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日本語で、法律の文脈、特に過失についての文脈で「不作為」と「怠慢」の意味に違いはありますか?
あるとしたらどういった点でしょうか?

A 回答 (3件)

不作為ってのは、やらないこと。


感覚的には、出来るけど”あえて”やらない、って感じ。


怠慢は、やらなきゃいけないこと(義務)を怠惰により果たさないこと。
義務を履行するのに何の障害もないのに、やる気がなくてやらない。

過失は注意不足。


過失についての文脈で、この言葉が出てくるっていうのは、
「不作為による過失」の話しでしょうか?

何もしないことにより結果を発生させるのが不作為
→治療をしなければならない患者に対して、医者が治療をしなかったため患者が死亡した。
この治療をしないってのが不作為。

この医者はどうして治療しなかったのでしょうか?
・患者に死んで欲しかったから治療しなかった(不真正不作為犯)。
・治療しなくても大丈夫だろうと思ったけど、本当は治療しなきゃいけない状態だった(不作為の過失)。
・すぐに治療しなればならなかったのに、好きなドラマが始まったからテレビ見てた(怠慢)。

って感じでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
細かいところで色々と違うのですね。
英文契約書の omission をどのように解釈するのか迷っていたところです。
参考になりました。

お礼日時:2014/01/19 22:35

怠慢、というのはやる義務があるのに、


そして、それが可能なのに
やらない、ということでしょう。

これに対して、不作為というのはただ
やらない、なにもしない、ということです。
そこには義務云々も可能性も問われません。

ここに違いがあると思われます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ほかの方の回答とも併せて理解が深まってきた感じがします。

お礼日時:2014/01/19 22:35

>過失についての文脈で


「不作為」も「怠慢」も過失ではないので法文はありません。
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