プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

戦国策の次の部分の現代語訳教えてください!!

公叔痤対曰「痤有御庶子公孫鞅,愿王以國事聽之也。為弗能聽,勿使出竟。」王弗應,出而謂左右曰:「豈不悲哉。以公叔之賢,而謂寡人必以國事聽鞅,不亦悖乎。」公孫痤死。

A 回答 (3件)

回答番号1,2のplapotiです。

念のため。

「左右」には「側近」といふ意味があつて、王が直属の者に話をした、といふ見解が普通かもしれません。しかし、この物語では情報が漏洩して、公孫鞅が国外逃亡の決断をしたやうに思はれますので、あたりかまはず中傷の言葉を吐いた、と私は解釈します。

御質問の目的がわからないのですが、あくまでもすべて私個人の意見ですので、最終的には、ご自身でお考へください。

なほ、同じ話は、『史記』の「商君列伝 第八」にもあります。
    • good
    • 1

回答番号1のplapotiです。

このQ&Aサイトでしばしば見られる傾向なのですが、文献を引用するにあたつて、出所が明示されてゐないことが多くあります。このたびのご質問は『戦国策』の「魏策」の9番目の話ですね。そこまで記載があれば、私の怪答以外の優秀な回答がつくと思ひます。

http://ctext.org/zhan-guo-ce/wei-yi/zh
    • good
    • 2

公叔痤、対へて曰く。


「痤に御庶子公孫鞅有り。愿はくは、王、國事を以て之に聽く也。為し聽くこと能はざれば,竟を出で使むる勿れ。」王、應へず、出でて左右に謂ひて曰く。
「豈に悲しからず哉。公叔之賢を以て,而して寡人(自分)に、必ず國事を以て鞅に聽くと謂ふ,亦、悖らず乎。」
公孫痤、死す。

公叔痤さんが返事をなさいました。
「私、痤には、公孫鞅といふ名の御庶子(役職らしい?)がをります。王なるあなたさまは、政治のことは、彼の意見をきいてくださればよろしうございます。もし、お聞き入れなさらなくても、国境から外へ出してはなりません。」
王は直接にはお応へになりませんでしたが、外にでてから、右や左のあちこちの人に、おつしやつたのです。
「悲しむべき状況だ。公叔の賢さがあつても、政治のことを鞅に訊くべきだと私に言ふのだ。また筋の通らないことではないか。」
公孫痤さんは、亡くなりました。

*** *** *** *** ***

こんな意味です。文章の一部だけなので、誤解を招きさうな話です。まるで、公叔痤がでたらめ発言をしたので、死んでしまつた、そんな内容に思へます。前後を読むと、公叔痤の政治的判断が適切でした。このQ&Aサイトでも、しばしば話題になりますが、だれが正しいかを判断するのはむづかしい、といふ物語です。
    • good
    • 5

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!