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某掲示板まとめサイトで理系と文系が戦争したら勝つのはどっちかという議論が交わされていました。

結果としては、医学部がある、兵器をつくるのは理系だ、などという主張をもとに理系が勝つという人が多かったです。

しかし果たして本当にそうなのでしょうか?
実際にそのような完全に二分化された戦争は起き得ないということを承知の上で質問させていただきます。

A 回答 (11件中1~10件)

 どういう戦争を想定するかで答えは違ってくると思います。



 世界が2つの陣営に綺麗に分かれて、どちらかが完全に絶滅するまで勝敗が付かない絶対的戦争ならば勝つのは理系でしょう。
 しかし、現実にはそんな戦争はありません。実際には文系が有利になります。

 理由はクラウゼヴィッツが定義したように戦争とは外交の延長であるということです。つまり戦争とは「自分の都合を相手に押し付ける」という目的を達成するための外交手段の一つでしかないのです。ですから、戦争を終わらせる・・・つまり勝敗を決するのは相手国の絶滅ではなく、終戦交渉であり戦後処理なんです。
 また米国がベトナム戦争で得た最大の戦訓がこれを強力に補足すると思います。すなわち・・・

 戦場でどれだけ勝利を収めようとも、マスコミを正しく誘導しないと、戦争に負けたことになってしまう

 ・・・というものです。
 米軍はベトナム戦争に事実上負けてしまいましたが、ベトナムの戦場においては実際には勝利を収めていました。ですが、テト攻勢では逆襲に成功して敵軍を壊滅状態に追い込んだにも関わらず、北爆によって敵の首都を灰燼に帰して北ベトナムの継戦能力を奪うのに成功したにも関わらず、マスメディアによる反米・反戦報道と社会運動によって軍事行動そのものが批判され、追い詰められ、事実上の敗北を受け入れざるを得なくなっています。
 戦場でどれだけ勝利を収めていようと、敵政権首脳全員を処刑して敵軍を壊滅させようとも、どうしても敵の国民は残ります。そして、敵国民まで絶滅させることは、少なくとも今現在の国際的常識ではできません。
 終戦交渉や戦後処理において、戦場での勝敗が全く影響しないわけではありませんが、それよりももっと影響するのが世論です。彼我国民の世論はもちろん、第三国の世論の世論を味方につけなければ、結局のところ戦争の最終目的である「自分の都合を相手に押し付ける」ということができなくなります。

 彼我国民や第三国の世論を自国に有利なように誘導する宣伝力、そして終戦交渉と戦後処理を自国の目的に沿うように進行させる外交交渉力。これが戦争の勝敗を決するために必要な要素です。いずれも理系の分野ではありません。

 しかし、前述したように世界が彼我に分かれて相手国を国民の最後の一人さえ残さず絶滅するまで戦う究極の絶対戦争を想定するのであれば、彼我国民はもちろん第三国の世論も関係ありませんし、終戦交渉も必要なくなります。戦争から「政治」がなくなるのですから、あとはどれだけ無駄なく効率よく相手国を破壊するかが重要な要素となります。こうなると理系の方が有利になるでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど秩序やルールがなくなるのであれば、文系には学問的価値は残らないが、理系には学問的価値が残るということですかね。

素晴らしい着眼点だと思います。

お礼日時:2013/11/18 22:39

理系でしょ.



そもそも「文系」の得意なものって理系でできないわけじゃないのよね.

文系は兵器の設計開発,生産,使用にメンテナンスなど,専門知識が必要な
ことは「ほぼ」できないけど,理系にとってみれば,戦時下における
法律の運用や経済政策の立案,外交などが「全く」できないかと言われればさにあらず.

もちろん,その質において文系に並ぶものではないけれどね.


工学の研究者として学会に名を連ねる博士の中に
文学部出身はまずいないけど,
国会議員の中に工学部はそれなりにいるし
大企業のCEOにも理系出身がいるわけだし.
(政治家としてはだいぶアレだけど,鳩山だって理系だしね)

戦争は外交の一手段でしかないのは現代の常識だけど
外交がヘタクソでもきちんと動く戦力があれば
まったく戦力にならない軍隊相手に勝つのは難しくないでしょ.
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この回答へのお礼

文系も理系科目の勉強をしたら、理系が出来ることをある程度はできるでしょう。
あなたがおっしゃっている理系でも文系的なことはある程度は出来るというのは、文系科目の内容を勉強したら、という前提がついてはいませんか?
そこがアンフェアだと思いました。

お礼日時:2013/11/18 22:29

防衛大学校の受験科目を見ると自ずと答えが出ます


原則として理系科目なんです
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この回答へのお礼

判断基準の一つとしてあげることはできるかもしれませんが、それがイコール結論になるものだとは思いませんね

お礼日時:2013/11/18 22:30

一般に日本で言われる理系・文系の括りで言えば、文系が負けます。


何故なら文系は基本的に士気が低いからです。
日本の文系は実際には真の意味で文系でなく、単に嫌な事・面倒な事から逃げて文系を選んでる人が多いから実際の戦闘になった場合、戦線を維持できず崩壊する可能性が高いです。

作戦立案にしても文系は論理的な思考が不得意なため、おそらく兵站が持たないと思います。必要な場所に必要な物資を過不足なく補充すると言うのは戦争においてかなり重要な要素です。

とりあえずは、こんな所で
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この回答へのお礼

士気が低い、たしかに日本においてはそうかもしれません。

しかし文系は論理的思考が不得意というよりはむしろ得意なのではないでしょうか。社会科学部系統はどれも論理的思考なしには成り立たない学問だと思いますが。

大学生だけで見ると、文系より理系の方が全体的に士気が高いのかもしれませんね。悲しいことですが。

お礼日時:2013/11/18 22:36

ぼんやりと考えただけですが、文系じゃないかな。



理系は勝てないような気がする何となく。
割とおとなしいのと意思の疎通がばらばらだったり・・・
なんかちっこいコミュニティを作っていたような印象が。
小さい集団で地道・・・を好む人

これじゃ勝てない。

それと、言葉を操るのが上手い人がいるのといないのとでは大違いだと思うので
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この回答へのお礼

これは偏見やイメージみたいなものが出来上がってしまっているのでしょうね。

統計学的な分析などを持ち入れば、とても面白い意見になると思います。

お礼日時:2013/11/18 22:42

今の子は、シミュレーションゲームはしないのかな? ウォーゲーマーにはわりと常識の範疇の気がしますが。


結論だけ先に書いておくと、ホントに理系の思考が出来る人なら、理系が文系に勝てないことを知っています。なので、その議論をしているのは、文系の人どうしが想像でやって遊んでいるんじゃありませんか?

戦争の構造とは、
  戦闘 < 戦術 < 作戦 < 戦略 < 大戦略
から成り立っています。
この構造を知っていると、関ヶ原とかバルジ大作戦とか春のめざめ作戦とかを見るときの面白さが変わります。

戦闘で勝るのは、作戦への忠実さと、体力です。体力に理系も文系もないですね。
戦術で勝るのは、兵の練度です。兵の練度のためには、ルールの作成と維持が必要です。
作戦で勝るのは、計画の格の高さです。そして、計画を実行するためには指揮官にカリスマが必要になります。リーダーシップやトッップシップは、ともかく、計画は理系でも勝れるかも。
戦略で勝るのは、兵器や物資の補給の確保です。生産にせよ、技術開発にせよ、理系の比重が大きいかな。でも実行はお役人のスキルですね。
大戦略で勝るのは、国体です。その国の人材や物資の資源の配分を、今と将来(育成)に渡って計画し、実行する「政治」のことです。

大戦略で勝る相手を戦略で打ち破ることは出来ますが、作戦で打ち破るのはまず難しいことを歴史が証明しています。
良い技術や兵の練度があっても、大戦略に劣ると、短期勝利しか出来ないことは、第二次世界大戦で、ドイツと日本が証明しました。
いずれも、制空権という絶対的な有利な概念を持つ兵器を発明して、初期に圧倒的な勝利を飾りますが、大戦略(のみ)に勝るソビエトやアメリカにより、最後は負けるわけです。
興味深いのは、ドイツとソ連では、開戦当初はドイツは大戦略でもソ連に勝っていたんです。すべての面で、絶対的不利だったイギリスが、独ソ戦でか細いラインでソ連への輸送を続けて、この部分でのソ連の底上げを図り、逆転させたんですね。他国が絡む場合、そういう要素もあり得ます。チャーチルを理系の人物という人は多分いないでしょう。

理系が文系に勝つためには、ひとつ下の構造から、上の構造に勝るものに勝つしかないので、短期完勝にしか勝機がありません。勝てないとはいいませんが、困難な道です。

ちなみに私は、理学部卒のバリバリの理系なので、大坂夏の陣は真田幸村ひいきです。大戦略に勝る相手を倒そうとした人が大好きです。
大坂夏の陣は、すべてに劣る大阪方が、すでに将軍を後継者に譲って自分自身を囮にした家康の誘いにのって、局地戦=戦術だけで乾坤一擲を狙うというムチャを通そうとした戦いです。
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この回答へのお礼

ルールがある戦闘ならあなたの意見が正しいと思います。
no.8の方の意見が意表を着いたもので面白いですよ。

現在は科学技術の発達により、ルールを捨ててしまえば簡単に戦術が戦略に勝るということがあり得ますからね。
「戦争」がルールがある上での戦いと定義するなら、あなたの意見もかなりいいと思います

お礼日時:2013/11/18 22:48

どちらが体育会系を取り込むかにかかっているでしょうね。



理系が一所懸命に兵器を準備しているあいだに、文系が法律を作って体育会系を文系軍団に編入し、彼らに殺戮を担当させれば文系が勝つことになります。
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この回答へのお礼

文系、理系それぞれに体育会系がいるでしょう笑
体育会系が一つの学問形態のカテゴリじゃないんですから。

ユーモアのある回答ですね。

お礼日時:2013/11/18 22:50

難しく考え過ぎですよ。



細部だけスポットを当てるからそんな事になる。

例えば、遺伝を承知していたら・・・
「玉子が先か鶏が先か」論争は起きないですよね。
例えば、金髪の外国人と日本人が結婚したら産まれてくるのは「ハーフの子供」
つまり、鶏は玉子から羽化したもですから「玉子」が先は当たり前。

同じく「ネス湖」の「ネッシー」が居るか居ないか・・
個体が、子孫を継続して行くにはコロニーが絶対に必要ですよね。
最低でも数匹の個体が常に生きていないと子孫は残せない。
それと・・あの大きさで数匹が生きて行くには、大量の「エサ」が必要ですよね。
「象」でも「クジラ」でも大量のエサが必要になる。
命を継続していく集団が大量のエサを食べて行くにはネス湖ではエサが少なすぎる。
それに集団が生きていたら人間の眼に触れない訳がない
当然として死んだ骨も大量に発見されるはず。

例えは多少違いますが、幾ら優秀な科学者や医者がいても・・・
お金が無ければ武器も医療器具も買えない。  その専門分野で特殊能力を発揮するなら
何処かが劣ってしまう・・・文系には武器を作ったり手術は無理だが・・・
人を騙しても思想を誘導も出来るし大金を集める事も出来る。
金が無ければ、武器を開発も出来なければ製造も出来ないし医療機器も買えない。
よって・・金を集める能力が高い文系の勝ちですね。
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この回答へのお礼

例え理系が集金力が文系より乏しいとしても、1円も集められないということはないでしょう。

あなたはお金、という観点から見た時に関係する事項のみでこの問題を見ているように感じました。
それではスポットライトを当てる範囲が狭いのではないでしょうか?

お礼日時:2013/11/18 22:56

文系の圧勝でしょう。



戦争は機械を使いますから一見理系が有利なように思いますが、実際に戦うのは文系です。理系は頭が良いから大本営や兵器製作所みたいなところにいて戦闘に参加しません。

これじゃあ、ダメです。
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理系に進む理由の一つに戦争に直接参加がないというのがありますからね。


文系はほんの上位が直接参加しなくていいだけです。
そもそも理系は戦争は好きだけど、自分ではしないことは明確に自覚しています。
体を張るのは文系。先日のロボット兵器って番組がありましたが、
結局はコロッセオみたいなところで、どつきあいをするのは文系です。
阿部さんは、そこでお腹痛いでは困るのです。ロシアにすでに負けています。
中国とも同様です。たとえ国技の土俵上であったとしても。
逆にいうと、理系は文系に勝てない。
ということで、理系は納得してると思いますよ。
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この回答へのお礼

理系はサポート、文系はソルジャーという考え方ですか?もしくは理系は裏方、文系は表型という考えなのでしょうか?

的を射ているようで、反論も多く上げられそうな意見ですね。議論の発展に繋がる階段の一段となるものだと思います。

お礼日時:2013/11/18 23:01

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