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【尽きる】 (「…に尽きる」の形で)極限に達する。きわまる。「お見事の一語に尽きる」

【限る】 (「…に」の形を受けて)他に及ぶものがない。最上だ。「接待係は彼に限る」「疲れたときは寝るに限る」
※出典『旺文社 国語辞典 第九版』

この二つの違いを教えてください。また、明確な使い分けはどのようにしたらいいでしょうか?

A 回答 (1件)

【尽きる】は、これ以上のことはない、というニュアンス。


ある事柄に関して何段階かの評価が可能な場合、その最高の評価ができる場合に使う表現。
「開発者冥利に尽きる」のような表現も良くありますが、開発者としての喜びが何段階かあるとして、その最高の喜びを感じたようなときに使う。
「お見事の一語に尽きる」は、「そのことを評価する言葉は段階的に色々あるが、お見事という最高(極限)の評価が適用できる」ということから、「お見事という最高の評価ができるほど素晴らしいことだ」という意味になります。

【限る】は、それ以外に及ぶもの(こと)はない、というニュアンス。
あることをする場合、それ以外の手段は考えられない場合に使う。
「接待係は彼に限る」と言う場合、接待係として彼以外の人材は考えられないという意味。
「疲れたときは寝るに限る」は、「疲れを回復させる手段としては、寝ること以外に及ぶものはない」ということから、「寝るのが一番良い方法だ」という意味になります。  
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この回答へのお礼

納得がいきました。ありがとうございます。

お礼日時:2014/06/24 09:42

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