プロが教えるわが家の防犯対策術!

生物の受験生です。たびたびお世話になります。ハッキリ言ってわかりません。☆自分なりに、わからなくなっている原因を考えました。(1)「収縮する」、「弛緩する」というコトバが自分にとって実感をともなわない。───筋肉がじっさいに収縮したり弛緩したりしているところなんざ見たことありませんから・・・。自分に国語力がないことも理由ですね。もっと”理解し易い表現方法”はないのでしょうか?(2)参考書に書いてある図が”静止図”であること。───じっさいに動くプロセスが見えれば最高なのですが・・・。
☆具体的な質問(1)~暗順応「瞳孔が収縮して、網膜にとどく光量を減少させる。この際に、虹彩の環状に走る筋肉が収縮する。」⇒どの参考書を見てもこれ以上のことは書いてありません。でも、これ”だけ”では納得できません。この際、「虹彩の環状に走る筋肉が収縮する」というのは、「虹彩の環状に走る筋肉が、虹彩側に”覆いかぶさるように”ちぢこまっていく」という理解でよろしいですか?あと、冒頭の説明文で「”瞳孔が”縮小する」と表現されていますから、この、「虹彩の環状に走る筋肉」はとは瞳孔の一部なのですか?また、、「虹彩の環状に走る筋肉」が収縮すると、「虹彩の放射状に走る筋肉」は弛緩しています。”弛緩”ってピンときませんが、ゆるむことですよね。これは、「環状の筋肉」が収縮するのに”つられて”弛緩するのですか? (2)~明順応「瞳孔が拡大して、網膜にとどく光量を増加させる。この際に、虹彩の放射状に走る筋肉が収縮する。」この際、「虹彩の放射状に走る筋肉」は、「瞳孔の反対側にちぢこまってゆくようにして収縮する」と解釈してよろしいですか?また、暗順応で聞きました質問と同じく、これによって「虹彩の環状に走る筋肉が収縮する」メカニズムも教えてください。お願いします。

A 回答 (2件)

>暗順応「瞳孔が収縮して、網膜にとどく光量を減少させる。

この際に、虹彩の環状に走る筋肉が収縮する。」
…これって本当に「暗順応」の説明ですか?暗順応の状態にあれば散瞳するはずなのですが…。明るい光が当たった時には説明文にあるように縮瞳します。

>明順応「瞳孔が拡大して、網膜にとどく光量を増加させる。この際に、虹彩の放射状に走る筋肉が収縮する。」
…従って、これも逆の記述のように思います。

 瞳孔(黒目)が収縮する(縮瞳)という状態は、瞳孔縁を輪状に取り囲む瞳孔括約筋(副交感神経支配)が収縮することによって起こります。これが「なぜ?」ということですよね?
 「弛緩」は伸びきっている状態、「収縮」は縮んで長さが短くなっている状態です。つまり、輪ゴムで言うなら、ゴムを手で引き伸ばしている状態が「弛緩状態」、ゴムを離して縮んでしまっている状態が「収縮状態」と考えてもらうと、瞳孔括約筋が収縮した状態は輪ゴムが縮んだ状態と同じ(巾着袋の口を締めたような状態)です。

 また、瞳孔が散大する(散瞳)は、虹彩(茶目)の後面に沿って毛様体から瞳孔括約筋の付近まで放射状に走っている瞳孔散大筋(交感神経支配)が収縮して起こります。この時、瞳孔括約筋は「弛緩」(巾着袋の口を開けた状態)しています。どうして今度は「収縮」で散瞳するのか?この瞳孔散大筋は毛様体(つまりは角膜の縁の方向)に向かって縮みますので、茶目を角膜の縁に引っ張ることになります。それにより瞳孔が大きくなります。
 ちなみに縮瞳時にはこの瞳孔散大筋は「弛緩」(伸びきっているので瞳孔括約筋に引っ張られて巾着袋の口が締まるように縮瞳する)しています。
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この回答へのお礼

こちらの質問にも詳説してくださってありがとうございます。たいへん参考になりました。ありがとうございます!

お礼日時:2004/06/18 22:55

虹彩には円周方向の筋肉(収縮用)と半径方向の筋肉(散瞳用)があります。


明るい時には前者の筋肉が収縮して瞳孔が小さくなる(伸ばした輪ゴムが元に戻ろうと小さくなる感じ)、暗い時は後者の筋肉が収縮して瞳孔が広がる(カーテンをたぐる感じ)、という説明ではダメですか?

腕を曲げた時、内側は筋肉が収縮し外側は当然筋肉は伸びる(弛緩)、というので筋肉の収縮、弛緩を考えてみて下さい。
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この回答へのお礼

>伸ばした輪ゴムが元に戻ろうと小さくなる感じ
>カーテンをたぐる感じ
>腕を曲げた時、内側は筋肉が収縮し外側は当然筋肉は伸びる(弛緩)

とてもわかりやすいです!ありがとうございます。

お礼日時:2004/06/18 22:54

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