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フードファディズム、食品のリスク(農薬、添加物などの安全vs危険論争)などに関心を持っています。
畝山千賀子さん、高橋久仁子さん、松永和紀さんらの著書で既刊のものはすべて読みました。
中西準子さんの食品リスク学の本、渡辺宏さんの著書など、関連書籍もいくつか読みました。
しかし、今一つわからないことがあるので、お詳しい方に教えていただきたく存じます。

(1)
<お茶の葉をふりかけなどにして「食べる」行為(=骨フッ素症などの有害影響が出るという事例報告がある)
ひじきを予め水戻しせず、そのままご飯に炊き込む「お手軽クッキング」(=無機ヒ素の過剰摂取になる)
などは
本来の食べ方とは異なる「不適切使用」であり、
リスクを高めるので避けたほうがよい。>
といった件について。
最近は「米ぬか」を食べよう!という動きが出てきていて、気になっています。
米ぬかを糠漬け床に使用するのはポピュラーですが、
Q.「乾煎りしてそのまま食べる。料理に使う、ふりかけ、パンやケーキに焼きこむetc」という行為に
高いリスクはあるのでしょうか?
あるとすれば、どのようなリスクか具体的に教えていただけませんか?
冒頭にあげた書籍群には
<現在、農薬のリスク管理は徹底されていて、人体対する有害影響は無視できるレベルといえる>
といった旨が書いてあります。
しかし、一般には
「玄米(「米ぬか」の部分)は農薬をためこみやすい性質があるので、無農薬の玄米でない限り白米食のほうが安心」
とも言われていますね。

(2)
その昔、「買ってはいけない」系の書籍にて
~アメリカの政治圧力に負けた日本政府が、危険性の高いポストハーベスト農薬使用かんきつ類の輸入を認めてしまった~
といった旨の話を読んだことがあり、長年気になっていました。
趣味で多数の料理・お菓子作りの本を読んできましたが、
新旧問わずかんきつ類の皮を使うジャムなどのレシピには必ず「国産の無農薬の果実を使用」と書いています。
冒頭であげた書籍群からは、
<ポストハーベスト農薬が果肉に浸透している分は限りなくゼロに近いので、安心して食べられる>
といった内容が読み取れました。
しかし、「皮」を食す場合のリスク評価についての表記は見当たりませんでした。
Q.ポストハーベスト農薬使用輸入かんきつ類の「皮」まで安心して食べることができるのでしょうか?
(それとも、「皮」を食すのは「不適切使用」になるのでしょうか?)
・ネットで調べてみると渡辺宏さんのメルマガで類似のQAがあるようですが、
はっきりとした回答には至っていないようです。
ttp://food.kenji.ne.jp/review/review344.html

(3)
<輸入小麦粉のポストハーベスト農薬残留値は非検出もしくは無視できるレベルなので、安心して食べられる>
という件について。
どうも、精白小麦粉を対象にした検査結果のようです。
Q.輸入「全粒粉」「小麦ふすま」の場合も安心して食べられるのでしょうか?
輸入「全粒粉」「小麦ふすま」に限ったポストハーベスト農薬の検出結果をのせている資料はありますか?
また、(1)の玄米や米ぬかの件から考えて
「全粒粉」「小麦ふすま」は精白小麦粉に比べて、たとえ輸入品でなくとも、農薬の残留値が高くなるのでしょうか?

(4)
これまでにあげてきた
「米ぬか」「輸入かんきつ類の皮」「全粒粉」「小麦ふすま」
に関するMOEの値、
もしくは
他の食品類が持つリスク(例えばアクリルアミドなど)と比較した客観的なリスク評価の結果が示されている日本語のサイトがあれば教えていただけませんか?

(5)
<食品を効能主義で食べるのはやめよう>
といった件について。
「風邪をひいたり、のどが痛いときに 蜂蜜レモン、蜂蜜大根、梅干番茶、ねぎ味噌汁…」
といった民間療法(生活の知恵みたいなもの)は多数ありますよね。
Q.これらは「フードファディズム」なのでしょうか?
実際、何度も試して毎回一定の効果を感じているものもあります。。。

(6)
冒頭にあげた著者の書籍の中に
<アスパラガスのビタミンAに健康効果を期待して食べるのはナンセンス。実際は大した量のビタミンAが含まれていない>
という指摘をしていながらも
別のページには
<1日○gの果物を摂るのが望ましい。ビタミンC補給源としてみかんをオススメ>
という旨の記述がありました。
Q.これは、「みかんに含まれるビタミンCには期待できる」という意味にも受け取れます。
どういうことでしょうか?

(1)~(6)でご存知の部分だけご回答いただくのも大歓迎です。
お詳しい方からのご回答お待ちしております。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 ご質問がとても多いので、わかる部分だけコメントしますね。


>ひじきを予め水戻しせず、そのままご飯に炊き込む「お手軽クッキング」(=無機ヒ素の過剰摂取になる)
などは本来の食べ方とは異なる「不適切使用」であり、リスクを高めるので避けたほうがよい。
 →はい、そのとおりだと思います。無機ヒ素の問題が外国から指摘されたとき、「基本は戻して使うのでほとんど流出するため実害はない」というのが日本側の見解にありましたから。

>米ぬかを乾煎りしてそのまま食べる。料理に使う、ふりかけ、パンやケーキに焼きこむetc」という行為に
高いリスクはあるのでしょうか?
→高いリスクはないでしょうね。確かに玄米は精米に比べて農薬が残留しやすい傾向がありますが、その差は4倍程度であったと記憶しています。実際に検出される数値はごく微量、ゼロに近いことが大半なので、4倍程度の差は問題にならないと思います。

>ポストハーベスト農薬使用輸入かんきつ類の「皮」まで安心して食べることができるのでしょうか?
 実際に私が見たデータは、皮も含めた(ジャムなどで使うことが想定できる食品であるため)ものでしたが、問題になるような量ではありませんでした。

>「風邪をひいたり、のどが痛いときに 蜂蜜レモン、蜂蜜大根、梅干番茶、ねぎ味噌汁…」
といった民間療法(生活の知恵みたいなもの)は「フードファディズム」なのでしょうか?
 →民間療法とフードファディズムは全く違うと思います。前者は経験によって得られた単なる知識であり、後者はそうしたものを過剰に宣伝することによって得られる利益が目的です。
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