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よく飲食店で急ぐことを「急き前(せきまえ)」といいますが、語源をご存じの方お教え願えますでしょうか。

急く前だから、急いていないのでゆっくりしているようにも思えますし。

A 回答 (3件)

#1です。


あらためて辞書を引いてみました。

まえ【前】マヘ
(「目方まへ」の意)
1.物の正面にあたるところ。
   (略) 
2.ある時点より早いこと。
(1) 以前。さき。「―に聞いた話」「―の戦争」「三〇分ほど―」「食事の―に手を洗う」#あと#のち。
(2)前科。「―がある」
(3)前相撲まえずもうの略。
(4)膳部。饗応。源氏物語蜻蛉「七僧の―の事せさせ給ひけり」
(5)(手前の略) 外聞。世間体。狂、居杭「此の―が迷惑にござる」
3.
(1)それ相当のもの。また、そのものとしての面目。「男―」「一人―」「腕―」
(2)わりあてたものの数を数える語。「五人―の料理」
[広辞苑第五版]

#1で私は3の意味に解釈したわけですが,
上の2の(4)にあるように「前」には「飲食の饗応」の意味があります。
「急き前」や「出前」の「前」はこちらから来ているのかもしれません。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。

「急く饗応」となれば合点がいきますね。

お礼日時:2005/11/25 23:03

全然分かりませんが、「節季前」ではないでしょうか。


「節季」は「商店が貸借や収支の総勘定を行う時期。盆・暮れや、各節句前。とくに、決算期としての盆・暮れ」で、昔から忙しいものと決まっています。

「いそがしい節季を前にしている→急ぐ」
というのが語源では?

あるいは「節句」前、かもしれませんね。怠け者の節句働きという言葉もあるように、節句という休みが目前だから、急いで仕事を済ませておく、というような感じ。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。

「なるほど!」と思いましたが、主に飲食店において使われるということに少ししっくりこないのです。

お礼日時:2005/11/25 23:09

「前」には


空間的な「正面」,時間的な「先行」の意味のほかに
「分け前」とか「三人前」というように
「割り当てたもの」とか「取り分」といった意味があります。
たぶん「急き前」や「出前」の「前」もこの意味で,
「ひとつの注文」を指しているのではないでしょうか。
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