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なぜ「薪」は「たきぎ」という読み方だけでなく、「まき」という読み方もあるのですか?

A 回答 (5件)

まず日本語の


たきき
まき
ということばがあります。これが最初で、薪という漢字とその意味をこの日本語に当てはめて、文章上での漢字表記に使っているだけです。
訓読とはその漢字の日本語の意味をあらわすのです。
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焚き火・煮炊き・灯りのための燃料として用いられる薪は次のような関係にありました。



その用途表現としての「多岐岐(たきぎ)」と訓じる漢字は次の通り、その原材料の面からは主に柴系と真木系に分かれています。

薪(たきぎ・柴・真木)
棷(たきぎ・柴(しば))
蕘(たきぎ・柴刈り)
樵(たきぎ・真木(まき))
梡(たきぎ・たきぎの束)

薪についてだけは両方の意味を持っていますが、それにしたところで、時代が進むにつれ原材料の需要供給事情は変化を遂げ、しだいに小枝の枝と葉を用いる柴の刈り集めは絶えて、タキギといえば新築用材の端材や取り壊し家屋の廃材、また間伐伐採材をマキとして、太いまま短く作るコロ(木呂)・ホタ(榾)を割ったり、細長く作ったハルキ(春木)などの形態で使用するようになりました。この頃からタキギからシバの意味が薄れ、逆にタキギといえばマキが同義の意味合いとなってきた次第です。
その薪もまた炊事用に限定され、暖房用として木炭へと移っていったのは江戸期に入り都市の発達による需要の拡大に伴ったものでした。
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2014/08/17 23:34

 「たきぎ」と「まき」が同じものだからです。

物として同じだから、同じ漢字をあてたのでしよう。
 「たきぎ」は燃やすための木材全般、「まき」は燃やすために太い木を割った物、というふうに使うことが多いようです。山で拾ってきた小枝は「たきぎ」であっても「まき」とは呼ばないでしょう。太い木の幹を、燃やしやすくするために割る作業は「まきわり」で、「たきぎわり」とは言いません。
 でもそれぞれに別の漢字をあてると使い分けるのが大変だから同じ漢字にした、というところでしょうね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。なるほど、解説は参考になりました。

お礼日時:2014/08/17 22:13

日本語は一つの文字で複数の読み方があるのが普通です。


しかも読み方によって意味が違ったりもします。

たきぎの場合は薪とはかかずに焚き木とかくことが多いです。
ちなみに僕の好きな人は麻希です。
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そうです

訓読み)たきぎ、まき
音読み)シン
 
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