プロが教えるわが家の防犯対策術!

「著者の買取り比率は、市場での販売による比率と同じであるべきではないか」という私の主張(補足参照)に対して出版社から回答がありました。

皆さんはこれをどう評価しますか。著者が売れ残りを買い取るのは、出版社の損失(リスク)を補填するためです。そのことを踏まえた上で、ご意見をお聞かせください。

A 「その通りだ」
B 「筋違いも甚だしい」
C その他

以下、出版社の回答です。

同じであるべきとは考えておりません。卸先が法人(取次)である場合と個人(著者様)の場合では、卸元(弊社)の手間や経費が異なるので、同じ金額で下すのは適当でないということがその事由です。

取次に卸す場合は、発送作業や代金回収を含めた清算業務に至るまで、すべて取次によって行われますから、弊社の手間はほとんどありません。ところが、個人のお客様に卸す場合は、取次に発送を依頼するのではなく、宅配便で弊社(正確には弊社が委託している倉庫)から発送します。したがって、1件1件につき宅配便の伝票に記入し、データを入力し、それぞれを梱包しなければなりません。それら一連の付加作業の手間や管理にコストがかかってしまうのです。

そして、何よりも個人のお客様に卸す場合は、出版社自らが代金の回収全般を請け負わなければなりません。取次へ卸す場合は、出版社が何もせずとも、取次が売上を算出し、書店の取り分と自身の取り分を控除したうえで、出版社に売上げを振り込んでくれますから、いわゆる「取りっぱぐれ」がなく、督促作業も一切必要ありません。

ところが、個人のお客様の場合は、出版社つまり弊社で振り込んでいただくために都度案内を作成し、その案内を発送し、日々入金確認を行い、支払いがなければ自ら督促する必要がございます。ここにも経費がかかっています。

手間の分量は発注量により変動しますし、運賃も荷物の重さ、箱数、届け先の距離により変動しますから、それを注文の都度計算することは事実上不可能ですので、全国のお客様にも一律80%で請け負うよう取り決めをしているものです。

以上により、個人のお客様に卸す場合は、出版社が取次の業務を行わなければならないため、その経費を一律付加してご案内させていただいているということに相成ります。

(補足)私の主張

収益=定価×売れた部数×収益率(70%) ( ← 書店・取次のマージンが30% )
利益=収益-印刷費・その他の経費

一冊でも売れ残れば著者はそれを買い取らなければならない(買取りの上限は700部)。よって、
出版社の収益=販売による収益(A)+著者の買取りによる収益(B)

出版社の解釈における不合理な状況 ⇒ 300部売れた場合に最高の収益(831,600円)となるが、それ以上に売れた場合には収益は減少する。

私の解釈における不合理な状況 ⇒ 700部までは売れるたびに収益が減少する(800部売れた場合とまったく売れなかった場合の収益が同額)。

売れれば売れるほど出版社の収益(販売による収益+著者の買取りによる収益)が減少するというのは「不合理」でないか。これでは、出版社が売れない方を望むのは当然である。

売れた部数が採算ラインに達しなかった場合に出版社に損失が生じるのを防ぐために著者が買い取る訳だが、著者が買い取った部数の発送は一回の手間で済む。そのためその手数料も微々たるものであるはずだ。そもそも、売れ残った場合に必要となる送料等を採算ラインを計算する際に必要経費として算入しておけば何の問題もないはずだ。

「売れない方が儲かる(?)自費出版商法 そ」の質問画像

A 回答 (12件中1~10件)

●顧客を馬鹿にした話です。


○契約には「採算ラインが700部であることから著者の買い取りは700部とする」とか「買取価格は、印刷費○円及び倉庫代○円・・・・」と言った記述があるのですか?
質問者さんが経費の中身を検討、追求すべきなのは「見積もり」「契約」の段階であって「支払い」の段階ではありません。
あるいは契約条項の中に「買取価格は、印刷費及び倉庫代・・・・を考慮して甲乙で協議のうえで決定する」とでもあれば別ですが、契約時点で「買取価格は1部800円」と定められいるのですから後になって苦情を言うのがおかしいのです。レストランで食事が終わった後、「原価は○円、調理代が○円・・・・よってこの料金は不当だ。」と文句を言っているようなものです。

●採算ラインに達しなかった場合に、出版社の損失を補填するための買取りの場合は状況が違うはずです。著者が買い取ることによって出版社に利益が発生することは、損失の補填の観点から矛盾します。
○前にも回答したとおりです。「自費出版」なのですから「損失補てんではない」のです。

●ごり押しではありません。当然の帰結です。
○「買取の上限部数が700部」と「700部から販売数を引いた残部が買取部数」の二通りの解釈があり、前の質問では前者の解釈をとる人が多かったように記憶しています。
●「甲(著者)は、本件書籍の増刷部数1,000部のうち700部について、契約終了時点で残部があった場合、甲は残部すべてを定価1,000円の80%にて買い取ることとする。」
○「増刷1000部」で「販売等数200部」なら残部は「800部」です。この「残部」を「1000部のうち」とするのか「700部のうち」とするのかで解釈が分かれるのですが、契約条文を素直に読めば「1000部のうち」であり、ちょっとひねった解釈をすれば「700部のうち」になります。
「1000部のうち、700部について契約終了時点で残部があった場合」であれば質問者さんの解釈で間違いないのですが。

●私の説明が不十分であれば余計にそうです。私が都合よく話を操作しているということはありません。
○以前の質問では「わかりやすくするため」と称して買取部数の数値を変えて質問されていましたし、増刷を持ち掛けたのが質問者さんであり、売れないと判断している出版社が増刷費用を負担するという不可解な経緯に「なにかある」と感じてしまいます。
また「郵送費」の指摘については反論はいただけませんでした。

●クレーマーに対しては絶対に誤りを認めてはいけないということでしょうか。
○「誤り」は認めるべきですが、「安易な妥協」はしてはいけないのです。出版社のミスは「著者の買取部数は700部」としていたものを「販売数が198部、著者買取が502部で実質的に採算ラインの700部であるからこれで妥協しよう」としてしまったところです。出版社からの回答メールが
「このたびの買取り金額については、〇〇様のご主張される内容で結構ですので、再発行した請求書が届き次第、速やかにお支払いいただけますようお願い申し上げます。
弊社としては、ご請求金額について、〇〇様の主張をくつがえすに足る根拠と明確な証拠が揃っておりますが本件について、これ以上の時間と労力をかけることに、“企業としての生産性なし”と判断し、上記回答となりましたこと、念のため、申し添えさせていただきます。」
とあるのがその証左です。

●こうなると、裁判で争うしか道はありません。
○裁判となると費用面で出版社に分が悪いです。勝訴しても裁判費用を引いたら赤字でしょう(ただでさえ入金が遅れて損しているわけですし)。「少額裁判」で決着できれば出版社が有利でしょうけれど。

まぁこれ以上やっても水掛け論になりそうなので、私も今回の質問文についてはこの辺で終わりにしたいと思います。
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この回答へのお礼

onbaseさん。度々の回答ありがとうございます。ベストアンサーに選ばせてもらいました。

今日になるまで回答に対して御礼をしていなかったことに気づきました。本当に申し訳ありません。

この件について改めて質問したいと思っています。その際、今まで明らかにしていなかった出版社名を明らかにした上で、実際の契約内容に沿って質問する予定です。よろしかったらご意見をお聞かせください。

お礼日時:2015/10/12 13:08

●増刷を持ちかけたのは私の方からです。

出版社は、「ある程度の部数」が売れなければ損をします。私の本は売れる見込みがないとして出版社は増刷に乗り気ではありませんでした。
○売れる見込みのないものを商業出版するのはおかしいでしょう。どういう経緯で「出版費用は販売売上で賄う」という話になったのでしょうか?

●実質上は自費出版と変わりません。単に出版社が一時的に費用を肩代わりしたということです。
○前述の状況からすると「実質上」ではなく、自費出版そのものでしょう。

●売れなかった場合に備えてそのために必要となる経費を算入するということもあり得るのではないのでしょかね。
○「採算ライン」や商売ということを全く理解されていません。この点は他の回答者さんがさんざん指摘されてきていることでもありますが。
いずれにせよ通常「採算ライン」といえば「売れなかったときの経費」までは含まれません。

●出版社の販売による収益比率と著者の買取りによる収益比率についての説明のことです。
○前にも回答したとおりです。書店・取次店と著者への買い取り価格が異なることは手数料その他において合理性があります。そもそも再三指摘しているとおり契約時点でその比率を問題にするならともなく支払いの段になって言い出すのはクレイマーの言以外のなにものでもありません。

●出版社が提案しました。
○売れる見込みがないと二の足を踏んでいた出版社がいざ契約の時点になって1000部を持ち出すのはおかしいですね。さらにそれを売り上げから充当するという話も。
これが出版社から持ち掛けられた話であれば「自費出版商法」という話もなりますが、増刷を持ち掛け、しぶる出版社を説得したのは質問者さん・・・・わけがわかりません。その出版社がよほど変なのか、質問者さんが都合よく話を操作しているのか・・・・なんとなくは後者の気がしないでもないです。

●出版社の説明が十分でなかった場合はその限りではないでしょう。
○契約書に「甲(著者)は、本件書籍の増刷部数1,000部のうち700部について、契約終了時点で残部があった場合、甲は残部すべてを定価1,000円の80%にて買い取ることとする。」と明記されているのですから説明も何もありません、と再三回答しているのですが質問者さんは聞く耳を持たれていないのです。
ブログのほうも読ませていただきましたが、結局買取部数は700部ではなく販売できた198部を引いた502部にするというごり押しが通ったようですね。
確かに買取部数については若干の解釈の余地もあり、ごねるクレイマーに妥協するという一番やってはいけない方法を出版社が選択したため質問さんは「さらに値引きを」と「収益率」を持ち出して「著者の買取価格がおかしい」と難癖をつけ始めたようにしか見えません。

質問者さんは「自分が気づかなかった視点が提示されれば納得することもできる」という趣旨の発言をされていましたが、これまでのやり取りをみても「自分の考え、解釈が間違いない」と意識・無意識に思っていられるように見えます。
よってこのような掲示板で意見を募るよりはブログなどで賛同者のみの意見を聞かれていたほうがよいように思われます。

この回答への補足

>どういう経緯で「出版費用は販売売上で賄う」という話になったのでしょうか?

そもそもの契約において、「第二刷は出版社が費用を負担する」となっていました。出版社としては、販売による収益で掛かった費用を回収できればいいのですが、一定部数の売上げ(採算ライン)が見込めないとなると経費を回収できず損失が発生します。ですので、採算ラインに達しなかった場合にその達しなかった部数を著者が買い取るという条件が付いたのです。

出版社としては、売れそうもない本ですので何ら営業活動はしなかったはずです。営業しなくても著者が買い取ることによって損はしません。ですので、増刷することになったという訳です。

>前述の状況からすると「実質上」ではなく、自費出版そのものでしょう。

本当にそうだと思います。

>「採算ライン」や商売ということを全く理解されていません。この点は他の回答者さんがさんざん指摘されてきていることでもありますが。

出版社は、「採算ライン」を印刷費だけで説明しようとしました。説明の途中で「他にも倉庫代と火印税費用とかがかかりますが」と言っておきながら。

出版社は、印刷費の見積書を提示して説明したのですが、そんなものはどうにでも細工ができます。その説明は極めて説得力がありませんでした。本当の採算ラインを説明するにはもっと細かなデーターが必要なはずです。それを出版社は、横着して印刷費だけで説明しようとした訳です。顧客を馬鹿にした話です。

>書店・取次店と著者への買い取り価格が異なることは手数料その他において合理性があります。

採算ラインに達しなかった場合に、出版社の損失を補填するための買取りの場合は状況が違うはずです。著者が買い取ることによって出版社に利益が発生することは、損失の補填の観点から矛盾します。矛盾しないためには、買取り比率は、販売による有益比率と同率であるべきです。⇒裁判になった場合の争点です。

>その出版社がよほど変なのか、質問者さんが都合よく話を操作しているのか・・・・なんとなくは後者の気がしないでもないです。

事情を理解して貰うのは難しいと思います。私の説明が不十分であれば余計にそうです。私が都合よく話を操作しているということはありません。

>結局買取部数は700部ではなく販売できた198部を引いた502部にするというごり押しが通ったようですね。

申し訳ありません。ごり押しではありません。当然の帰結です。出版社は、私が異を唱えるまでは、出版社の解釈以外にはあり得ない(出版社の解釈が当然)と思っていた節があります。

出版社は、私が執拗に異を唱えたことによって、「企業としての生産性」を前面に出して私の解釈に基づく買取り金額の請求という方針に転じました。それは、私の解釈を認めた訳ではありません。出版社は、私の主張を「くつがえすに足る根拠」があると言っていましたので、出版社の解釈を否定していません。

私は、そのことが納得できなかったため、出版社に対して私の主張を「くつがえすに足る根拠」の開示を求めました。しかし、出版社はそれを拒否しました。なぜ拒否したのか。それは、合理的な説明ができないからです。それを出版社は、私の主張に沿った方針に転換したということを回答拒否の理由にしています。笑止千万です。⇒こうなると、裁判で争うしか道はありません。(裁判になってもあなたに勝ち目はないという意見もありますが・・・)

>ごねるクレイマーに妥協するという一番やってはいけない方法を出版社が選択した

見解の分かれるところかと思います。間違いは誰にでもあります。その間違いを素直に認めることがどうして悪いのでしょうかね。クレーマーに対しては絶対に誤りを認めてはいけないということでしょうか。

>これまでのやり取りをみても「自分の考え、解釈が間違いない」と意識・無意識に思っていられるように見えます。

確かにそうかもしれません。しかし、私は、「自分の考えは絶対間違っていない」とは思っていません。間違っているところもあるはずです。あって当然です。間違いがあることは決して恥ずかしいことではありません。恥ずべきは、間違いを認めないことです。間違いをごまかすことです。

>このような掲示板で意見を募るよりはブログなどで賛同者のみの意見を聞かれていたほうがよいように思われます。

onbaseさんもご覧になったようですが、私はブログでこの問題を取り上げています。そこで熱心な読者の方からありがたいコメントを頂いています。最近では実に辛辣なコメントを頂いています。

補足日時:2014/11/01 10:19
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/01 10:32

>そもそも、売れる本ではありませんでした。



ならばなんで1000冊の増刷を認めたの???

売れないと思っていたなら、なぜ出版に関する費用負担について事前に出版社ととことん詰めなかったの???

上れない本を出版社が増刷することになんで疑問を抱かなかったの???



>出版社もそれを見通していて積極的な販売活動はしていません。ですので、ほとんどは出版社の倉庫に入ったままであるはずです。書店に配本されていない訳ですので返品(返本)はあり得ません。

出版社が販売活動をしないことを、契約前に予想していたの???

逆に言えば、なんでそんな本を1000部も増刷したの???



>仮にあったとしても数冊です。返品(返本)があり得るというのなら、そのことをあらかじめ最低限の経費として算入しておけばいいのではないのでしょうかね。1,000円の本が10冊返本されると想定していて、実際には3冊の返本しかなかった場合、7冊分の経費7,000円は出費せずに済みます。それは出版社の利益とすればいいのでしょうか。もっとも、10冊を超える返本があればその分は損失となりますが。

そう思うのは自由だが、そう思うなら契約書にあんたが盛り込ませるべきだっただけの話だよ。


だーかーらー、何回も言っているけど、何も考えもせずに契約し、後からごちゃごちゃ言っているだけにしかみえない。

この回答への補足

>ならばなんで1000冊の増刷を認めたの???

買って読みたいという読者の声に応えたいためです。かなりの数が売れ残ることは覚悟していました。売れなかった場合、買い取ることになっても仕方ないと思っていました。一人でも多くの人に読んで貰いたかったために出版社の提案に乗ったのです。

>売れないと思っていたなら、なぜ出版に関する費用負担について事前に出版社ととことん詰めなかったの???

それは、契約で出版社が費用を全額負担することになっていたからです。

>上れない本を出版社が増刷することになんで疑問を抱かなかったの???

売れなくても著者(私)が買い取ることによって出版社は損をしないからです。疑問を抱く余地はどこにもありません!!

>出版社が販売活動をしないことを、契約前に予想していたの???

していました。契約書の販売活動について一言もなかったからです。仮に、何らかの販売活動をすることになっていたとしても、それは形だけのもので出版社が真剣に売ろうと努力するはずがありません。著名な作家の本でもなかなか売れないのですから。

>逆に言えば、なんでそんな本を1000部も増刷したの???

1,000部という数字は出版社が提示しました。増刷の最低ラインが1,000部だと言われれば、著者としてはそれを了解するしかありません。

>そう思うのは自由だが、そう思うなら契約書にあんたが盛り込ませるべきだっただけの話だよ。

契約のときにそういう発想がなかったのです。仕方がないでしょう。無知であった責任は私にもありますが、大きな責任は出版社にあるはずです。著者が無知であることをいいことに、出版社が十分な説明をしていなかった場合、出版社は説明責任を問われるはずです。違いますかね。

著者の軽率さを批判したい気持ちはわかりますが、もっと客観的に判断して貰えればと思います。

補足日時:2014/10/31 01:00
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この回答へのお礼

gookaiinさん。回答ありがとうございます。

今日になって(質問したのが1年前!!)回答の御礼をしていなかったことに気づきました。本当に申し訳ありませんでした。

お礼日時:2015/10/12 22:07

1つご存じないかと思われることがあります。

金額がどうあれ今回の支払を終えて「自費出版契約の解除」となった後も、出版社には「すでに書店に流通させた」本が返品されてくるリスクがあります。出版社は、それらの本をさらに後日「買い取ってくれ」とは言えません。ですから「いついつの時点で何冊売れた」ということをベースに計算しても、実際に損失を補填しうるかどうかは分かりません。

どなたかが書かれているように「あくまで自費出版の契約」ですから、ある程度どんぶり勘定で「絶対に損は出さない」条件にしておくことは当然です。売れないほうが儲かるとしても、あなたがすがりたっているであろう、民法における契約の無効に当てはまるほど無効な行為(計算)とは思えません。

基本的に他の回答者の方々に賛成です。「口での説明を受けて誤解して、ちゃんと契約書を交わさなかった」ならまだしも、今になって「この条文はこうも読める」と思うこと自体、「契約前に確認できたはず」という証明にしかなりません。

これもどなたかが書かれているように、出版社側が後付け/言い逃れっぽいのは感じますが、それはあなたも同じです。「そのときは疑問に思わなかった」のは、「誤解を生むような契約書ではなかった」ことの裏返しでもあります。自費出版に関しては、あなたのように後から「おかしい契約ではないか」と言い出す人が多いのは、よくご存知と思います。それでも訪問販売法のように改正されていかない時点で、どちらが常識的な認識なのか、今一度お考えになっては?
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この回答へのお礼

>ですから「いついつの時点で何冊売れた」ということをベースに計算しても、実際に損失を補填しうるかどうかは分かりません。

そもそも、売れる本ではありませんでした。出版社もそれを見通していて積極的な販売活動はしていません。ですので、ほとんどは出版社の倉庫に入ったままであるはずです。書店に配本されていない訳ですので返品(返本)はあり得ません。仮にあったとしても数冊です。返品(返本)があり得るというのなら、そのことをあらかじめ最低限の経費として算入しておけばいいのではないのでしょうかね。1,000円の本が10冊返本されると想定していて、実際には3冊の返本しかなかった場合、7冊分の経費7,000円は出費せずに済みます。それは出版社の利益とすればいいのでしょうか。もっとも、10冊を超える返本があればその分は損失となりますが。

>それでも訪問販売法のように改正されていかない時点で、どちらが常識的な認識なのか、今一度お考えになっては?

「訪問販売法のように改正されていかない」というのは、何の(どういう)ことでしょうか。自費出版に関する法律が改正されないということでしょうか。読解力がなく申し訳ありません。

去年、ある自費出版の会社が特定商取引法第23条第1項の規定に基づき3か月間、電話勧誘販売業務の停止という処分を受けています。自分の本を何とかして出版したいと思う人をカモとするような悪徳な出版社は厳しく社会から締め出されるべきです。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/23 23:04

●そうではありません。


○前の回答の繰り返しになってしまいますが、「商業出版」であれば「売れ残りリスク」を背負うのは出版社であり、その損失を著者が補てんすることもありえますが、「自費出版」では印刷・販売経費はそもそも著者が負うべきものであり、それを出版社が肩代わりして、販売により回収するのですから「損失補てん」ではないはずです。
もし出版社側が「損失補てん」という言葉で説明したのだとすればわかりやすくしようと言ったのであろうと推測します。正確な説明ではありませんからその点においては出版社に非があるかもしれません。

●「万が一、売れ残った時のリスクを回避するものとして700部のうち、残部があれば買い取っていただくことを条件に、増刷の提案を行った次第です」と、メールで言っています。
●増刷することになったのは、何とかして読みたいという購読希望者の声があったからです。一人でも多くの人に読んで貰いたい著者としては何とかして増刷したくなるのは当然です。
○前者だと出版社側から増刷を持ちかけたように読めますが、後者だと著者(質問者さん)から増刷を持ちかけたように読めます。どちらなのでしょうか?

●損失補てんという観点からすると、出版社の解釈で著者が買い取ることは出版社の損失補てんの範囲を超えて、出版社に利益をもたらします。
○「損失補てん」という観点であればそのとおりです。しかし、自費出版であれば出版・販売経費は著者が負うべきものですから「損失補てん」ではなく「債務」だと前回答で述べたのです。
増刷を持ちかけた話でもそうですが、この出版の話は「商業出版」なのでしょうか?それともやっぱり「自費出版」なのでしょうか?
これまでの質問からすれば「自費出版」だと判断したのでそれにそって回答をしているのですが、質問者さんは「商業出版」としての対応や回答を求められているので話が食い違ってしまうように思われます。

●本来ならこの送料も採算ラインを算出するときに経費として算入すべきです。
○採算ラインとは収支が0になることですから売れなかったときに発生する経費が採算経費を含めるはずはありません。

●出版社が説明すべきことではないでしょうか。
○「売れ残った700部を定価1,000円の80%にて買い取ることとする。」と明記してあるわけですから説明するものなにもないかと思います。前回答で述べたとおり「買取部数700部」については多少解釈の余地がありましたが、買取価格については解釈の余地がありません。質問者さんは採算ラインや収益率にこだわっていらっしゃいますが、買取価格が明記され、出版社の説明にも矛盾がない以上、質問者さんの認識が甘すぎたとしか言いようがありません。

●売れれば売れるほど出版社としての収益が減少することになるなどということは認識していなかったのではないかと、私は思います。
○そもそも「商業出版」ではありませんから「完売すること」を出版社は想定していなかったものと思われます。ましてや「300部を売り切るのに5ヶ月かかった」のに「増刷1000部」であれば「初刷以上には売れないから出版費用を回収するために著者に応分の負担を負ってもらう」ということであったかと思われます。だからこそ「売れ残った時のリスクを回避するものとして」という説明になったのでしょう。
もし1000部という部数が出版社側から提案されたものであれば商業道徳上の問題が生じると思われますが、どちらが言い出したのでしょうか。
また300部を売るのに5ヶ月かかったなら1000部を売り切るのに単純計算で1年半近くかかります。「残部」とする期間をどれだけ設定していたのでしょうか。
どちらであったとしても質問者さんの認識が甘すぎたという点は否めません。

●かなりの部数が売れ残るだろうと思っていました。
○そうであれば「1部800円で売れ残りを買い取るリスクがある」ことを質問者さんは事前に把握していたはずです。前回答でも述べたとおり増刷契約時点で買取部数の上限や金額を問題にするならわかりますが、売れ残って実際に買い取る段になって部数や買い取り金額に異議を唱えるのは「筋違いも甚だしい」としか言えません。

この回答への補足

>前者だと出版社側から増刷を持ちかけたように読めますが、後者だと著者(質問者さん)から増刷を持ちかけたように読めます。どちらなのでしょうか?

増刷を持ちかけたのは私の方からです。出版社は、「ある程度の部数」が売れなければ損をします。私の本は売れる見込みがないとして出版社は増刷に乗り気ではありませんでした。「ある程度の部数」というのが採算ラインということです。それに達しなかった場合に、達しなかった部数を買い取るという条件で1,000部の増刷が実現しました。

>この出版の話は「商業出版」なのでしょうか?それともやっぱり「自費出版」なのでしょうか?

初版(300部)は自費出版でした。ですので、本の制作(編集・印刷・製本)から販売に至る費用はすべて私が負担しました。本が売れなくても出版社は儲かるのが自費出版です。出版社は、全国の提携書店に本を一ヵ月間陳列することをセールスポイントにしていました。

しかし、無名の著者の本がそれだけで売れるはずがありません。そのことは十分わかっていました。ですので、私とその支援者で販売活動しました。その結果、300部という僅かな部数ではありましたが売れ切れました。

増刷に関しては、契約の時点で出版社がその費用を負担することになっていました。しかし、売れなかった場合、著者が買い取るという条件が付くというのは、実質上は自費出版と変わりません。単に出版社が一時的に費用を肩代わりしたということです。

>採算ラインとは収支が0になることですから売れなかったときに発生する経費が採算経費を含めるはずはありません。

出版社は売れる見込みがないと判断している訳ですので、売れなかった場合に備えてそのために必要となる経費を算入するということもあり得るのではないのでしょかね。もし万が一、その備えが意味がなかった(予想外に売れた)場合には、算入した経費は出版社の利益となります。所謂、保険みたいなものです。

>「売れ残った700部を定価1,000円の80%にて買い取ることとする。」と明記してあるわけですから説明するものなにもないかと思います。

私が言っているのは、出版社の販売による収益比率と著者の買取りによる収益比率についての説明のことです。私は、その比率は同じであるべきだと思っています。そうでなければ損失補填という買取りの目的と矛盾するからです。

出版社がそれを説明しなかったのは、出版社として何の疑問もないことだったからではないかと、私は見ています。つまり、販売による収益比率が30%であったとしても、著者の買取り比率を80%にすることは通常の商取引だったのではないかということです。ですので、なぜ80%なのかという質問をしても出版社は合理的な説明はできないはずです。

>もし1000部という部数が出版社側から提案されたものであれば商業道徳上の問題が生じると思われますが、どちらが言い出したのでしょうか。

出版社が提案しました。300部あるいは500部を増刷してすべて売れたとしても、印刷に掛かった経費を回収できないということでした。印刷に掛かった費用を回収するためには700部が売れる必要があるということでした。そのために1,000部という数字を出版社は提示したのです。すなわち、700部を超えて売れた場合に、出版社は利益を手にするという訳です。

>売れ残って実際に買い取る段になって部数や買い取り金額に異議を唱えるのは「筋違いも甚だしい」としか言えません。

出版社の説明が十分でなかった場合はその限りではないでしょう。

補足日時:2014/10/31 00:40
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

今日になって(質問したのが1年前!!)回答の御礼をしていなかったことに気づきました。本当に申し訳ありませんでした。

お礼日時:2015/10/12 22:10

●著者が売れ残りを買い取るのは、出版社の損失(リスク)を補填するためです。


○「商業出版」ならばそのとおりですが、質問者さんの場合は「自費出版」です。そもそも印刷・卸などの費用も著者が負担すべきものです。ただ、質問者さんの著作物は一定の需要が見込めるものであったために出版費用を販売費用でまかなうような契約であったはずですから著者が売れ残りを買い取るのは「損失補てん」ではなく「債務」かと思われます。

●著者の買取り比率は、市場での販売による比率と同じであるべきではないか
○そういう考え方も間違ってはいませんが、あくまで契約に基づくものであるため当事者間が対等な立場で合意して契約を締結したのであればどんな買取り比率であっても法的な問題はありません。
 質問者さんは「錯誤」を主張されていますが「甲(著者)は、本件書籍の増刷部数1,000部のうち700部について、契約終了時点で残部があった場合、甲は残部すべてを定価1,000円の80%にて買い取ることとする。」という契約文章では買取価格については錯誤の余地がありません(以前の質問で「うち700部」の方がまだ解釈の余地がありましたが・・・・)
 契約前の説明で「採算ラインは700部」や「収益率」の説明があったとしてもそれはこの条文とは関係がありません。むしろそういう説明があったのであれば契約時点で「買い取り部数の上限」と「買い取り価格」について協議すべきであったのです。これほど明瞭な文面でなのですから「事前の説明と違う」と主張は通りません。
憶測になりますが質問者さんは初刷が完売(あるいはほぼ完売)したことから「二刷もそこそこ売れるはず。自分が買い取ることにはならない(なったとしても少部数)だろうからこの条文は気にしなくてよい」としてしまったのではないかと思います。
単純に考えて1冊も売れなかったら56万円を支払うことになるのは明らかなのです。それを気づかなかった、錯誤だというのは無理があります。

●そのためその手数料も微々たるものであるはずだ。
○700部もの書籍を配送するのはかなり大変ですよ。取次店に卸すなら「通常のルート」ですが、個人に配送するとなるとそれなりの手間はかかります。確かに出版社の取り分がやや過大な気がしないわけでもありませんが、700部の書籍の出版費用が56万円というのは「増刷」だとしても妥当な金額です。

この回答への補足

>著者が売れ残りを買い取るのは「損失補てん」ではなく「債務」かと思われます。

そうではありません。

売れ残りの買取りは、増刷について協議しているときに、出版社の損失を回避する手段として出版社が提案しました。「700部が採算ラインなので、それに至らなかった場合にその至らなかった部数を買い取ってください」という説明でした。

さらに出版社は、「万が一、売れ残った時のリスクを回避するものとして700部のうち、残部があれば買い取っていただくことを条件に、増刷の提案を行った次第です」と、メールで言っています。

>どんな買取り比率であっても法的な問題はありません。

確かにそうです。しかし、損失補てんという観点からすると、出版社の解釈で著者が買い取ることは出版社の損失補てんの範囲を超えて、出版社に利益をもたらします。それはおかしいのではないでしょうか。買取り比率が販売による収益率と同率であれば何ら問題は生じません。

>契約前の説明で「採算ラインは700部」や「収益率」の説明があったとしてもそれはこの条文とは関係がありません。

採算ラインの説明はありました。それは、買取り部数を説明するために必要があったからです。しかし、収益率の説明はありませんでした。収益率(書店・取次のマージンが30%)については、トラブルになってから出版社から説明がありました。

>むしろそういう説明があったのであれば契約時点で「買い取り部数の上限」と「買い取り価格」について協議すべきであったのです。

それは、出版社が説明すべきことではないでしょうか。後になってトラブルを招かないために。出版社は、そういう細かい説明をしませんでした。おそらく、出版社も売れた部数に応じた著者の買取り部数がいくらになるかは把握していなかったのではないかと、私は思っています。ましてや、売れれば売れるほど出版社としての収益が減少することになるなどということは認識していなかったのではないかと、私は思います。

私は、私が指摘したことによって出版社はその不合理性に気付いたのではないかとも思っています。あくまでも推測に過ぎませんが。しかし、もしかしたら出版社は、そういう不合理性に気付いていたかもしれません。そうなると、別の問題が生じます。

私は、出版社の解釈及び「覚書」の文言が合理的であることの説明を出版社に求めています。しかし、出版社は、それに答えようとしません。私の解釈を認めたのだからいいではないかという姿勢です。私はとても納得できません。

>質問者さんは初刷が完売(あるいはほぼ完売)したことから「二刷もそこそこ売れるはず。自分が買い取ることにはならない(なったとしても少部数)だろうからこの条文は気にしなくてよい」としてしまったのではないかと思います。

申し訳ありません。違います。増刷することになったのは、何とかして読みたいという購読希望者の声があったからです。一人でも多くの人に読んで貰いたい著者としては何とかして増刷したくなるのは当然です。

初版は300部でしたが、それを売り切るのに5か月掛かりました。ですので、1,000部という部数は簡単には売ることはできないと思っていました。かなりの部数が売れ残るだろうと思っていました。

>そのためその手数料も微々たるものであるはずだ。

表現が適切でありませんでした。700部の本は段ボール箱にして15個程度だといいます。一個当たりの送料が1,000円としても全部で15,000円です。本来ならこの送料も採算ラインを算出するときに経費として算入すべきです。そうすれば、著者の買取りによる収益から送料を負担する必要はないはずです。

補足日時:2014/10/20 23:42
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

今日になって(質問したのが1年前!!)回答の御礼をしていなかったことに気づきました。本当に申し訳ありませんでした。

お礼日時:2015/10/12 22:11

>私が望んでいるのは、私が気付かなかった視点です。

「なるほど」と納得できる視点です。

質問者さんは、世の中一般の『契約』の重みを理解していない。契約書に署名、捺印するときに、契約条項を全部熟読しましたか。それ以前に口頭で話の合った出版社の説明との食い違い等について質問されましたか。全部ひっくるめて、契約内容を100%理解したうえで、署名・捺印されましたか。


再度お聞きします。『契約において錯誤があった。』とお書きになっています。

・出版社から事前にどのような話があったのか。

・契約書にはどのように記載されたのか。

・結果として、事前の説明と契約条項との間でどのような食い違いが生じたのか。

・なぜそれが出版社の責任なのか。(逆に、なぜ質問者さんには責任がないのか。)



>私は私なりに考えた挙句に契約しました。

本当ですか。どう考えたか教えてください。(今までの質問文を読む限り、質問者さんは、深く考えもせずに契約しているとしか思えない。)

>出版社が出した契約条件が何ら難しいものではありませんでしたので、深く考える必要はありませんでした。普通に考えれば理解できるものでした。そこに疑問を抱くことは何もありませんでした。

自分でもお書きになっていますよね。深く考えもせずに契約したと・・・
それが最大の問題点ではないですか?


700部売れ残ったら、80%で引き取るということで質問者さんは契約しました。

契約した時は、売れ残ったら80%で引き取るつもりだったんでしょ、何をいまさら、書店・取次の原価率の割合だとか、出版社側の利益の話を持ち出すんですか?  世の中一般の常識としては、そのような話は契約前に、契約書を熟読して、議論すべき話です。 (倹約した時は、何も考えていなかったんでしょ。)


以下のコメント、全部後付のいちゃもんでしょ。

>契約書には書かれていないのですが、著者が自分の本を出版社から買い取る場合、10冊単位であれば送料なしで80%の価格で買うことができます。書店で10冊売れた場合、出版社は、1,0時収入というべきものです。それを送料に充てることで出版社は損をしません。
(途中省略)
出版社の販売による収益比率と同率でなければなりません。
私は、出版社にそのことを訴えているのですが、出版社はそのことについてまったく言及しようとしません。まるで、言及することがタブーであるかのようです。


上記の疑問を、なぜ契約前に出版社と話をしなかったんですか????

この回答への補足

>質問者さんは、世の中一般の『契約』の重みを理解していない。

そう感じられたとしたら私はそれを否定はしません。しかし、私は、重みを理解しているつもりです。

>それ以前に口頭で話の合った出版社の説明との食い違い等について質問されましたか。全部ひっくるめて、契約内容を100%理解したうえで、署名・捺印されましたか。

疑問を抱くところはどこもありませんでした。だから質問しませんでした。そのどこに問題があるのでしょうか。自分の解釈通りでいいと思ったから契約(押印・著名)しました。

しかし、その契約内容には明確な問題点がありました。それは、買取り部数を巡る解釈が二つあるということです。私は、担当者の説明で私の解釈が当然であると思っていました。しかし、出版社の解釈は違っていました。契約期間が終了して買取り金額の提示があってそのことに気付きました。

出版社は、金を支払うときになって私が異を唱えたことを不合理だと言いました。私がその時になって異を唱えたのは、それまで何の疑問も抱かなかったからです。出版社から買取り金額の提示があってから異を唱えたことは当然の帰結です。

>上記の疑問を、なぜ契約前に出版社と話をしなかったんですか????

何度も言いますが、それは、疑問を抱かなかったからです。

補足日時:2014/10/19 23:12
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この回答へのお礼

>私が望んでいるのは、私が気付かなかった視点です。「なるほど」と納得できる視点です。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/20 11:37

ごめんなさい。

2点、書き間違いです。

【誤】  『収益率70%』と理解されて契約しましたよね。そのとき『書店・取次のマージンも70%である』という虚偽の説明が、出版社からありましたか。『書店・取次のマージンは80%である』という説明があったなら、違いについて、理解されたうえで契約されたことになります。仮に『80%である』という説明がなかったにしても、質問者さんは、ご自身の70%に同意して契約されています。

【正】  『原価率80%』と理解されて契約しましたよね。そのとき『書店・取次の原価率も80%である』という虚偽の説明が、出版社からありましたか。『書店・取次の原価率は70%である』という説明があったなら、違いについて、理解されたうえで契約されたことになります。仮に『70%である』という説明がなかったにしても、質問者さんは、ご自身の80%に同意して契約されています。





【誤】売れ残った場合、70%で700部引き取る契約でしょ。

【正】売れ残った場合、80%で700部引き取る契約でしょ。

この回答への補足

契約書には書かれていないのですが、著者が自分の本を出版社から買い取る場合、10冊単位であれば送料なしで80%の価格で買うことができます。

1,000円×80%×10冊=8,000円

書店で10冊売れた場合、出版社は、1,000円×70%×10冊=7,000円 の販売収益となります。

著者が10冊買い取った場合の出版社の収益は8,000円です。その差額の 8,000円-7,000円=1,000円 は出版社の臨時収入というべきものです。それを送料に充てることで出版社は損をしません。

ですので、著者が格安で自分の本を買う場合は、80%で何の不都合はありません。そこには合理的は理由が存在します。

しかし、出版社の採算ラインに達しなかったために売れ残った部数を著者が買い取る場合は、その買取り比率が合理的であるためには出版社の販売による収益比率と同率でなければなりません。

私は、出版社にそのことを訴えているのですが、出版社はそのことについてまったく言及しようとしません。まるで、言及することがタブーであるかのようです。

補足日時:2014/10/19 21:46
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この回答へのお礼

丁寧な回答及び訂正ありがとうございます。

お礼日時:2014/10/20 19:21

過去の質問も読ませていただいておりますし、回答もさせていただきました。



率直な感想です。質問者さんは、出版社との契約において深く考えもせずに契約し、後からごちゃごちゃ言っているようにしか見えません。


『契約において錯誤があった。』と書かれております。(前の質問でも、錯誤があったと書かれています。)

自分が、契約内容をよく理解もせずに契約したことは、『錯誤』とは言いません。具体的にどのような錯誤があったのか、明らかにしてください。


なお、以下は今までの質問、お礼。補足等に書かれたことに対するコメントです。


  『収益率70%』と理解されて契約しましたよね。そのとき『書店・取次のマージンも70%である』という虚偽の説明が、出版社からありましたか。『書店・取次のマージンは80%である』という説明があったなら、違いについて、理解されたうえで契約されたことになります。仮に『80%である』という説明がなかったにしても、質問者さんは、ご自身の70%に同意して契約されています。


 『出版社は売る努力をしないでいい契約となっている、おかしい。』という記述がありました。売る努力をしないでいい、という契約に質問者さんは同意したんでしょ。『出版社が売る努力をしてくれると思っていた』なんて、質問者さんの勝手な思い込みです。出版社に売ってもらいたかったならば、最初からその旨記載した契約にすべきだったんです。


>売れれば売れるほど出版社の収益(販売による収益+著者の買取りによる収益)が減少するというのは「不合理」でないか。これでは、出版社が売れない方を望むのは当然である。

なぜ、契約の前に上記を指摘して、契約内容を代えてもらわなかったんですか。(よく確認もせずに契約したんではないですか。)


売れ残った場合、70%で700部引き取る契約でしょ。それに同意して契約したんでしょ。ごちゃごちゃ言わずにお金を払って引き取られたらいかがでしょうか。

この回答への補足

>出版社との契約において深く考えもせずに契約し、後からごちゃごちゃ言っているようにしか見えません。

客観的な立場からすればそうかもしれません。しかし、私は私なりに考えた挙句に契約しました。出版社が出した契約条件が何ら難しいものではありませんでしたので、深く考える必要はありませんでした。普通に考えれば理解できるものでした。そこに疑問を抱くことは何もありませんでした。

>自分が、契約内容をよく理解もせずに契約したことは、『錯誤』とは言いません。

出版社が著者の「錯誤」を招くような説明をした場合は、出版社の責任が問われるのではないのでしょうか。売れもしないのに「必ず売れますよ」みたいなセールストークを上手にやられては、著者がその気になってしまうのは無理もないはずです。迂闊に出版社の説明を信用した責任は著者にもあるかもしれませんが・・・。

「覚書」の解釈において私と出版社の解釈が相違していた訳ですが、私の解釈は合理的なものだと、私は信じて疑いません。そのため、私は、出版社にその解釈が合理的であることの説明を求めていますが、出版社はその説明を拒否しています。私に言わせるならば、出版社は私に指摘されて初めてその不合理性に気付いたのです。それを説明するとなると、不合理であることを認めざるを得ないからです。⇒http://blog.livedoor.jp/zihisyuppann-situmonnzyo …

出版社は、私が執拗に異を唱えたことから出版社の解釈を撤回して私の解釈を認めました。しかし、問題の本質は、解釈の如何にあるのではなく、「覚書」そのものの不合理性にあります。売れれば売れるほど収益が減少するというのがどうして合理的と言えるのかと、私は思います。不合理な契約であるからこそ、その契約は無効であると、私は法的に訴えたいと思っています。

>『収益率70%』と理解されて契約しましたよね。そのとき『書店・取次のマージンも70%である』という虚偽の説明が、出版社からありましたか。

収益率についての説明はありませんでした。収益率についての説明は、トラブルになってから私が出版社に説明を求めた中でありました。

gookaiinさんはとんでもない勘違いをされています。書店・取次のマージンが70%であるはずはありません。

著者が自分の本を格安で出版社から購入できるのは当然です。書店や取次を通さない訳ですので。その割引き率は出版社が自由に決めていいものです。しかし、売れ残った本を出版社のリスク回避のための買い取る場合は、買取り比率は出版社の都合で決めていいはずはありません。リスク回避のために著者が買い取るというのなら、その買取り比率は販売による収益比率と同率であるべきです。

契約を結ぶときには、そういう事情などまったく認識していませんでした。トラブルになって検証した結果としてそういうことが判明したということです。おそらく、出版社も、そういう不合理な契約内容であることは認識していなかったのではないかとも、私は思っています。あくまでもこれは、私の一方的な推測ですが・・・。

>売れ残った場合、70%で700部引き取る契約でしょ。それに同意して契約したんでしょ。

申し訳ありません。そうではありません。著者が買い取るのは、採算ライン(700部)に達しなかった売り上げ部数の場合に、その達しなかった部数を買い取るのです。200部しか売れなかった場合、買い取るのは700部-200部=500部です。

補足日時:2014/10/19 20:37
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

今日になって(質問したのが1年前!!)回答の御礼をしていなかったことに気づきました。本当に申し訳ありませんでした。

お礼日時:2015/10/12 22:14

>「著者の買取り比率は、市場での販売による比率と同じであるべきではないか」と私は主張


>著者が売れ残りを買い取るのは、出版社の損失補填という前提で
その主張は、自分が損するだけなので、私はそういう主張をするつもりはありません。
ゲーム理論からの帰結です。
計算の追加前提
・販売管理費は、売れた部数に関係なく一律。(あなたの前提に合わせる。)
・損益分岐点は700冊。ただし、著者買取80%で計算した場合である。
 (出版社の説明はそうなっている。) すなわち、総経費56万。(税抜ベース)
   ※税込は数値が半端なので面倒。それ以外の意味は無い。
・残部計算方法:既にあなたの主張が通ったのだから、出版社の損失補填と同等額とする。
・宣伝広告は無し。(販売管理費一律から、必然。)

上記からの論理的に導かれる中間結論:
・全く売れなかった場合は56万の支払いとなる。買取比率にかかわらず、この値は変動しない。
・買取部数上限は買取比率の関数となり、次式となる。
買取部数上限=56万÷1冊当り買取額
買取部数=max(買取部数上限、売れ残り部数)

中間結論を踏まえた上での、最適戦略
戦略方針:著者の支払額を最小とする。
(1)宣伝広告無し状態で、それなりに(少なくとも500冊)売れると予測している場合。
1冊当り買取額が高い(上限は1000円(定価)として。)ほど、支払額は少なくなる。
たとえば、1冊1000円買取なら、560冊売れた時点で支払いゼロとなるが、
1冊700円買取なら800冊、800円買取なら700冊で、ようやく支払いゼロとなる。
(2)伝広告無し状態で、ほとんど売れないと考えた場合。
1冊当り買取額を下げたほうが支払額は少なくなる。すなわち、下げられる最下限をとって、
1冊当たり560円とするのが最善である。(代わりに、売れ残りは常に全冊買取となる。)
(1)(2)のいずれでも、出版社が利益割れにはならないはずです。(計算前提の下では。)
(2)を予測しているなら、そもそも再販しないという結論になるのが普通だと思うので、
(1)を予測してる、という場合が普通と考えられる。すなわち、買い取り価格が高いほうが
著者にとって得である、という結論になる。
※(2)を予測している場合でも、買取価格70%は、明らかに損。(意に反して多量に売れた場合に限り得をするが、そうではないと予想している。)
出版社の利益はどうでもいい。問題なのは著者の利益。著者の利益を損なう提案を著者がする、というのは、オカシイ。

注意点として、契約時点というのは、売上部数はあくまで想定。
で、想定時点で契約するわけだから、結果を元に支払い時点であれこれ言うのは明らかに反則である、ということ。


別の問題。
>市場での販売による比率と同じであるべき

1つ前の質問が関係するので。
>1,000円の本が1,000部売れた場合、その売上げは1,000,000円です。
>書店・取次のマージンが30%であれば、出版社の収益は700,000円です。
出版社の会計では、書店+取次のマージンが30%であれば、出版社の「売上」が700,000円です。(卸価格が売上げになる。)こんな基本を間違っていることは想定外なんだが....

市場での販売による比率とは、どういった条件のときの比率なのか?
相場だと、
消費者との直販:80-100%。 (経験上、たいてい100%だが割引もたまにある。が、80%が限度)
書店に直接卸す:80%。(相場。)
取次店経由:70%(相場。)
どれも、「市場での販売による比率」に該当します。
じゃあどれを使うか?当該本の販売形態に合っているものと思うが。(販売形態により経費が変動するから。)
当該本の販売形態は、出版社の回答見ても、あなたのブログ見ても、書店に直接卸す、と解釈できる文面だから、市場での販売による比率=80%だと思うが。

おまけ。
損益をディスカウントキャッシュフロー法(DCF)で計算した場合。
(営業利益でなく、経常利益で計算した場合に、」ほぼ相当。)
DCF法で計算しないと、真の企業会計にならず、赤字でつぶれることになる、という、
知ってる人には常識、知らないと会社が倒産、というもの。

再販した場合、再販直後が最も売れる、というのは了解してますよね?
それをふまえて、販売時期の重心と著者買取の時期のタイムラグが1年だとします。
※(販売開始~著者買取)までが1年半なので、そんなものと思われる。
DCF法で計算する場合、収入の時期が問題。収入が遅れる場合、利子率で補正した利益
を得ない限り赤字、ということ。
ゆえに、利子(借りるときの利子と企業が別事業に投資するときのリターンのうち、いずれか大きいほう)分の補正が必要になるところ、タイムラグ1年に対する補正がされていません。
利子(=資本割引率)は、最小で4%(長期国債の金利)なので、一般企業の利子率はもっと高いのが普通。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。

「ゲーム理論」という言葉は知っていましたが、それがどういうものであるかはほとんど知りませんでした。ゲーム理論が発表されて今年で70年になるのですね。

新しい視点を提供して頂きありがとうございます。これを機に勉強させてもらいます。

>自分が損するだけなので、私はそういう主張をするつもりはありません。

この「自分が損する」というのがよくわかりません。よろしければ、あらためて説明して頂ければありがたいのですが、どうでしょうか。

お礼日時:2014/10/19 12:38

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