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慢性下痢症の老犬(15歳♀)に毎日ソルラクト輸液を皮下点滴してるのですが、どういった効果があるのでしょうか?
点滴の効果がいまいちよくわからないのでやめたいと思っています。
ネットで調べてみると腎臓病の犬猫に点滴してる事例が多くあるのですがやはり腎臓関連で使われる薬なのでしょうか?(薬の使用制限の記載には「腎疾患」とあるので腎臓病にはダメなのではと???状態ですが)

かかりつの獣医にきいてみると「電解質の補充の為」との説明は受けたのですがそういう目的の薬であっていますでしょか?(下痢が3ヶ月ぐらい続いてるので電解質の補充は必要?)
もし点滴をやめたとして溶体が悪化するとしたらどういうことが考えられるかと聞いたところ「元気がなくなる」とのことでした。
気になるほどではないのですが、たまに咳をしていてそのことについてきいたところ「こじらせると肺炎になるから気をつけましょう」と特に問題ない感じだったのですがソルラクトの副作用で肺水腫とありましたのでちょっと心配になりまして質問した次第です。

A 回答 (1件)

もと動物看護師です。



下痢が3ヶ月も続いているなんて、わんちゃんも辛いでしょうね…

最初に、私は獣医師ではないので、こうした方がいいとか治療法を提案することはできません。あくまでわかりづらい獣医学的な部分をわかりやすく説明することしかできませんので、参考程度に聞いていただけたらと思います。
一番はやはり獣医師の先生にご相談されることをお勧めします。

ソルラクトは体液に近い液体で、脱水時の水分補給によく使われます。言ってしまえばポカリスエットのようなものです。薬というより水分だと思ってくれた方がわかりやすいと思います。

本来、口から摂取した食物は腸管を通る間に栄養や水分、電解質が吸収され、残ったものが糞便として排泄されます。
下痢の場合、なんらかの原因で消化管の動きが活発になりすぎてしまうため、水分や電解質が十分に吸収されないうちに糞便として排泄されてしまいます。
そのため、下痢便中には本来吸収されるはずだった水分や電解質が多量に含まれており、吸収できなかった身体は脱水を起こしてしまう、という仕組みです。

ですから、ソルラクトは“下痢によって排泄されてしまった水分と電解質を補給する”という目的で使われているということです。

ソルラクトが腎疾患の子によく使われるのも同じような理由で、脱水の補正、電解質の補正、そして腎臓の機能を助けるために使われます。

もし下痢が続いた状態でこの皮下点滴をやめてしまうと、脱水が進行して元気がなくなるどころか、重度になると危険な状態になることもあります。

また、肺水腫に関しては、心臓の機能が低下している子に多量の点滴をしてしまうことで、循環が追いつかず水分が漏れ出て肺に水が溜まってしまうということです。

わかりやすくと言いつつ専門用語を羅列してしまい申し訳ありません。
治療法については、医療従事者でないとわかりにくいことがたくさんあって不安になってしまいますよね。
このまま皮下点滴を続けることについて、その治療法が正しいのかどうかは別として、飼い主様が不安に感じていることは事実ですから、獣医師の先生に正直に不安を説明して、治療法について話し合ってみてはいかがでしょうか。

この子の下痢が良くなることを願っています。
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この回答へのお礼

ベストアンサーの際にお礼もしたはずなのですが、なぜか反映されてないようなので改めてお礼申し上げます。

わかりやすい説明ありがとうございました。
血液検査やエコー検査の結果腎臓の機能も弱ってることがわかりましたので、このまま輸液は続けようとおもいます。

お礼日時:2014/03/11 07:42

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