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国債利回りが上昇すると、過去に公的資金を注入されたりそな銀行の業績はどうなるのでしょうか?

国債利回りが上昇⇒国債は下落⇒銀行には含み損
国債利回りが上昇⇒それに連動して住宅ローンなども上昇⇒銀行が受け取る利子も増大

要は、銀行が抱える国債の含み損が勝つか、銀行が貸し出しているローンから受け取る利子が勝つかの問題とは思うのですが、よくわかりません。

また、長期金利の上昇すると、預金と貸出利率の差が拡大して公的資金返済のスピードは速まるということはあるのでしょうか?

経済に詳しい方、教えていただければ助かります。

A 回答 (2件)

ごくごく簡単な事実として、国債を満期まで保有するつもりであれば、国債の価格下落を損益に反映させる必要は全くないため、例え国債価格が70%まで下落したとしても、償還が間違いなく行われる限りは、銀行の損益には全く影響はありません。



含み損が問題となるのはBIS規制の自己資本比率上だけですが、ほとんどの銀行はマージンが結構あり、20%程度までは減少しても短期的には問題ないでしょう。


> また、長期金利の上昇すると、預金と貸出利率の差が拡大して公的資金返済のスピードは速まるということはあるのでしょうか?

りそな銀行は既に公的資本を75%程度終え、またメガバンクも現在は景気が良いようです。したがってあり得ます。
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 国債利回りが上昇すると、りそな銀行の業績はよくなるでしょう。



 国債の「含み損」は、保有株式の含み損(下がったまま倒産して紙くずになる場合もある)とは違って、償還期限が来れば必ず額面で戻ってくるものです。

 償還期限が近づくにしたがって、必ず、国債の価額はどんどん額面に近づいていきますので、実際は問題になりません。

 それに対して受け取る貸し出し利息の上昇は「現物」ですから、実際に業績に貢献します。

 したがって、「ローンから受け取る利子が勝つ」でしょう。

 また、預金と貸出利率の差が拡大して公的資金返済のスピードは速まるでしょう。

 実際にどうするかは、経営陣の考え方ですが、これまでの銀行の返済状況(ニュースで報道していた範囲)では、返済を前倒しにしたという報道は何度か見ましたが、返済を延期したというのは小さなところが経営悪化を理由にしたのを1、2回しか見た覚えがありません。

 我々素人が考える以上に経営陣は政府から重圧を受けているんだなぁと思いながらニュースを見てきました。

 銀行員は、自分たちが我々借金をしている人間・企業にどう干渉するか、圧力をかけるか、陰でどんな悪口を言っているか知っているから、逆に借りている立場だと息苦しいのだろう、とか思いながら見てました。

 したがって、実際に実入りが増え、返せる余力が出れば返済を急ぐだろうと思います。
 
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