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今、聴覚障害者の方の主なコミュニケーション手段って、手話ですよね?
その手話って何か問題点はないのでしょうか。
例えば、疲れるから長時間できないとか・・・。
何でも良いので、気づいたことがあったら教えてください。
お願いします。

A 回答 (9件)

akira-desu さんが手話に興味を持たれ、これから手話を学ばれて行かれるのか、


現在学ばれていて手話について理解を深めたいか、
実際生活に使われていて他の方のご意見もお聞きしたいか、
によって回答も違ってくると思います。
まだ akira-desu さんが質問された動機を読み取る事ができませんが・・・、
手話を学んでいる聴者としてはANo.#6、ANo.#7さんが非常にお詳しいようなので私はさらっと流して、
深いお話はお任せしたいと思います。

手話についての説明は日本手話学会の「手話の基礎知識」にあります。
http://www.jasl.jp/info/signlanguage.htm
もうご存知の場合はご容赦ください。

聾の女優の忍足亜希子さんの映画について書いたサイトの「日本手話」というページでも国際手話について触れています。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/ganchan/signlangu …

また、A Deafbackpacker's travels の
「世界の手話について」このページも参考になるかと思います。
http://www.d8.dion.ne.jp/~deaf-pac/w,sign.htm

またまた聾者の方から聞いた話で恐縮ですが、国によってもちろん手話も違いますが、
日本語と英語の違いほどかけ離れておらず、
海外でも日本手話が通じるシーンが思ったより多く、
一人旅をされる聾者もいらっしゃるようです。

手話について研究されている方の中でも考え方は様々だそうで色々ご意見の違いもあるとは思いますが、
ここではあまり気にせずに書いています。
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アメリカに35年半住んでいる者です。



私の場合は全くの英語による手話(ASL, American Sign Language)なので単なる余談としてお読みください.

私が事業を始める前のことなのでかなりむか~しのことです. 身内にも友達にも手話を必要とするものがいたわけではなかったのですが、ひょんなきっかけで2年ほど手話を習いました.

今では全くと言っていいほど使っていませんが、ほんの基本の基本はまだ無意識的に残っているようで、人前で話す機会が何かと多い私は話の中で「手話」のジェスチャーがでてきているようです.

基本の基本を覚える時に、普通のジェスチャーともいえるくらい知らない人でも分かるような物が結構多いのですがそれを覚えているのでしょう. ですから、話しているときもそれが自然に出てくるのでしょうね.

どんな言葉でも、コミュニケーションである限り、どうしてもギャップと言う物が出てきますね。 つまり、単語・慣用語句などのあらわし方が違うときもある、一種の「訛り」ですね。 「語数」が少ないにもかかわらずこの「訛り」には私は大変な思いをしたのを覚えています.

ですから、スペリングで単語を言ってしまうと言う逃げ道をしていました. つまり、単語をアルファベットのスペルで言ってしまうということです.

偏見視の度合いが少ないアメリカではやりやすいものだと思いますが、どうなのかな、日本では問題になる所なのかもしれませんね、と思うのは私だけでしょうか.

と言う事で、回答から全く離れてしまいましたが書かせてもらいました.

なお、私が飼っていた犬が年を取って耳が聞こえない状況になってしまいましたが、手話での簡単な号令 (hand signのしつけをしていませんでした)や、外へトイレに行く必要があるのかとか、おやつを食べようか、と言うか言う簡単なコミュニケーションはすぐに出来るようになりました. (今いる犬もよく分かります。ちゃんと聞こえていますが.) 

また、一度だけですが、仕事で、手話をする人が怪我をした時に、十分とはいえませんでしたが、名前や電話番号、傷の状態、医者の名前・電話蛮行、薬に対するアレルギーの有無、などfinger spellingで焦りながらやることが出来、やっておいてよかったと言う事がありました.
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先ほどのアドバイスの中で「聴覚障害」の説明を割愛しましたが、hirorin2004さんが少し説明していただいたようですね。


通常私達は「聴覚障害」とひとくくりに表現してしまいますが、実は幅が広いんです。
「聾者」という表現については、hirorin2004の説明にもあるとおり、「障害者」という意味ではなく、聞くことを文化とし音声言語を使用する者を「聴者」と言い、「聾文化」を共有し手話を言語として使用する少数者の事を「聾者」とする・・・という考え方があるようです。
「聴覚障害者」は手話を使う、と勘違いしている方もいるかもしれませんが、実は使わない方のほうがはるかに多いのです。
理由は、割合として中途失聴(疾病によるもの、ヘッドフォン難聴、老人性難聴など)の方が多く、手話を言語的要求としていない場合が多いのです。
通常この方達には、要約筆記、筆談、口の動きの読み取りなど・・が言語的欲求であるようです。
また、難聴でも「伝音系」・・音を振動で伝達する器官と「感音系」・・音を電気信号で伝える器官の障害の違いがあり、補聴器で音声認識できる方と補聴器を使用してもカバーしきれない方に分かれます。
こうした医学的見地から治療すべき障害、として「人工内耳」を幼少期から取り付けるということの是非についての問題も起こっています。
また、hirorin2004さんも言及してた「聾学校」のあり方についても近年揺れ動いてます。
この問題も説明始めるととても長くなるので、
また次の機会に「聾学校」について自分なりに勉強した事を話したいと思います。
僕自身手話を学び始めて2年半になりますが、未だに日本語音声言語を頭から外し、手話のみで考え、会話することが全くできないので四苦八苦してますが、
聾の先生がとてもすばらしい人なので、会える少ない機会をいつも楽しみにしてます。
その先生がいたからこそ、最近の聾に関する諸問題や手話でしか味わえない会話を楽しむことの良さを知ることができました。
人と人の出会いに感謝してる今日この頃です。
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手話で大切なことは、大きく分けて2つのことを明確に知る必要があります。


それに「聴覚障害」という表現にも非常に幅広い意味があり、この場で説明しきるのは少し困難かもしれません。説明の仕方で誤解を招き易いので次の機会に意見を言いたいと思います。
さて手話の1つめは聾者が言語として自然に使用する手話「日本手話」と、2つめとして日本語文法を基本とし、主に日本語を発音しながら手話単語を並べる「日本語対応手話」があることです。
「日本手話」は、日本人である聴者が自然に日本語を言語として身につける感覚で、聾者が自然に身につける言語のようです。
2つめの「日本語対応手話」は主に日本語を習得後に中途で失聴し手話を学んだ方や講演会などの会場などで同時通訳する場面でよく使用されています。
この違いが一般的に知られてないため、なぜか「手話」=「日本語の補助手段の一つや福祉の一つ」・・のようにのみ解釈されてしまい勝ちですが、本来は日本語・英語・フランス語などのように文化圏毎に自然言語があるように、聾者には「聾文化」を共有する中で自然発生した独特の言語機能を有する日本手話を持っているようです。
もちろん国毎に手話も違いがあります。
手話を身に付けたい場合、この2つの違いがあることをまず理解し、どちらを選択するか判断が必要でしょう。
問題点としては、「手話通訳」という仕事が言語的欲求の違い・・・自然言語としての手話で聾者と遜色無く会話でき通訳するのか・・・あるいは日本語を習得した中途失聴者、難聴者に対して通訳するのか・・
がまだまだ明確に分類されていないことです。ちなみに聾者が手話で会話に花が咲いているときは、聴者がそうであるのと同様何時間でもおしゃべリし続けますよ。
時間を忘れておしゃべりするのも聾文化の一つのようですね。
説明が長くなってごめんなさい。
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私も友人に聴覚障害者がいます。

友人曰く英文はやりにくいそうです。私も手話をやったことがありますが、本に載っているやり方も微妙に違う所があり、どれが本当なのだかよく判らないこともありました。
また、本等で覚えた物と、聴覚障害者の間で使われている暗黙の了解となって使用されている物の違いがあったりするらしいので難しいです。
 因みに、余り広まってはいませんが、聴覚障害者の方とのコミュニケーションで「要約筆記」という物もあります。それは、ノートやボードに筆記という形で会話していきます。その名の通り、長い単語、例えば「コミュニケーション」でしたら「コミュ」とか「障害」であれば「○の中にカタカナのシを入れる」など要約していくものです。
 手話も要約筆記も大勢の人を前にして出来る(テレビ等)訳ですが、どちらも言えるのは、その場その場の対応では、話している人の話の早さについていけないことや、手が疲れるといった問題もあります
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「問題」というテーマなので楽しくない事を書かなくてはいけませんね。



耳の聞こえない方を聾者、あるいは聾といい、
耳の聞こえる方を聴者、あるいは聴と呼びます。
これは差別用語ではありません。
聾の世界では「障害者」という認識はないようで、
「聞こえる人、聞こえない人」というように単なる区別をしています。

日本の聾教育は世界の水準から100年は遅れていると聾の方から聞いたことがあります。
近代の聾教育は二転三転しているようです。
ですので、年代が違うと同じ聾の方でも話が通じない事があるようです。
聾の知り合いの学校時代、
聾学校では聾者同士が昔から話している自然な日本手話が禁止され、
口話、またはシムコムなど、学校で教えている話法を強要されていたそうです。
先生がいるところでは学校の教育方針に従った話法で話すのですが、
誰も見ていないところでは日本手話で楽しく話したそうです。
見つかると大変。
聾者は圧倒的に数が少ないので地方によって方言もあります。
方言くらいは壁にはならないのですが、上記の理由により、
年代間の意志の疎通が難しくなっているようです。

またアメリカに聾者の数がすごく多い島があります。
名前を忘れてしまいました。
そこでは聴者も普通に手話を話しますし、
聾者は本土のギャローデッド大学に行く人が多いので
その島では聴者よりも聾者の方が学があるとのことです。

またその他、聾には差別の歴史などもあります。
時々聞く機会もありますが、胸が痛みます。

> 例えば、疲れるから長時間できないとか・・・。

聾者の方にとっては私たちが普通に話すのと同じように
彼らにとっても普通の言語で話されているわけですので
疲れる程度に差はないようですよ。
私の知っている聾者の方は本当に話し好きで何時間でも楽しい話をしてくれます。
しかし講演などで手話を通訳する方は、20分ほどで交代しないと集中力の持続が難しくなるようです。
手話は日本語ではなく、日本語とは違った文法も、
豊富な語彙もある「言語」であるからです。
どうしても日本語に訳せない単語(動作)もあります。

手話を一対一で日本語に対応させたものが日本語対応手話と呼ばれています。
残念なことに手話教室などはこの日本語対応手話が多いのですが、
ここから入門するとある時点から手話を読み取る能力も話す能力も頭打ちとなるようです。
英語を直訳しているようなものかも知れませんね。

日本語はあいまいで、言葉が主役になっているところがありますが、
手話はイメージそのものをダイレクトに伝える言語だと思います。
肝心な事をまず先に伝える傾向にあるようです。
例えば聞いた話ですが、「今日残業やっていって」と言われ、日本語でしたら
「ああ、今日はちょっと用事があるのですみませんができないんです」と
理由から先に言いますよね。
手話ではまず「今日はできません。理由は。。。」のようなイメージで伝えます。
結論を先に伝えるところは英語とちょっと似ていますよね。
ですので聴者の方はいきなり「だめっ」と否定されたような気がして
人間関係に影響があることもあったとの事でした。

手話は手の動きだけでなく、口の動き、顔の表情、その他全身で会話します。
あ、問題といえば、
聾のみんながガヤガヤ話している時に教室に先生が入ってきたとして
どうやって注意を促すかですが、
電気をぱっと消すなんてこともあるそうです。
聾者が聴者の注意を引く時に軽く机をたたいたり、
相手を指差す事は聴者にとっては失礼な感じがしますが、
手話ではそんなことはありません。
あとは電車の中では、聾者同士は隣同士で腰掛けず、
向かい合って座って話している事に気づかれると思います。

ほんのさわりしか知らない私ですが、それでも書くと色々出てきます。
今の文部科学省の方針と聾の実情とは大きくかけ離れていますので
そのあたりが一番の問題なのだと思います。

参考URL:http://homepage1.nifty.com/masao-deaf/
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今は疎遠になっていますが、テレビ・新聞に特集されたことのあるバイタリティ溢れた友達がいました。

その方曰く(嫌いな言葉ですが)健常者の手話とそうでない当事者の手話は可也違うと言ってました。有名な○山氏等は特に旧式で判り難いと、私も以前海外で白人の聾唖者(これも嫌い)達がオープンに楽しそうにヨーロッパを旅行していたのに出くわし、自分も手話をと思ったのですが日本の手話と国際手話も違いがありすぎる事を知り、腹が立ち学ぶことを止めてしまいました。問題だらけですよ。
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狭いところではやりにくいですよね。



あと、当人がちゃんと手話をしている相手をみてくれないとわかりませんよね。

あと、手話では表現しにくい言葉があるでしょうね。
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日本語対応手話と日本手話の問題で、人権救済申し立てがされてますね、東京のある都立ろう学校。


日本語対応手話と、ヤフーにでも入れて検索してみて下さい。

この回答への補足

日本語対応手話、日本手話の違いは理解できました。国際手話というのは、日本語と英語の違いと同じ感じですか?国際手話というのが標準語なのでしょうか。

補足日時:2004/03/20 22:25
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