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こんにちは。

私は物理学科の2年生です。
前期に電磁気学の1を習得しましたが、後期に入って理解がついていかず、不安を覚えたので学校指定の教科書と別に参考書を購入したいと考えています。

学校指定の教科書は、岩波書店の物理入門コース電磁気学のIとIIで、現在はIの6章あたりをやっています。

前期の授業では教授のフォローもあり、5章までなんとか進むことができましたが、後期に入って担当の先生が変わり、解説が少なく演習が自力ではできません。

高校のころから電気のところは苦手だったため、そのあたりの基礎からやるべきなのでしょうが、電磁気学入門にあたって何かいい参考書があれば教えていただきたいです。

調べたところでは、教科書に指定されている物理入門コースも容易な方であること、他に砂川重信先生の本がいいと書かれているのをよく見かけました。
問題の解説が丁寧であることと、物理学科の学生にふさわしいレベルであること、を求めています。1冊でなくても構わないので、回答よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

私も物理学科の2年次では、岩波書店の物理入門コース電磁気学のIとIIを使っていました。


このテキストを指定教科書にしている大学は多いようです。
Iの6章ということは、静磁場の辺りであろうと、拝察いたします。

高校のころから電気のところは苦手だった、とありますので、
「物理学科の学生にふさわしいレベルである」かどうかのご判断はお任せしますが、
私は、以下の副読本を理解の助けにしていました。

・単位が取れる電磁気学ノート(橋元淳一郎 著、講談社サイエンティフィク)
http://www.kspub.co.jp/book/detail/1544536.html
→演習が不足しているということであれば、同書の演習版(下記)もあります。

・単位が取れる電磁気学演習帳(橋元淳一郎 著、講談社サイエンティフィク)
http://www.kspub.co.jp/book/detail/1544765.html
→演習であれば、マセマの電磁気学キャンパスゼミや、同書の演習書もあります。

・理系なら知っておきたい物理の基本ノート 電磁気学編(為近和彦 著、中経出版)
http://ssl.chukei.co.jp/general/detail.php?id=97 …
→最近、改定カラー版が出たようです。

物理学科の電磁気学は、マクスウェル方程式の導出を主眼に置いていることが多い為、
大学の電磁気学といっても、高校物理の電磁気分野が完全に理解できているのであれば、
それをベクトル解析という数学を用いて、焼き直したものに過ぎないことに気付かれると思います。
その観点からすれば、殆ど全ての教科書は共通のテーマについて議論しているので、
大学生協や書店などで、何冊か比較し、ご自身で読み易いと思われたものを選ばれるのがよいかと思われます。
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 No.1の方の推薦本に加えて、同じ前野昌弘先生の書かれた、「よくわかる電磁気学」(東京図書)はどうでしょう。


 一度書店で内容を確認してみてください。
 「はじめに」のなかに、「読者がなにをやっているのかわからないままに話がどんどんすすんでしまうという状況に陥らないようにする」ということを目標にした。と書かれています。
 丁寧すぎるくらい丁寧に書かれています。
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>問題の解説が丁寧であることと、物理学科の学生にふさわしいレベルであること、を求めています。



こういう主旨には反するが、

「今度こそ納得する物理・数学再入門 -誰もが答えを知りたかったFAQ」(前野 昌弘)

を推しておく。内容は、amazonのレビューを参考するとよい。物理学科の学生でも、しっかり理解
できていないところを優しく解説している。

著者曰く、
「自分が何を計算しているのかをはっきりわかってから計算するのでなければ、計算しても意味がない。」
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