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祖父が、なくなりました。
お通夜・告別式は仏教で、
お葬式の日のお別れで棺の中の祖父の遺体の手など触わりました。
後から聞いたのですが遺体に触れた人はこれから一年間、神社の鳥居などくぐったり神棚のお水を替えたり、お参りしてはいけないというのは本当ですか?
49日以降もダメなのでしょうか?
(これから一年間、合格祈願や必勝祈願、神社のお祭りの実行委員だったり何かと神社をに関わった生活をしていかなければいけないのですか…困りました。)
誰か詳しい方教えてください。

A 回答 (6件)

まず、なぜ身内から死者がでると神社にいけなくなるか、ということです。


これは神社が「穢れ」を嫌うからです。神道では清めることがもっとも重要ですから、穢れることをもっとも恐れます。罪の中でも穢れはかなり高い罪になります。
死は神道では穢れ、なのです。

ですから、身内から死者が出た場合は神社に行ったり、神棚を参拝することは控えることになります。その期間については、明治時代に神道が整理された際に定められていて、
父母は50日
祖父母は30日
曾祖父母・兄弟姉妹は20日
などと規定されています。

ですから質問者様の場合は30日建てば、神社に行くことができるようになります。

次に忌(イミ)と喪(モ)についてです。
身内が亡くなると「喪に服す」とか「喪中」といいます。これは亡くなった故人を偲び、悲しみを表す時期であり、社会とのかかわりを一時的に断つことをする時期とされています。これは日本だけでなく世界的に広く行なわれていますので、神道や仏教というよりも人間の根幹的なものであるといえるでしょう。

日本においてのしきたりとしては、忌の時期と喪の時期に分けられています。先ほどの神社に行ったりできない期間は「忌」であり、本来的には喪服を着て、家に篭るのですが、現代ではそんなことはできないので、基本的に冠婚葬祭に出席しない、というのが基本になります。

忌の時期は飲み会などの人が集まるものに参加するのも戒めるべきだ、という考え方もあります。
少なくとも忌の時期である30日間は「合格祈願や必勝祈願、神社のお祭りの実行委員」などに参加することは控えるほうがいいと思います。

喪というのは良く知られているように、正月の行事(年始の参拝・年始周り・年賀はがきなど)を欠礼したり、結婚式などの慶事に参加しないことをいいます。冠婚葬祭でいえば冠婚の部分になります。ちなみに卒業式などは冠に準じます。祭りに関しては、町内会などが主催するものは喪中でも参加してかまわないと思いますが、神社主催やお御輿などが出る場合はその地域のしきたりを確認するほうがいいでしょう。忌中でなければ「忌明け祓い」をして参加できる、というところなどもあるようです。

で喪の期間ですが、これも親頭によって違います。
父母は13ヶ月、祖父母は150日です。
この期間をすぎると喪があけた、ということになるのですが、質問者様は正月の行事を楽しめるのにたいして、ご両親(性格には祖父の実子のみ)は年賀はがきも出せないし、初詣も行けないことになります。いっしょに住んでいるなら、お節と年賀はがきはあきらめて、質問者様は初詣だけ行けばいいでしょう。

合格祈願や必勝祈願は150日後であれば10月ぐらいですから、まだ間に合うでしょう。忌が明けていれば、行っちゃダメということはありませんがいっしょに行く人で気にする人がいるかもしれません。これもその家のしきたりがあったりします。(なにせ神道は穢れを嫌うので、独特のルールをもつ家もあります)。神社のお祭りの実行委員については、その神社のしきたりを確認しましょう。

参考までに、神職の方々が作っているサイトをご紹介しておきます。ここに詳しく日数が書いてあります。
http://jinja.jp/modules/chishiki/index.php?conte …
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この回答へのお礼

詳しく、分かりやすくお答え頂きましてありがとうございました!
とても参考になりました。

お礼日時:2016/05/31 20:52

亡くなってから四十九日間は、故人の霊は行き先が定まらず彷徨っているとされています。


この間、七日毎に法要を行いますが、四十九日に最終的に閻魔大王が行き先を決めます。

この四十九日間を「中陰」あるいは「中有」と言います。
亡くなってから、次の生へ向かうまでの期間ですね。

で、「泣いても笑っても故人の運命が決まる日」が四十九日です。

この四十九日の法要が、故人の成仏を願いながら行う「忌み明けの法要」です。

四十九日までは、仏壇は閉じていますが、法要が終われば開けます。
神棚も四十九日までは紙を貼っていますが、これを剥がします。

四十九日法要が終われば、神社の鳥居などくぐったり神棚のお水を替えたりということは問題ありません。

ただし、喪に服す、ということからすると、おめでたいお祭りの実行委員は避けた方が良いと思いますが。
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この回答へのお礼

分かりやすくお答え頂きましてありがとうございました。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2016/05/31 20:54

ご遺体に触れた人・・・では無くて、「ご遺体に触れる事が出来る位の近親者」と云う事ですが、



以前は亡者が出た家の方、ごく近い親戚まで「1年間はお祝い事、神事には忌み嫌われているので参加しない」と
言われておりました。
(私の地区では3年間参加しないと云うところもありますが・・・)

喪に服すと云う考えもありますが、「大事な方を亡くしたのに祝い事に参加している」と云われることを嫌い、
その様な事になった、あるいは「大事な働き手を亡くして生活も大変だろう」と云う気持ちから、御祝ごとに
参加しない方が良いと云ったのか

だと思います。

ですので、この辺り、考慮してみてどうしても参加しなければならない事には参加するべきでしょうし、
そうでもない事は参加しない方が良いかと思います。

ただ、お祭りの実行委員は、本年は遠慮なさるのが良いとは思います。
(中には上記の事を真剣に考えている方もいるやもしれませんので・・・)

ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

分かりやすくお答え頂きましてありがとうございました。参考にさせていただきます!

お礼日時:2016/05/31 20:55

お祖父様御愁傷様でした。


ご遺体に触れたら神社に行けない等、私は聞いたことはありません。
が、地域の風習が有ると思います。
お参りはともかく、祭りは周りの実行委員の方に聞いて判断されるのが良いかと思います。

地域の風習を守らないと後々大変です
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この回答へのお礼

そうですね。地域によって風習が違ったりしますよね。
お答え頂きましてありがとうございました。

お礼日時:2016/05/31 20:56

この度はご愁傷さまでした。


一等親、二等親に当たる方が『喪に服す』ことになります。喪中は今年いっぱい、来年喪が明けます。
http://mildresearch.com/what-is-monifukusu/

神社にまつわることは控えた方が良さそうです。(お寺は大丈夫です。)
お祭りの実行委員も『喪中なので…』と伝えて代わりにやって頂いた方が無難のようですね。
喪中の期間は、きっとお祖父様が守ってくれると思いますよ。
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この回答へのお礼

早速お答え頂きましてありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2016/05/31 21:07

亡くなったのが親や兄弟なら、1年くらいは喪に服して


宴会に参加するなど控えたほうがいいでしょうが、祖父なら気に
しなくていいでしょう。
医師や看護師は、しょっちゅう遺体に触れていますよ
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この回答へのお礼

お答え頂きましてありがとうございました!

お礼日時:2016/05/31 21:08

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