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お世話になります。
既婚者の女性で、着物は全くの素人です。
自身では、結婚する際に喪服を誂えて持っているだけです。

先日死別した母の形見の着物が、実家の古い箪笥の中から出てきました。
父と母は、私が幼少の頃に離婚しておりまして、母の生前には一度も私は会わせて貰った事が有りません。(母にはどうしても諦めきれない夢が有ったそうで、離婚した数年後に渡米先で不慮の事故で亡くなりました)
経緯が経緯なもので円満離婚とはいかず、母方の実家とは断絶していまして、この着物について母の関係者に聞く事の出来る人が全く居ない状態のため、こちらで質問をさせていただきました。

箪笥から見つかった物ですが、訪問着・付け下げ・色無地(母の実家の紋入り)・小紋が数枚・コート・羽織などが全てたとう紙に包まれた状態で、ほとんど仕付け糸も付いたまま仕舞われていました。
30年以上、虫干しもされていなかったのですが、奇跡的に虫食い・カビが無く綺麗な状態でした。
ですが、帯が一本しか無いのです。
しかも振り袖用と思われる、華やかな袋帯のみです。
(↑の”思われる”という表現ですが、これも何かの縁と思い形見の訪問着を仕立て直しに出した時に、帯を持参して呉服屋さんに見て頂いた時に、「振り袖用」と言われました)
派手と言えば派手な帯ですが、色遣いが少ないので(ピンク地に銀糸などでで刺繍)訪問着と付け下げに合わせようと思えば出来ない事もないように思いますが、ちょっと違和感が有ります。
そこでいくつか疑問が産まれました。

・振り袖用と思われる帯が有ると言う事は、振り袖も有ったのでは?と思うのですが、帯だけを誂えるという事は有るのでしょうか?(着物はレンタルなどで、帯だけ作るor買い取り)
 母はお姉さんが一人居ただけで、そのお姉さんの子供は全て男の子だったと聞いています。
 誰かにお下がりや譲ったと考えにくいと思ったのですが、帯だけが有るというのが不思議です。
 
・色無地などに合わせる帯が無いのですが、着物だけを仕立てても帯が無いと着られないと思うのですが、どういう解釈をすれば良いのでしょうか?
 もし予算が無くて作れなかったとすれば、何枚も着物は作らないで、色無地と帯の様に厳選して誂えるものでは?と思いました。
 また、家族の誰かが帯を売ってしまったのでは?とも思いましたが、その着物が入っていた古い箪笥は私の父方の祖母の桐の洋箪笥で、普段は使っていない部屋に置いてあり、家族の誰もが祖母の箪笥のこやしが入っているとばかり思っていました。
 未だ祖母は健在なので、この箪笥の事を聞きましたが、着物が入っているなんて全く知らなかったそうです。(箪笥の引き出しの手をかける所に、結構な量のホコリが積もっていたので、だいぶ前から誰も触れていないように見受けられました)
 実は小金欲しさに昔に売ってしまってウソを言っているのかもしれませんが(考え過ぎですね・・・)、祖母は母代りで何でも話し合える仲なので、もしそうなら言ってくれると思います。
 帯揚げや帯締め等の小物も色々と有るので、直ぐに着られるようにと揃えて有るように見受けられるのですが、帯が無ければどうしようも無いと思うのですがどうなんでしょうか?
 
 変な質問で恐縮ですが、母はどうしたかったでしょうか?という事では無く、今手元に有る着物に帯が無いんですが、どうしたんでしょうか?という事をお聞きしたいのです。
 ご回答お待ちしておりますので、宜しくお願いいたします。

質問者からの補足コメント

  • 早速の回答、ありがとうございます。

    >帯はいたみやすいので
    なるほど、と思いました。
    着物よりも帯の方が傷みやすいのですね。

    ですが、私の聞き方がいけなったので、補足します。
    出てきた着物は、母が嫁いできた際に実家で誂えた花嫁道具の一つであろうと推測しています。
    仕付け糸が解かれていないという事は、未使用だと思います。
    という事は、帯が有ったとすると、未使用の着物に合う帯も未使用で有ったと推測するのです。

    もしかしたら、帯だけが他の所に保管されていて、劣化して捨ててしまったのかもしれませんが、私が実家で過ごした30年程の中では、そういった物を処分する事は一度も有りませんでした。

    言いかえれば、嫁入り道具の着物を誂えた時に、帯を作らないという事は有るのでしょうか?という事をお聞きしたいのです。
    分かりにくくて恐縮ですが、読み取って頂けると幸いです。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/01/28 14:32

A 回答 (2件)

着物数枚に対し帯1本は昔ではよくある話です。


「ボロにも錦を巻け」と言う言葉がありますが多分振袖用の帯は高価なものだったのではないでしょか・・・
仕付け糸の付いた着物があっても現代の感覚と違い、振袖・訪問着・付下げ・色無地なら振袖用の帯を巻いていたのが普通だったのです。
ですから着物に対して帯が足りないように思ってしまったと思います。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
>「ボロにも錦を巻け」
 お恥ずかしながら、初めて耳にする言葉でした。
 言葉の意味は調べまして、理解しました。

昔は、色無地などにも、振り袖用の帯を巻いていたのですね!
今までの疑問が、ストンと腑に落ちた気がしました。
大変ためになるお話を聞かせて下さり、本当にありがとうございました。
お世話になりました。

お礼日時:2015/01/30 16:44

帯というものは締めますので、着物よりも痛み易いのですね。

ですから、単に帯は古びたので捨ててしまった。古い着物も捨てた。振り袖は着ないので仕立て直した。で、残ったのは、振り袖の仕立て直しも含む、袖を通してない着物と普段使いしない帯だけだった。
では、なかろうかな?
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/01/30 16:44

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