アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

機械加工に関してあまり知識を持ちません。
凹加工で穴底角部に研磨ニゲが有りますが、
R0.4深さ0.2やR0.8深さ0.2といった記載があります。
これらにはJIS等の規格で公差は存在するのでしょうか?
あくまでニゲの為、ゼロゼロ狙いの出来たなりで良いものでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

今晩は。


 要は、角は砥石ではきちんと直角を出せないのでその部分は無くしてしまうわけです。そうではなく、溝にはめる部品の側の角を面を多少大きくして逃がしてしまうという方法もあります。
 本件では逃げの形状がRで指定されていることから、焼き入れ品だろうと思われます。焼き入れ品で鋭角の角部を残しておくと、そこから亀裂が生じて破損する原因になります。

 それはさて置き、加工の実際を考えてみます。本件の場合エンドミルで直角の溝加工をしたうえで、その角の底から更に0.2入れることになります。すると逃げ溝の形状は指定のRがまるまる削れて、半円またはU字型になるのではないでしょうか(申し訳ありませんがこの部分に関してきちんと作図をして検証しません)。
 そうだとすればR溝の幅に関して考慮する点は全く無く、深さのみに注意すれば良いことになります。
 またそうでないとすると、深さが増すと溝幅も広がることになります。そうなるとあまり深いのは問題になるかもしれません。
 これらの条件から考えると、
1.マイナス寸法ではうまくないでしょう。
2.一方この溝がかなり小さいため、逃げの寸法が大きくなると具合が悪いということがなければ、深さが+0.1程度は問題にならないと思います。ともあれJISでいう一般公差以内なら全く問題は無いでしょう。
 個人的にはこの深さが+0.2であっても問題は無いのではないかと感じます。質問文にあるように「あくまでニゲの為、ゼロゼロ狙いの出来たなりで良い」で構わないと思います。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A