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日本語を勉強中の中国人です。日本語の小説から「囂しい」(かまびすしい)という単語を習いましたが、長すぎてなかなか覚えられません。何か覚える方法はないでしょうか。この単語の仕組みや由来を教えていただけませんか。日常で使われる可能性がありますか。

また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

すみません、回答を書き上げたのですが、今見ると先の回答者の方とリンクが被ってしまっていました。


しかし、せっかく補足を書いていたので、申し訳ございませんが、このまま投稿させていただきます。
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「かまびすしい」の語源ですが、次のリンク先に詳しい説明が載っています。
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【「喧しい/喧しい(かまびすしい)」の語源・由来】http://www.sanabo.com/gogen/ka/kamabisushii/ より

釜の中で煮えかえるように人が集まり騒ぐさまをいうことから、カマは釜の義、ビはブリの約、スは集まるの義。またカミは野獣が食を争ってかみ合うのにたとえ、カマはカミアの約。

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~ここからはリンク先の説明を補足していきます。~

かま=釜

び=振り(ふり)=様子・さま
 「び」は “ぶり” の発音が縮まったもの。“ぶり” の元の語形は「ふり」です。

す=集まる

かま=かみ合(う)
   「かま」は “かみあ(う)” の “かみあ” の発音を縮めたもの。


要するに「かまびすしい」の「かま」には、『釜・噛み合う』の二つ意味があるということです。


そのほかの解説は、こちらをご参照ください。
【weblio辞書/かまびすしい】http://www.weblio.jp/content/%E3%81%8B%E3%81%BE% …


「かまびすしい」とは、「やかましい」「さわがしい」の意味で使われますが、「さわがしく鳴く様」など、「鳥の鳴き声」を形容するときによく使われる用語で、「音に音が重なって、騒々しい様」という意味になります。

「絶え間なく騒音が鳴り響くさま」=「かまびすしい」と捉えてください。


それと、質問文の日本語表現ですが完璧です。
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この回答へのお礼

ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。おかげさまで、よく理解できました。助かりました。

お礼日時:2014/10/27 20:36

No.2です。

再度おじゃまします。

>日常で使われる可能性がありますか。

今ではどちらかというと文学的な表現になり、日常で使われる頻度は少ないですが好んで使う人もいます。新聞記事ではまだまだ健在です。

(こちらは余談になりますが、日常会話での頻度で言えば、同じ意味の「かしましい」の方がよく使われると思います。かしましいは「女三人よれば(集まれば)、かしましい」のように使われることが多いです。ちなみに、この場合「かしましい」は「姦しい」と書き、「姦」で女三人の意味を表わしています。

女が三人も集まると「鳥がさえずるようにやかましい」と言う意味で「かまびすしい」と同義です。でも、「“女三人よれば、かまびすしい” とは通常は言いません」。
間違いではありませんが、女性の場合は圧倒的に「かしましい」が使われます。
通例、男性に向かって「かしましい」とも言いませんので、「かしましい」は若干、性差別を感じさせる言葉でもありますので、日本女性に向かって言うと嫌がる人もいると考えた方が良さそうです。

しかし、女性に向かって「姦」の文字を思い浮かべながら言う人はそうそういないし、言われた側も「姦」の文字を思い浮かべることは滅多にないので、あまり深刻に受け取る人は少なく、通常は「賑やかも度を超すと騒々しいものだ」ぐらいの意味で使われていて、それで喧嘩になるということはほとんどないです。
ただ、手紙など女性に向けて文章にするときは、「姦」は使わずに「かしましい」とした方が良いです。)


日本語表現では「かまびすしい」にイメージが近いものとして「喧噪(けんそう)」があります。「喧噪」が使える場面では「かまびすしい」に置き換えても違和感はないと思います。
【喧噪】http://www.weblio.jp/content/%E5%96%A7%E5%99%AA

喧噪は「喧騒(けんそう)」とも書き、こちらも意味は同じです。
蝉噪や蝉騒なども「かまびすしい」と同じ意味で、どれも基本的な意味は「多くの人が口々に騒がしく言い立てるさま、言い争う様に騒ぎ立てるさま」と捉えて良いです。
【蝉噪】http://www.weblio.jp/content/%E8%9D%89%E9%A8%92

蝉がミンミン鳴く様子とか、鳥がピーチク、パーチクと延々とさえずるように騒がしい様子や、それに匹敵するぐらい騒々しいことは全て「かまびすしい」と表現できると捉えて良いです。


「かまびすしい」は語呂合わせで覚えても、語源に沿って覚えるでも、どちらでも良いと思います。語源については調べるまでは知らなかったのですが、「びす」という言葉の響きが「びっしり」と似ていて、詰まったようなイメージを持っていたので、個人的に「釜に具材が一杯詰まって、ぐらぐらとたぎるさま」をイメージしていました。

要するに、ごった煮を作り上げている様子を映像として思い浮かべ、そのごった煮の具材を一人一人の人間に例えて、「一堂に会する人(同じ場所に集まった人)がわあわあと騒ぎまくるさま」を「かまびすしい」と言うのだなと解釈していたのです。

言葉は、そんな風に映像と結び付けて覚えても良いと思います。
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この回答へのお礼

何度も懇切丁寧にご説明いただき誠にありがとうございます。おかげさまで、「かまびすしい」はよく覚えられました。ごった煮の映像が鮮明に頭に焼きつき、本当にありがとうございました。

お礼日時:2014/10/27 20:49

かまびすしい なんて日本人でもあまり使いませんが、



覚えるのには何か別のものにゴロを合わせて覚えるといいと思います。

カマ bis C とか 「お釜が2つで(やかましい)C」 とか bisは2つの意味

http://www.sanabo.com/gogen/ka/kamabisushii/

sobatya_cnさんがどれぐらい日本語わかるかはわかりませんが、

インターネットで 調べたい文字 + 語源 と調べると
調べられますよ
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。語呂合わせはとても参考になりました。語源を調べる方法までも教えてくださり心から感謝いたします。残念ながら、参考サイトは開けませんでした。

お礼日時:2014/10/27 09:49

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