリからQ&Aを探す

デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング

マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング