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私はホーンスピーカーが大好きです。
その一方でフルレンジスピーカーも大好きです。
なんとなく、音に共通点があるような気がします。

最近、フルレンジスピーカーにネットワークを入れて、
使用したいっと思うようになりました。

しかし、フルレンジのよさっというのは、
そういう余計なものがないことがひとつのよさだと思っております。
余計なものがないことによる歯切れのよさがひとつの売りだと思っています。

私が使用している20cmフルレンジは、とても古いもので、
かなり高音が耳につきます。
かといって、グラフィックイコライザーなどを入れるのは抵抗があります。

それで、コンデンサと抵抗を並列に入れてみたり、
コイルを直列に入れてみたりしたのですが、グラフィックイコライザーでは得られないような、
とても聴きやすい音になります。
しかし、スピーカーの特徴っというか、個性までをも抑えてしまっている気もします。

趣味の世界なのだから、私の好きなようにすればいいとは思いますが、
あまり自分だけの感性でやると、知らず知らずのうちになんの感動もない音で
鳴らしてしまうような気もします。

フルレンジにネットワークが入っているスピーカーシステムっというのは、
一般的なことなのでしょうか。
BOSEは入っているっとどこかで見たことがあります。

ビンテージと呼ばれるスピーカーは、ネットワークっというものは、
入っていたのでしょうか。
私の使用しているフルレンジは、ビンテージの部類だと思います。

A 回答 (6件)

>> フルレンジにネットワークが入っているスピーカーシステムっというのは、一般的なことなのでしょうか。

//

「製品としてのフルレンジスピーカー」というのは、今日では少なくなっていて、パソコン用の簡単なスピーカーでも(意味があるかどうかはともかく)2ウェイ以上が多いので、「一般化する以前に母数が少なすぎる」という気がします。

音質調整用にネットワークを入れるのは、おかしいことではありません。

1つは、フルレンジドライバの多くが、ボイスコイルのインダクタンスの影響で高域にかけてインピーダンスが上昇するので、これを補正することが考えられます。アンプから見たスピーカーのインピーダンスの平準化ですが、結果的に補正回路にパワーを食わせることになるので、大人しい音になります。

これは、出力インピーダンスの高い真空管アンプでは、けっこう有効な手だと思います。
http://www.op316.com/tubes/toy-box/spstand.htm

もう1つは、フルレンジドライバの多くが、高音域にダイヤフラムの共振によるピークを持っていて、良くも悪くも特徴のある音になっています。ノッチフィルタを入れることでこのピークを潰せば、より歪の少ない音になります(特徴を奪うということでもありますが)。

さらに、フルレンジドライバの多くは、ウーファーに比べて低音が出ません。そこで、シェルビングフィルタを入れて、たとえば200Hzから上を一律に3dB下げれば、相対的に、見かけ上、200Hz以下は3dB上がったことになって、低音が増えたように聞こえます。

>> グラフィックイコライザーでは得られないような、とても聴きやすい音になります。 //

GEQも、ものによります。低価格なものはフィルタによる歪(位相のズレ)が大きいのだと思います。また、GEQは、表記の周波数の前後に渡って効いてしまうので、微調整には向きません。厳密にやるには、パラメトリックイコライザを併用した方が良いです。

最近はコンピュータの処理能力が飛躍的に高まっているので、むしろソフトウェアの方が高機能で音質面でも優れていることが多いように思います。世界中のスタジオで使われているイコライザソフトでも数万円から手に入りますが(単独では動かないので、一般の人には使いづらいですが)、同価格帯のハードウェアの比較にならないほど良い音です。

>> BOSEは入っているっとどこかで見たことがあります。 //

いわゆる「電球」ですね。

http://www.page.sannet.ne.jp/komamura/PC-AUDIO/B …
http://karenevil.blogspot.jp/2008/12/boseno.html

BOSEはいろいろと謎が多いのですが、技術的な背景はしっかりした会社だと思います。

>> あまり自分だけの感性でやると、知らず知らずのうちになんの感動もない音で鳴らしてしまうような気もします。 //

「井の中の蛙」ということですね。逆に、「感動」を求めすぎて異様にクセのある音になるケースも少なくないでしょう。それを「どーだ、凄いだろ。羨ましいだろ」と自慢された日には閉口するしかありません。

どちらかというと1人でやる趣味なので視野が狭くなりがちですが、ときには外に出ていろいろな音に触れた方が良いかも知れませんね。オーディオショーなどでも、値段が高いだけで大した音は出ていないことも多いですが、全体の中での自分の音の位置づけを確認することは有意義でしょう。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明ありがとうございます。
音質調整でフルレンジにネットワークをいれることはあることなのですね。パラメトリックイコライザーは、ケンウッドのk'sシリーズの物を使いましたが、「サー」っというノイズが気になりやめましたが、本格的なものはとても高くて驚きました。

私は、3日に1回はビンテージショップに遊びにいって、色んなスピーカーを聴かせてもらったり、アンプを聴かせてもらったりしています。自分のシステムの基準にさせてもらってます。

そのお店の方に私の疑問を投げかけても、帰ってくる返答が難しくて理解できません。それで、最近okwaveを頻繁に活用している状態です。

画像まで添付していただきありがとうございます。
FOSTEXの改造の話しはためになりました。
でも、やはり「個性」を殺すことになりかねないのかな。っともおもいました。でも、そのスピーカーの暴れを抑え、個性を生かしつつ、聴きやすくなるポイントを探そうと思います。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/12/07 00:29

あまりフルレンジにこだわらなくても良いのではないでしょうか?


私のもビンテージスピーカーです50年前の物ですから、フルレンジでなく、スコーカーとして作られた物ですが20Cmありインピーダンスは16Ωです。これに、ヤマハのスパーウファー、とやはりビンテージもののソフトドームツイーターに直列に小容量のコンデンサーを入れて16KHz以上をカバーしてます、スーパーウーファーは200Hzがクロスです。スコーカーは何も入れてなくダイレクトです。
105dBの能率なのでAMPはヘッドフォンアンプで十分鳴ってくれます、AMPの特性はDC~100MHz、ダイナミックレンジは120dB。
フルレンジでもツイターの追加、スパーウファーの追加でどうにでもなりますし、下手な3Wayより帯域は広いです、もっと高音をと言うならリボンツイーターでも良いかもしれません、わたしはソフトな高音が好きなのでソフトドームにしました、やはり自分の耳便りで調整した後FFTアナライザーと東芝の基準レコードで測定して、それほど異常な周波数特性でないのでよしとしました。
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この回答へのお礼

メインのスピーカーが3wayなので、フルレンジで使いたいなぁっと思ったのです。
フルレンジはボーカルをアジのある音でならしたいっと思っているのです。
実はツィーターをつけたらとても聴きやすい音になったのですが、なんだかフルレンジの個性がなくなったような気がしたので、フルレンジに抵抗やコイル、コンデンサなどで、音を変えることを考えたのです。

105dBとはすごいですね。
200Hzから16kHzをスコーカーで受け持たせているっということは、スコーカーの特徴を生かした音づくりをされているのですね。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/12/06 23:47

はじめまして♪



サウンドバランスを変える目的でしたら、パッシブのネットワークだろうが、アクティブのイコライザーだろうが、基本は同じです。

おっしゃる通り、自分が納得する方法でオッケーです。

私も小学生の頃にスピーカーって面白いと、興味を持って、父と父の友人からのアドバイスや手伝い等も有ってスピーカー工作にハマり、大人に成った今でもスピーカー工作は趣味の一つでもあります。

8インチのフルレンジで高域が、、、と言うなら、素直に広域カット、直列コイル、並列コンデンサーと言うパッシブでも、トーンコントロールやグライコの高域減衰でも良い。

とにかく、バランスが良いと感じられる方向に変えれば基本はオッケーです。

後の事は、文字通り「後で」考えれば良く、不満要素が有るなら対策としてどの方向に向かうかを模索すれば良いのです。

個人的な感覚ですが、ヴィンテージとは、私が生まれる前、かなり長い年月で好評だったと言い伝えられた製品と勝手に解釈しています。

単純に高域が強いなら、角度を変えて高域がキツく無い範囲を、とか、当時の好まれた音源やサウンドは?という様な感覚で、個性的サウンドを「楽しむ」ようにします。

現実的に、どんなユニットをお使いでしょう?
ユニットの個性、クセを全否定するなら、他のユニットに、一部だけ耳障りなら、他の方法の対処も有るかもしれませんね。

裕福じゃないから、全てのフルレンジユニットを自分で購入したりは出来ませんでしたが、ある程度のユニットは購入したり入手したり、非常に高額な物の一部は他の方のリスニングルームで聴かせてもらったりという、経験だけはそこそこ、素人なりには多いんじゃないかと自負してます(大先輩の回答者様には、笑われる程度でしょうけれど、、)

個人的に、ほんと、どんなユニットなのか、どんな箱なのぉ? 興味しんしんですぅ。
(☆。☆ キラリ♪
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この回答へのお礼

ユニットは「モトローラ ゴールデンボイス」です。
箱は、高さ65cm、はば30cmです。
奥行きは、外側は30cm、内側5cmの台形の後面開放です。
ほぼ三角形に近いです。
もとの持ち主が家具屋さんにつくってもらったものだそうです。
ユニットは、違うものが入っていたのですが、箱だけ売っていました。モトローラのユニットは、私があとから購入したものです。

後面開放だから、ハイ上がりっということもいえるかもしれません。一回密閉にしたのですが、後面開放のほうが伸び伸び鳴っている感じがして元に戻しました。
ユニット自体の音には、好みの要素が多いです。
なので、90cm×90cmの平面バッフルもあるので、それに入れたほうがバランスがよくなるのかなぁっと思っております。

回答者様の定義ですと、私の使っているフルレンジは「ビンテージ」には入らないですね・・・。


回答者様は小学校のころからスピーカーに親しんできたのですか!すごいですね。今までいろんなスピーカーを聴いてきたのですね。うらやましい限りです。

私は、レンジが狭くてもいいのですが、バランスよく鳴らしたいです。個性を生かしながら、ききやすい音にしたいです。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/06 21:50

ネットワークは、周波数帯を分割して、複数のスピーカーを駆動する為の


回路なので、フルレンジスピーカーには必要の無い物です。

質問者様の回路は音質調整の為に入れられた物だと思います。

メーカーにより色々と工夫を凝らす部位です。
ピーク発生部を抑える、メーカーとして個性的な音作りの為、その他
目的は様々です。

私は、10~16cmのフルレンジスピーカー低音域の量感を増す為に、
故長岡氏がよく用いられた、添付画像の回路を入れてます。

後は、150~200Ω10Wのセメント抵抗をスピーカーの端子に直付け
してます、歯切れの良い音になります、部品も低価格ですし、効果が感じられ
なかったら、外せば良いだけなので、お試しを・・・
「フルレンジスピーカーのネットワーク。」の回答画像3
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この回答へのお礼

回答者様のおっしゃるとおり、音質調整のためのネットワークです。
わざわざ画像まで添付してくださりありがとうございます。
これに似た数値で並列にいれたこともあります。
たしかに音が変わりますよね。
バランスがとれるっというか・・・。


長岡鉄男さんもよく使用していたのですか。
しらなかったです。
ここに質問する前にちゃんと勉強しなければダメですね・・・。

150Ω~200Ωのセメント抵抗を入れると歯切れのいい音になるのですか。試してみます!

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/06 21:15

Vintage と呼ばれる Speaker がどういうものなのか判りませんが・・・。



確かに BOSE の Speaker は Network が入っています。

私が愛用した Model 901 Series IV は Network ではなく、Power Amplifier の前に Equalizer を入れる方式でしたので Integrated Amp' で使用するには Pre-Out と Power In か Processor Loop I/O を持つことが必須でした。

>フルレンジにネットワークが入っているスピーカーシステムっというのは、一般的なことなのでしょうか。

BOSE 以外には聞いたことがないですね。

DIATONE の 2S-208 や 2S-305 も Mechanical Filter と称される高域減衰特性を持たせた Full Range Unit に Tweeter を付加したものでした。・・・2S-3003 も Network は Tweeter のみになっていますね。

JBL D130・・・SANSUI はこんな感じに System 化できるようになっていたようですが、これも Full Range Unit に LPF (Low Pass Filter) を入れるわけではないですよね。

http://www.audio-heritage.jp/SANSUI/speaker/sp-7 …

比較的大型 (5inch 径以上?) の Full Range Unit は分割振動が可聴帯域に重なってくるので分割振動による音色も Sound Character の 1 つになります。

それを抑えるには Band Pass Equalizer ではなく LPF で高域方向に向かうほど大きく減衰させる方が良いのですが、当然ながら LPF の音色が被ります。

私の経験では Speaker の Network 素子を選ぶのは大変で(^_^;)、可能ならば Power Amp' を 2 台用意して Power Amp' の前で分けてしまう Channel Divider 方式の方が色付けが少なく感じます。

耳の良い人が非常に優れた環境で聴いている場合は Volume Controller の抵抗素子を変えるだけでも音色が変化するのが判るぐらいですから Channel Divider に用いる Condenser と抵抗素子の違いでも微妙に音色が変わる筈ですが、大電力大振動大磁界に曝される Speaker Network ほど大きな音色変化を起こすものではないので比較的気楽に組み込めますね・・・ただし Power Amp' を複数用意する Cost がかかりますが(^_^;)。

複数の Power Amp' を用いずに行う場合は地道に好みの音を得られる Network 素子が見つかるまで取っ替え引っ替えするしかないでしょうね・・・私も BOSE M901CSIV に INFINITY Emit-k を追加した際の HPF (High Pass Filter) 選びに Condenser 素材を 3 種類、容量を 2 種類試しました(^_^;)。・・・やはり BOSE M901CSIV に LPF を入れることはせずに Full Range のまま Tweeter を加えたのですが・・・。

素敵な Audio Life を(^_^)/
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この回答へのお礼

sansuiのスピーカー、私のメインで使用しているものとほぼ同じで驚きました。私は進工舎の箱ですが、サイズや形は全くといっていいほど同じです。
私もメインシステムは3wayでチャンデバを使用しています。

しかし、サブシステムのフルレンジスピーカーを聴く機会も非常に多いです。
モトローラのgolden voiceっというスピーカーです。
しかし、非常にハイ上がりの音です。

フルレンジにネットワークを入れるっということは、既製品では少ないことなのですね。
でもやはりBOSEは入れているのですね。
確かにあの小さな箱とユニットで低音が出ますし、耳にうるさい音はあまり聴こえないと思います。
そういえば、daitoneもフルレンジ+ツィーターですよね。

ボリュームの抵抗で音が変わるとはよく聴きます。
コンデンサーでも音は大きく変わるとはいいますよね。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/12/06 21:07

質問がどれかわかりにくいのですが、フルレンジにネットワークを入れるかどうか?について。



私はスピーカーを自作したりしますが、フルレンジにネットワークをつける事もやります。フルレンジは全体でバランスよく鳴りますが、やはり低域よりだったり高域よりだったりする事があるので。

バックロードホーンエンクロージャーとかだと、中低域が増強される分高域が物足りなくなったりしますので、ホーンツィーターにコンデンサ繋いで6dbのローパスフィルタを作り、高域を補完する事は割と一般的な話です。聞きやすくなるなら色々試してみて、音質を損ねない程度にどんどんやっていいのではないかと思いますけどね。

ネットワークを作る、となるとクロスオーバーをどこ(周波数)にするか悩みますが、私の場合チャンネルディバイダを使ってクロスオーバーを決めたりします。ローパス・ハイパスを自由に調整できるので便利ですよ。

参考URL:http://www.soundhouse.co.jp/shop/SearchList.asp? …
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この回答へのお礼

質問の内容がわかりずらかったですか。申し訳ありません。
フルレンジにネットワークを入れることは一般的にやられていることなのか。っということと、ビンテージのフルレンジスピーカーにネットワークが使われていることはあったのか。っということをお聞きしたかったのです。

フルレンジにネットワークを入れることもやっぱりあるのですね。
私もメインのスピーカーはチャンネルデバイダーを使っているのですが、楽しいですよね。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/12/06 20:25

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