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とても馬鹿げた質問ですが叱らないで下さい。

CD1枚700メガ程度ですよね。
記憶と言う意味で言うと人間の記憶は何ギガくらいでしょうか?

私のパソコンは大体クロック500メガくらいのCPUですが、人間の計算能力は何ギガくらいでしょうか?

A 回答 (3件)

こんにちは。



>記憶と言う意味で言うと人間の記憶は何ギガくらいでしょうか?

仰る通り、相当に乱暴な質問ですよね。
本来、この質問にはズバリと回答をするとはできないのですが、それではご不満でしょうから、そこを曲げてズバリお答えしますと、人間の脳の記憶容量は、
「140テラ・ビット」
ということになると思います。

人間の脳の思考、記憶を司る神経細胞「ニューロン」の数は140億個あると言われています。ニューロンが得た刺激は細胞体内で電気信号に変えられ、軸策を通って他の細胞に伝えられます。この情報伝達が記憶や思考を行なう「ニューロン・ネットワーク」を形成します。
軸策の先には複数の「シナプス」が形成されており、そこからは電気信号が「脳内伝達物質」と呼ばれる化学物質の放出に変わり、受け取る細胞側にも複数の「受容体(レセプター)」が準備されています。
このシナプスの数は、ニューロン1個に付き平均1万個あります。
従ってその数は、140億×1万=1.4×10の14乗となります。

しかしながら、それは多重の情報を取扱います。
軸策を流れる電流は、興奮の仕方によって一定ではありません。それによって化学物質の放出量も変わりますし、受け取る側の感度もその都度違います。つまり、「ある記憶」というニューロン・ネットワークの概ねの役割は決まっているのでしょうが、そこには伝達の強い弱いなどによって関連情報が付加されていることになります。これが感情に表れますと、虫の居所によっては、つまらないことなのに「むちゃくちゃ腹立った」といったようなことになります。従って、コンピューターとは違い、脳内では、必ずしも1バイトがひとつの情報に対応しているとは言えないということなんです。また、脳では記憶と情報処理をごっちゃに行っていますので、処理系(CPU)と記憶系(メモリー)が分離されているコンピューターとはシステムが異なります。
これが、人間の思考の複雑さなんですね。
ですから、「ズバリ何ビット」というわけにもゆきません。しかしながら、恐るべき記憶容量を持っていることだけは確かなようです。

>私のパソコンは大体クロック500メガくらいのCPUですが、人間の計算能力は何ギガくらいでしょうか?

良く、人間の脳の演算速度はコンピューターの100万分の1くらいしかないなどと言われます。
確かに、遅いですし、それは一定ではありません。
何も考えていないときは1秒間に5~10ビットくらい(コンピューターは、停止しているときはゼロですよね)。
一旦興奮が起こると50~100ビットに上がり、最高処理速度は、だいたい500ビット秒くらいだそうです。

このように、処理速度、即ち、人が考える力はコンピューターには及びも付きません。しかしながら、その記憶容量はコンピューターが尻尾を巻いて逃げ出すほどです。では、どうしてそんなに遅いのに、脳内に記憶された膨大な情報を処理して即座に結論が出せるのでしょうか?
それは、人間が演算処理に相当な手抜きをしているからですね。
ロボットに二足歩行をさせようと思ったら、踵から床までの距離が何センチ何ミリといった情報を正確に演算しなければなりません。円滑な動作をさせるためには、近付くに従い、センサーによって細かい計測を行なうフィードバック制御も必要でしょう。
しかしながら、人間は距離の計測や演算処理など一切行いません。そうとういい加減です。歩くという動作は無意識行動になるまで学習し尽くされています。これを、「潜在記憶」と言います。
考え事をしながら平気で二足歩行できるのはそういうことだと思います。
ですから、人間がコンピューターに勝つ武器は、超膨大なメモリーと、超いい加減な演算能力だ、と言うことができると思います。
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この回答へのお礼

大変興味深いお話が拝見できました。
ありがとうございます。

お礼日時:2004/03/26 00:48

>CD1枚700メガ程度ですよね。


>記憶と言う意味で言うと人間の記憶は何ギガくらいでしょうか?
>人間の計算能力は何ギガくらいでしょうか?

記憶容量と、処理能力(演算速度)とごっちゃになっていませんか?

処理能力の方は確か既にパソコンのCPUの方が人間を上回ってたと思います。(単純比較は不可能。単に数学的な計算能力としての比較)
記憶容量は人間の脳の能力は計り知れないので、いくらHDD、光学メディアが大容量化しても人間の脳には追いつけない、とか書かれている記事を見たことがあります。
しかし、記憶を担うデバイスとして重要な問題である「読み出し、書き込み速度」から見ると、人間の脳は確実に半導体メモリにもHDDにもフロッピーにも劣ると思います。

従って、単純に比較する事自体ナンセンスと言えます。

記憶容量だけで見たならば、人間の方が上。
処理能力(計算能力)でみたら人間はコンピュータにはかないません。
円周率の計算からも明らかですね。
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 バイト数という概念がないので換算できません。


 ……なんてことは分かってて質問してらっしゃるんですよね(^_^; はい(笑)

 人間の記憶には、『短期用』『中期用』『長期用』の3つの記憶領域があります。
 後者になるほど容量が大きく、かつ、覚えにくく忘れにくい構造になっています。

 短期記憶は、その場で覚えてすぐに忘れてしまう記憶で、人から聞いた電話番号をメモに書き写すまでのわずかな時間だけ働くメモリです。
 最近の研究で『5~10バイト程度の容量を持ったスタック7個分』であることが判明しています。つまり35~70バイトくらいですね。

 中期記憶は、1週間後の旅行計画内容など、最大でも1ヶ月以内に不要になってしまうような情報を記憶する領域です。
 ここには多少たくさんの情報を記憶することができ、人によって差異はありますが、スキーマ1つ分の情報を3~4個程度管理する事ができます。
(スキーマとは、脳の中の記憶の単位です。同じ種類の情報を『これとこれは同じグループ』といった枠で囲って記憶することで、複数の情報を1つの情報として扱うことができます。スキーマ1つの情報の大きさは可変で、合計10文字分しかないものから、何十メガのサイズを持つ巨大なスキーマもあります。
 中期記憶用のスキーマには、俺の経験からいうとだいたい1キロバイトくらいの内容を記憶できると思います)

 長期記憶とは、文字通り何年も覚えておくための記憶領域です。
 サイズにかなりの融通が利くスキーマを莫大に持っており、それぞれのスキーマ内の個別の情報が、他のスキーマの特定領域にリンクする、といった複雑な機能を備えています。
 長期記憶領域は、『不要な物は随時忘れる』『足りなくなったら補強する』という機能があり、その領域がどれくらいの容量を持つのかは、文字通り『未知数』です。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
乱暴な質問でしたが楽しい回答を拝見させて頂きました。

お礼日時:2004/03/26 00:47

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