プロが教えるわが家の防犯対策術!

先日、「戦後70年の総理談話、あなたが安倍総理ならどう語る?」https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8949141という質問において、安倍総理が、村山談話を引き継いで、過去の日本の侵略行為について謝罪することが必須だと考える私は、頂いた回答全てに違和感があったので、ベストアンサーなしで締め切りました。
中韓が主張する通り、私は、現在や未来は過去なしには存在しないのであり、過去の歴史に真摯に向き合い、歴史を等身大に評価することが、何よりも大事だと感じています。

しかし、歴史を振り返ると、帝国主義時代においては、今の欧米列強で、他国を侵略しなかった国はないと言ってよく、アメリカも、日本に原子爆弾を落としたことに対して、しっかりした謝罪をしていないばかりか、未だに国民の過半数は「戦争を早く終わらせるために必要であった」と主張している始末です。

そこで、以下の質問にお答え下さい。
1.外国(特に欧米列強)が、過去の他国への侵略行為について謝罪している例として、ドイツが、過去のナチス政策について謝罪している例があるのは知っていますが、その他にはあるでしょうか?

2.日本人の間でよく聞かれるセリフの中で「いつまで謝らなければいけないのか?」というのがありますが、実際過去の侵略行為について、「時効」というものは、ありえないのでしょうか?
 例えば、モンゴルの日本攻略や秀吉の朝鮮侵略について、今更誤っている例はありませんよね。

3.一つの落としどころとして、過去の侵略行為の事実は、永久的に認めるが、謝罪は最早しない、という手もありますが、如何でしょうか?例えば「ごめん」という代わりに、今後は「遺憾であった」で済ます、と言う手ですが・・・。

以上、いかがでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 多くの回答から、ドイツや日本の「反省」や「謝罪」が、戦争に対してというよりも、ホロコーストや南京大虐殺や従軍慰安婦など、一般大衆に対する抑圧・迫害・虐殺などに対してのものだというのはわかりました。(アメリカの原爆や空襲なども同様に糾弾されるべきです。)東京裁判のA級戦犯のこれらに対しての責任は逃れようがないと考えます。
     日本は、未だにこれらの歴史の事実を、等身大に評価せずに、グダグダ文句を言っています。(何よりも憎むべきは『歴史修正主義』の言説です。後世になってから色々議論した処で、既に結論が出ている歴史的事実の書き換えは無理であり、これから世界中の世論を覆せないばかりか、反感を呼ぶのみと考えます)
     私は、これらの歴史修正主義や煮え切らない態度が、世界中を敵に回すことにつながっており、日本の国益を益々損ねているようにしか見えません。

      補足日時:2015/05/04 22:46
  • 尚、戦争の是非についてですが、昔、大学の政治思想史の授業で、国家の行為は、善悪ではなく、国益に基づいて決せられるべきである(いわゆる「パワー・ポリティクス」)と教わったことがあるので、西欧列強がこぞって帝国主義に走った時代においては、或いは、戦争は不可避だった面も否定できないと思います。現に、日本が、太平洋戦争に突入した理由としても、以下質問への私の回答にある通り、防衛上やむを得なかった面も確かにあるとは思います。
     私の回答した質問:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3239455.html(回答No.8)
    しかし、第二次大戦後は、漸く、戦争(即ち、攻められたものに対する応戦を除いては、ほとんど、侵略戦争)を行ってはならない、という国際合意と国際監視機関(国連)が出来たので、各国も安心して、戦争を行わない社会になったのだと思います。(今でも例外はありますが)

      補足日時:2015/05/04 22:51

A 回答 (14件中11~14件)

回答1:日本が冤罪への謝罪をさせられています。


ドイツの謝罪ですが、ユダヤ人へのホロコーストについてのものであって、「戦争」に対するものではありません。
そのホロコーストも現在では疑問視されています。

質問者様の疑問は、歴史や国際法についての無知か誤解しているのと、それらを、ごりっぱな正義感や感情によって評価している為だと思います。

これらについての詳細は↓の私の回答をご覧ください。

A【ドイツと日本はなぜ戦争の反省度が違うのか?】(私の回答はNo12)
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8688472.html

B【ホロコースト時、ユダヤ人を辞める事は出来なかった?】(私の回答はNo4)
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8678861.html



回答2:(質問者様の中での「侵略行為」と「時効」定義が不明ですが)ないと思います。
理由は、Aによれば、主権国家の上位に存在する「法」などは存在しません。
である以上、彼らに謝罪を要求できる法もありません。
仮に「講和条約」で決めたとしても、それには「時効」という概念はないと思います。

更に、その場合でも当事国間で「侵略」についての共通の定義や認識が必要になります。

侵略戦争が国際法で違法とされたのは、WW1後のパリ条約によるものですが、
その条約では加盟国の様々な事情で、侵略か否かの決定が

【当事国の裁量権に任せる】

となっており、これでは当事国が 「私は侵略をしました」 と言わない限り侵略にはなりません。

しかし、それでも侵略が違法となった以上、正当な戦争の条件である「自衛権」も問題になりましたが、
当時の世界では↓のような解釈をする国すらありました。

【この条約は自衛権を制限するものではなく、その内容と範囲は各国が判定できる】
【当事国が決定するものであり、その自衛の範囲は海外への軍隊の配備まで含む】

↑は、他国に軍隊を出して戦闘を行っても、侵略の十分条件にはならないということです。
これでは侵略の定義など存在しないのと同じであり、事実上ザル法でした。

↑のことは、東京裁判では全く問題にされず、日本だけが連合国の都合で侵略をしたと決め付けられ、多くの人が戦犯の冤罪で処刑されています。


そして、私は明治以降の日本の戦争は、以下の理由により侵略とは言えないと思います。

それ以前に、日本は朝鮮を侵略はしていません。
日韓併合は、自業自得の失政で破綻した朝鮮が求めてきたものです。

【第二次世界大戦の韓国の立場は・・・】(私の回答はNo4)
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8778348.html

【太平洋戦争】(日本のアジアでの戦争 私の回答はNo5)
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8877786.html

日中戦争についてですが、
日本は日露戦争の勝利により、ロシアから満州鉄道を譲り受け、旅順、大連の租借権を得ました。
これらの防衛や現地邦人保護の為に、満州へ軍隊を置く等の南満州の特殊権益は国際的に認められていました。

一方で、当時の中国は、清の滅亡した為に複数の政権(馬賊や地方軍閥など)が争っている内乱状態でした。
彼等にはまともな行政・司法・警察等の能力や国際条約の知識や理解も薄く、それらの遵守は期待できませんでした。(実際何度も一方的に破棄されています。)
そして、当時の世界では、外国人の生命・財産の安全を保証できない国は、それにより被害にあった国が保護監督下におくのも仕方が無いと言う認識が持たれていました。

中国の軍閥政権は大陸の日本領内にも侵入して、破壊活動やテロなどの挑発を行っており、現場の緊張は極限状態に達していました。

これらの結果、現地の部隊の独断行動による戦闘が発生してしまい、それが満州事変に発展します。
これを侵略とするなら、その原因となった中国の行為も侵略であるはずです。

当時の中国領ですが、多くの国が投資しており、日本人以外にも在中外国人が多数住んでおり、日本政府は彼等の保護を要請していました。
更に、共産党が勢力を伸ばしていたことも脅威でした。

満州国の独立は、以上のような国防上の為でありましたが、同時に南満州鉄道を守る為でもありました。
(満州事変以前の国境線のまま中国と接した場合、テロや破壊活動を阻止できません。)

満州国を傀儡政権とかいう意見もありますが、中国に乱立していた政権も清国の後継政権を自称しています。
しかし、その統治は圧政と略奪でしかありませんでした。(満州に人が流れたのはそれが理由です)
そのような彼らが認められるなら、傀儡であっても清国の正当な血統である皇帝であり、治安も良く発展していた満州も認められるべきだと思います。
(というか、満州政権の方がよりふさわしいと思います)

その後、満州国は日本が治安を維持した為に各地から人口が流入し繁栄した為に、再びそれを狙った中国によるテロ活動が起りました。
日本軍は前回と同様、領土内で対応していましたが、そうすると彼らは中国内に逃げて、その後また侵入して同じ事を繰り返しました。
日本は中国奥地にある彼等の本拠地(南京、重慶)を叩かなければ、根本的な解決にならないと判断し、中国領内に攻めていきました。
これが日中戦争に発展します。


↑の日本の行動に対して、連合国は経済制裁を行い、それが大東亜戦争の原因となりました。
そして、戦後の一方的な裁判で日本の行為を侵略と決めつけて、冤罪で指導者を処刑しています。

【戦後のドイツとイタリア】(東京裁判委ついて 私の回答はNo4)
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8815721.html



3ですが、質問者様は村山談話の発表の経緯と以下の問題点をご存じでしょうか。

【従軍慰安婦問題はなぜ終わらない?】(私の回答はNo21)
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8878490.html

↑のように、村山談話には発表の経緯と内容に問題があります。

【村山内閣総理大臣談話】
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/07/dmu_0 …

(1:14 長妻昭議員:日本が国策を誤った事実自体は存在するのか否か
村山総理:個々の行為に対する評価等をめぐり様々な議論があることもあり、その原因を含め、具体的に断定することは適当ではないと考える。

1:59 林じゅん議員:政府が考える国際法上の侵略の定義についてお答えください。
村山総理 :侵略の定義に関しましてはさまざまな議論が行われておりまして、確立された法的概念としての侵略の定義はないと承知しております。

2:42 末松義規議員:(談話で)損害と苦痛を与えた主体については一切触れていません。これは、だれなんですか。
村山総理 :村山談話は、さきの戦争に対する責任が具体的にだれにあるのかについて明らかにしたものではありません。)

↑によれば、村山談話で語られている内容は↓らしいです。

【誤った内容はわからないが、国策を誤った。】
【侵略の定義はないが、侵略した。】
【誰が損害と苦痛を与えたのか、わからない。】


安倍談話では、↑の不明瞭な部分を明確にして、↓のような内容にするべきだと思います。

【 わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り中韓を増長させた為に、戦争を仕掛けられ国民を存亡の危機に陥れ、戦勝国の都合による原爆と占領時の戦争責任という洗脳によって、多くの国民、とりわけ沖縄の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に誤ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこれらの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。また、この歴史がもたらした国内すべての犠牲者に深い哀悼の念を捧げます。
 敗戦の日から70周年を迎えた今日、わが国は、深い反省に立ち、自虐的な土下座外交を排し、責任ある国際社会の一員として国際協調を促進し、それを通じて、平和の理念と民主主義とを押し広めていかなければなりません。同時に、わが国は、唯一の被爆国としての体験を踏まえて、核兵器の究極の廃絶を目指し、集団的自衛権による安全保障体制の強化など、国際的な協力を積極的に推進していくことが肝要であります。これこそ、過去に対する克服となり、犠牲となられた方々の御霊を鎮めるゆえんとなると、私は信じております。
 「隣国を援助する国は亡びる」と申します。この記念すべき時に当たり、「国益」を施政の根幹とすることを内外に表明し、私の誓いの言葉といたします。】


私は、現在や未来は過去なしには存在しないのであり、過去の歴史に真摯に向き合い、歴史を等身大に評価することが、何よりも大事だと感じています。
「過去の他国への侵略行為について謝罪するの」の回答画像4
    • good
    • 2
この回答へのお礼

懇切丁寧に有難うございました。
このような立場もあることは認めますが、残念ながら、私の考えとは相いれない所があります。

お礼日時:2015/05/04 22:53

国のトップ、政権担当政党が、自身の保身や政党の存在維持のために


あれこれ発言し、報道機関も政党寄り、体制寄りの事ばかり放送させ
それによって偏った考えの国民が多数であるし、
反政権、反体制を主張する国民を弾圧しているので
日本がこれまで行ってきた事、謝罪やその経緯を理解することはムリではないかと。

その様な国民が、今一度日本が謝罪をして、それで終わることが出来るのか?
賠償金よこせとか、向こうが主張する領土を認めろとか、日本の謝罪後に
騒ぎ立てることにならないのか。その答えが、ハッキリすれば
何らかの行動を、日本が取ることが出来るとも感じるが、果たして・・・。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

日本がいくら誤っても誠意を尽くしても、政府が国民にその事実を知らさないばかりか、政府の失政への不満のはけ口のために、反日を国民に煽るから、きりがない、ということですね。
実際、中国の場合、国民レベルでは、日本に大挙押し寄せて買い物するなど、無邪気なものだという感じもしますが・・・。

お礼日時:2015/04/29 21:54

1.一応無いことはないです。


  米国でいえば、エスキモーやインディアンなど先住民(ネイティブアメリカン)に対し
  一応は謝罪と補償をしています。
   ただし、これは国益だからです。米国の場合はネイティブアメリカンは米国民となっていますの   で自国民の反感を買わないように謝罪しています。
    同様にオーストラリアのアボリジニに関しても同様です。
   但し他国に侵略に関して謝罪する・・といいう事に関しては前例は少ない、保障もありません。
  尚、謝罪の例に関して 以前ロシアはなぜ、モロトフ・リッベントロップ協定(第二次世界大戦の
  際にソ連とドイツが密約を交わし、ソ連のバルト三国併合を取り決めた)について謝罪しないので  すか」との、女性記者の質問に対しての回答として『 謝罪は1回すれば十分だ』と有名な言葉があ

2.本来は謝罪という事自体必要ありません。そもそもこれに文句を言ってるのは特ア3カ国だけでで
  この3国は日本とは戦争をしてませんからね。
   そもそも日本と韓国の関係を欧州にみればドイツとオーストリアですけど、ドイツはオーストリ  アに対し謝罪も賠償もしてません。

3.これは事実ではなく戦争の勝者と敗者の関係できまります、侵略は勝利すれば善であり
  負ければ悪なんです。なので再度戦争がおきるのを待つしかないと思います
    • good
    • 1
この回答へのお礼

先住民に対して過去に搾取したことを謝るという例はわかりました。
しかし、他国に侵略したことに関して謝罪した前例は少ないのですね。
又、勝てば善とみなされ、負ければ悪になるということもわかります。

戦争や侵略がその当時の国益を反映して行われたものであり、善悪の問題ではないというのもわかります。確かに帝国主義時代は、必要悪だったかもしれません。しかし、その後、帝国主義的侵略は悪だという国際的合意が出来上がり、今ではこれを敢えて行うことは考えられませんね。

(中国の)南京大虐殺や(韓国の)従軍慰安婦の問題も氷山の一角であり、戦争と言う非常事態の中で、或いはやむを得なかったのかもしれません。しかし、執拗に謝罪を要求する中韓両国に対し、日本国民が聊か辟易しているのもわかります。日本だって、アメリカに散々爆撃され、最後には原爆も受けているのにもかかわらず、今表立って謝罪を要求しないのに、なぜ中韓はこんなにしつこいのか?

しかし、一方では、歴代内閣や天皇陛下が都度都度謝罪の言葉を述べ、丸く収まっているのに、なぜ、その現状を変える必要があるのか、という疑念も晴れません。

お礼日時:2015/04/29 21:46

問題は、戦争に謝罪を求める動機でしょう。

70年も経って保証期間が終わりまだ気根が、無い状態で廃人状態で滅びてしまう。そちらの方がはるかに危ない事に気付いてない事です。戦争を求め廃人生活を求め何時迄も独立不能の赤ちゃん状態これは、生きていかれません。早かれ遅かれ滅びが待っています。お気の毒です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

早速のご回答有難うございますが、一寸日本語の意味がわかりませんので教えて下さい。
気根とか廃人状態って何を指しているのですか?

お礼日時:2015/04/20 21:27

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!