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マンションの周りのRC擁壁(40m長)に沿って樹木(20cm幹径)が植えられていますが、擁壁の外の隣地は1.5mほど低くなっています。最近、RC擁壁が一部50mmほど傾いていることが発見されました。またRC擁壁は全体として30mm程度沈下もしています。修繕専門委員会が現場を調べ、隣接する(距離50cm)樹木の根がRC擁壁を押したり、RCに食い込んで崩壊するので伐採すべき案を進めています。樹木はRC擁壁の反対側にも広く根を張って、逆にRC擁壁が転倒するのを引っ張ること、細かい根がRC擁壁の裏側に広がり、土塊と一体化するので内部摩擦角上も有利と考えています。また岩の上の松の根が岩の隙間に根を伸ばし、岩の間隙を広げ、岩を割るのは知っていますが、それはあくまで地中の土と水を求めてであって、RC擁壁に食い込むはずはないと考えています。ただあまり枝葉が繁茂して台風時に倒壊するとRC擁壁に負担を掛ける可能性があるのでしっかり剪定は必要と考えます。
ところでやはり修繕委員会の案通り、樹木は伐採すべきなのでしょうか?敷地緑化の観点からも伐採はしたくないのですが。

A 回答 (3件)

私も根が擁壁下を貫通しているようでは論外と思い、深く考察しませんでした。



まず、擁壁が沈下して傾くのは1.5mの隣地との段差があるからです。基本的に擁壁の地盤が弱いのです。それを考慮した擁壁工事が行なわれていないようです。したがって樹木が無くても擁壁が沈下傾斜していた可能性も考えられます。しかし、樹木が擁壁基礎を補強するとの考えは間違いです。

伐採派の「根が擁壁を押す」との考えは幼稚な考えですが、根の存在が擁壁を傾斜させ易くした可能性があります。擁壁傾斜を防いでいるのはL型基礎を上から押さえている土圧です。その土圧の働きをしている土に根が侵入すると土を支えるようになるので土の重みを減少させてしまいます。

緑化派の擁壁の傾きがあっても「根は擁壁裏側の土塊を引き留める」ので安全だとの主張は間違いです。根の存在が擁壁の大転倒を防ぐと思っているのではありませんか。近くの木が倒れないで立っているのを根拠にされていますが、これは木から根が生えているからです。擁壁からは根が生えていないので抑制する作用が働かないのです。

伐採すれば解決できる保証もないのです。むしろ緑化維持するために擁壁基礎の土木工事をすることを勧めます。









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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。その後、<木の根がRC擁壁を押し出す論>は撤退しました。沈下と微妙な傾きはマンション建設時にこの部分が盛り土であり、締固めが不十分であったことが原因のようで、地山の切土部分は沈下や傾きはありませんでした。論争を通じてあれこれ調べている内にわかった次第です。返事遅れましたが、いろいろ参考になるアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2014/09/08 16:32

木があることでRC構造物が破壊されることを認めると土木工事は成り立ちません。

木に影響されないRCを作ることが必要なのです。その擁壁の反対側にも根を張っていることは問題です。そのRC擁壁は下に木の根が入るようでは、基礎が浅く構造に問題があるのかもしれません。貴方が主張している木に助けられてRCが強くなると考えるのはRCがまったく影響を受けない状態で存在しておれば成り立つが、木によって悪影響を受けているのに木がRCを強くしていると考えるのは間違いです。

この回答への補足

アドバイスありがとうございます。ご指摘で質問の記述の間違いが見つかりました。どうもすみません。実は<反対側>の意味ですが、樹木を中心にRC擁壁とは反対側(敷地内側)に根を張っているという意味で、RC擁壁の底盤の割栗石の下から潜り込んでRC擁壁の外側のアスファルト駐車場側に根が張っているという意味ではありません。RC擁壁のコンクリート面を目視観察しても表面劣化も割れもなく、10mおきの目地も劣化もありません。
会議での論議も問題派は「根がRCを侵食し、またRC擁壁を押すのでRC転倒につながる」で、問題なし派は「樹木から見てRC擁壁とは反対側に広がる根が地震時にRC転倒の転倒土圧を引き留めるので逆に有利だ」というのが論点です。根が有利に働くの根拠は近くの林の斜面を横断する1車線道路の切土面に根の半分を切土で切られた樹木の根ですが、山側の根で倒れることもなく数十年立っているのが根拠にされています。「根は擁壁押す」と「根は擁壁裏側の土塊を引き留める」のどちらか、それとも「どちらでもなく単に存在する」かという論議の構図です。問題派は「根は押す」を根拠に伐採を主張している次第です。緑化環境維持の立場から住民全体としては樹木を伐採したくないというのが心情です。尚、樹木の枝葉は現在十分剪定されていますので(枝葉少なくて少し寂しいのはと云うくらいです)暴風の影響は少ないと考えています。質問の表現の不手際を訂正させて頂きました。この状況でアドバイス頂ければ幸いです。

補足日時:2014/08/24 09:24
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 生垣の木が台風などの強風でたわんでブロック塀上部を壊すのを経験しました。


樹木は大きくなると手に負えなくなるので10cm幹径以上の木は植えないほうが安全と思います。
 
 住宅周りで大きな木は圧迫感があるし根を張って悪影響がありますので、支障の無い場所で植えるべきものと思います。
残したいなら小さな木に植え替えるほうが良いと思います。

この回答への補足

アドバイスありがとうございます。実はRC擁壁の先は広い駐車場になっており、どうやらこの樹木は目隠しで25年前のマンション建設時に植樹されたものです。植樹時は苗木だったのが大きく育ったもので、毎年剪定は欠かさず行っており、高さも押さえられ、枝葉も十分刈り込まれており、強風対策はなされているというのが樹木伐採反対派です。住民感情もなじみの緑地が無くなるのに心情的に反対です。No.2の方のアドバイスに対する補足説明を参照頂ければありがたいのですが、論点は樹木の根が成長圧力としてRC擁壁を押すのか、どうかという点です。また地震時のRC擁壁の駐車場側への倒壊を防ぐ方向(広がった根による引っ張り)なのかという点です。この点でよろしければご意見を頂けばと考えております。

補足日時:2014/08/24 09:46
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