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アメリカの大学は入るのは簡単(楽をして入るような簡単ではないです)ですが、卒業が難しいと聞きました。
なぜアメリカの大学は入るのは簡単で出るのが難しいのですか?
また、具体的に卒業するのが難しいとはどういうことでしょうか?
日本の大学のシステムと違うと感じ気になったので質問させてもらいました。

回答よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

<日本の大学のシステムと違う


 システムが違うのではなく、根本的な考え方が違うのです。単位を取って卒業ではなく、勉強をして(議論をして)テストを受け、自分の到達度を推し量り、その結果、単位が出てはれて卒業です。ノートを借りる、とかそのような考え方はそもそも存在しないのです。
 授業料に関する考え方も違っていて、講義中、学生から教授は質問攻めにあいます。日本人の客員教授がその意味が解らず、
「日本の学生は教授の話しているときに質問などしない。黙って教授の話を聞く姿勢だ。なぜ、君たちは話の途中で質問をするのか?今は、質問の時間ではない。失礼ではないか?後で質問の時間を取るので、それまで待ちなさい。そうでないと私が今日予定していた内容を話すことができないから」
と言ったところ
「どうして後なのか?今、わからない事を聞かないでいたら、今から質問時間までずっとわからないまま教授の話を聞かなければならないではないか。そんな無駄な事はできない。なぜならば、この講義を受けるために我々はとんでもなく高額な授業料を払っているし、貴重な時間も費やしている。あなたは我々の質問に、今、答える義務がある」
これが、アメリカの片田舎の大学に通う大学生の言葉です。一人ではなく、学生の多くがこのような考えを持っています。

 日本の学生とは全く考え方が違うのです。一事が万事。大学は高校までとは違い、高度な勉強(研究)をするところであり、授業料に似合うサービス(講義内容)であってしかるべきである。という考えです。このような考えの学生が日本に何人いるのでしょう?

  そういうことです。なので、日本の学生の「入学したら人生の夏休み」(娘の大学の新入生向け案内のパンフより)的な考えは、存在しません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
考え方が違うということですね。参考になりました。
しかし、なぜアメリカは入りやすく出にくいのかがまだ理解できません...

お礼日時:2013/12/16 16:13

少し補足すると、欧米の大学では「教科書」は与えられたら「直ちに全部、できる限り速く読む」出来ればその晩。


で、授業中は質問だけする。
大学院になると何人からの教授からそれぞれ「明日までに読む本」を指定されますので、一晩で数冊読むことになります。場合によっては翌日までにその本に関するレポート(要約ではなく、他の知識と結び合わせて議論し結論を求める)を書かされます。
ただしこれは文系の話(MBAなんかの話)なので、理系では「教科書一冊明日まで」はやはり無理で、「この論文(長いしかなり気が狂った内容が多い)明日までに読んでレポート」、が幾つかになります。
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この回答へのお礼

なるほど。参考になりました。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/12/16 16:10

ざっと思いつくところは、



1.経済的理由-まあ月謝は安いにしろ、親が学費を出さないこともあるので、バイトと学業を両立させながら学校に行っている人も多いので、途中で休学になってしまう人が一定の割合はいると思う。

2.国柄-誰にでも共通の機会を与え、努力したもののみが結果を与えられることに価値を感じるお国柄があるため、州立大学等では一定の基準(結構低い)を満たしていれば入学することができる。

3.中等教育のレベルが低い-一概には言えませんが平均的には、アメリカの高校終了時(12年生)終了時に就学している内容は、多分日本の高校1年レベルくらいかな。 ま、のんびりしている国なのです。

4.大学になると家から通う人が少なくなる。 ゆえ、いろいろ誘惑におぼれ、脱落していく人もいるわけです。 自由な国ですから、学校やめるのも自由なのです。 

5.アンダーグラジュエートは、まあ、あまり指導教員とかも付かないし、勝手に必要な単位とって、勝手に卒業してくださいみたいな事になっているところも多いです。 大学がそれでよいとしている感もあります。 学校に来ない人を無理して学生としておく必要性も感じていませんし、卒業させたいとも思っていないと思います。  
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/12/16 20:59

No1です。



 わからなかったかなぁ~。日本の大学は「入学した時の学力(入試の英語や数学など解ける学力)を4年間で落とさず卒業してほしい」これが教授たちの本音。一部の学部(医学部等)を除いて、勉強をしに来ているわけではないのです。勉強もしますが、専門課程以外の『勉強もどき』は単位が取れる最低限度です。過去問を見ておけばほぼ単位が取れる先生とか、いらっしゃいます。そして、この様な先生たちが少なくないのです。また、こんな先生たちが学生からの評価が高いのです。
 大学院の入試は、東大などを除いてハードルが異常に低く、英語など大学入試の問題の方がはるかに難易度が高かったりするのです。なので自分の専門分野を、普通に講義を受けて受験すれば、合格!

 どうして日本の大学がそうなったか?どこの大学に入ったかが、一つの目安だからです。大学で何を学んだか?など、ど~でもいいことだからなのです。よって『人生の夏休み』があるのです。

 学生の考え方の違いが、結局、そうなっちゃった。。。まぁ、新入生向けのパンフの『人生の夏休み』には、笑っちゃいましたけど、これ現実!アメリカの大学生には、信じられないでしょうね。大学って勉強より大事な『人生の夏休み』ですから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「人生の夏休み」ですか...
休んだ分つけがまわってくるとおもいますがね笑

お礼日時:2013/12/16 20:57

家の息子は,TEXAS州のDALLASに私が駐在している時に、高校3年間、アメリカの現地校に通っていました。


基本的に、アメリカの大学は、東部の所謂アイビーや、西部のUCバークレイ、テキサス州で言えばUCオースティンや、テキサスA&Mや、SMU、などのまずまずの大学は、高校の時,SATと言う共通一次試験の様なものの成績が先ず、優先されます。単純に言えば、数学と国語(英語)の50%、50%の比率の試験の点数が問題になります。数学で言えば、日本の、普通の高校で、まずまずの理科系の頭が或る高校生なら、80~100%正解率をとれるようなものです。問題は英語です。英語は、米国人にとっては国語ですから、普通に勉強していれば60~70%は、とれます。両方の試験が、80~90%であれば、米国のどの大学も全く問題なく成績上では合格できます。後は、家庭環境や、資金力、また、面接での本人の態度、高校での、リーダーシップなどが問題になります。
日本人も、中学生時代から、アメリカに留学して、英語がそこそこできるようになれば、ハーヴァードでもイェールでも,MITでもどこでも簡単に受かります。その後の勉強も、英語が堪能であれば、全く問題はありません。
日本の一流大学出の人々が、向こうのMBAを取るために、大学院に行くと、英語で苦労するから、難しいように思うが、英語さえできれば、アメリカ人の、数学の成績なんてものは謂わば、全く優等中学生並ですから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
これは知らなかったです。
勉強になりました。

お礼日時:2013/12/16 21:01

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