冷却水をリザーバタンクに入れても、すぐにラジエーターには入って行かないですか？

Question

ホンダのスクーター、Smart Dioに乗っています。
リザーバタンクの冷却水が空だったとします。
そしてラジエーターの冷却水が、少ない状態や空の状態だったとします。
冷却水をリザーバタンクに入れても、すぐにラジエーターには入って行かないですか？
エンジンをかけないと、ラジエーターや、ラジエーターにつながる配管の中にある空気の関係で、入って行かないですか？

lupan344 · Accepted Answer

お礼ありがとうございます。
ラジエター本体から水漏れした場合は、ラジエター本体に冷却水補給しないと、ラジエター内及び、リザーブタンクとラジエターの間をつないでいるホース内のエアが抜けるのに時間がかかります。（通常は、ホース内のエアがなかなか抜けないはずです）
手間はかかりますが、このような場合は、リザーブタンクに冷却水を満タンに入れ、ラジエターとリザーブタンクの間のパイプを傷つけないようにクランプなどでつぶしてから、ラジエターからパイプを外します。
この後、パイプをつぶしているクランプを緩めて、パイプから冷却水が出るのを確認してから、再度クランプで閉じて、ラジエターに接続します。
ラジエターキャップを外すと、リザーブタンクとラジエターに充分な落差がある場合は、パイプからラジエターに冷却水が流れるはずです。
このまま、リザーブタンクに冷却水が途切れないように補充すると、ラジエター本体が満水になり、水がラジエター本体からあふれるので、ラジエターキャップを閉じます。
エンジンをかけると、ラジエターが温まり、リザーブタンクの水位が上昇するはずです。（リザーブタンクの水位が高すぎる場合は、リザーブタンクから水があふれて、オーバーフローパイプもしくは、キャップから水が漏れます）
完全にリザーブタンクのあふれがおさまれば、しばらくはそのままでかまいません。
ラジエター内の空気や、新しい冷却水に溶け込んでいる空気が抜けるので、しばらくたつと、水位は安定します。
この状態では、リザーブタンクの水位は、エンジンが冷えている状態では、MAX付近にあるはずです。（多少高い位置でも、エンジンが温まった時にあふれなければ、問題はありません）
数日様子を見て、リザーブタンクの水位が安定している場合は、エア抜きは完了したと判断して良いでしょう。（念のため、ラジエター本体の水位も確認してください）
リザーブタンクの水位が、減り続ける場合は、冷却水系で、水漏れしている可能性があります。

lupan344 · Answer

ちょっと誤解されている可能性があります。
通常は、冷却水は、エンジンから漏れない限りは、リザーバータンクからの蒸発以外では減りません。
ですから、エンジンが冷えているときに、リザーバータンクのMAXとLOWの間に水位があれば、問題ありません。（この状態では、通常はラジエター内にエアはありません）
エンジンが温まって、冷却水の温度が上昇すると、冷却水が膨張して、リザーバータンクの水位が上昇します。（この場合は、MAXより上に水位があっても、問題ありません）
エンジンが充分に温まって、冷却水が充分に循環している状態では、蒸発した水蒸気はリザーバータンクに抜けていきます。
同時に、初期充填時のエアなども、抜けるので、通常はラジエター内のエアは存在しません。
エンジンが冷えると、冷却水は体積が減るので、リザーバータンクから戻ります。（通常は、MAXとLOWの範囲の水位になります）
つまり、リザーバータンクから冷却水が補充されるのは、エンジンが冷えていく間だと言う事です。
ラジエター本体のキャップを開けて、水位が低下しているとしたら、リザーバータンクからの補給が正常に行われていない事になるので、リザーバータンクから、ラジエターまでのパイプの目詰まりをチェックする必要があります。（場合によっては、ラジエターキャップの不良などで、空気を吸っている可能性もあります）

2080219 · Answer

No.2の回答者です。
更に質問とのことですの補足いたしますね。

水温計がついていないことは残念なことではありません。
メーカーがその車種の運用に際しては不要と判断したにすぎないからです。

あなたが目視できる水温計がついていないだけで、サーモスタッドと呼ばれる温度計が内蔵されています。
何故かといいますと、寒い時期のエンジン始動時に冷却水が循環を始めてしまいますと、
『オーバークール（過冷却）』となり、エンジンが掛からないか止まってしまうからです。
私の愛車など、この時期にはラジエターコアを養生テープで塞がなければそうなってしまいます^^;

冷却系等の配管およびウォータージャケットとエンジンの給排気系等は全く別です。
ですので、エンジンが温まる（暖機完了）まで待ってリザーバタンクから冷却水が入っていかないようでしたら、
可能性としては冷却水の水路の何処かが詰まっている可能性があります。
ただし、余程放置してボロボロになったスクータでない限り、サビなどで詰まってしまうことは考えにくいですよ。
冷却水の通り道はそれほど細くないからです。
あるいは、いたずらされて異物が詰まっているのかもしれません。
そうなりますと、エンジンも分解してウォータージャケット内部も徹底的に洗浄しなければなりませんので、
廃車にするか、根性でエンジンを全バラシするかという選択もありえます。

大雑把に思えるかもしれませんが、
ラジエター本体に冷却水が入っていれば、レースごっこでもしない限り故障はしませんので、
どうしてもリザーバタンクから冷却水が入らない場合でも、小まめなチェックで乗り切れますよ。

ではでは。

neon_tetra · Answer

・言葉より写真のほうが判ると思います。

下記です。（コアの目詰まりは無視）
http://bikeshophotshot.blog.fc2.com/blog-entry-39.html

ラジエータの上の方に金属のキャップが見えますか？（４枚目の写真）
　通常、ラジエータ液はこのキャップを外して入れます。

リザーバータンクも規定まで入れます。

＞エンジンをかけないと、ラジエーターや、
＞ラジエーターにつながる配管の中にある空気の関係で、入って行かないですか？

・そのままでは、入っていきません（エア噛みという事象）
　
・生産ラインでは真空引きをして注入したりします。
　ラジエター液（クーラント）は液体ですが、
　生産部品として外部メーカーから買っている部品の一種です。
　こぼす等のムダが発生した場合、それだけ製造原価が上がります。

エンジン内を含めて、真空充填を行なうと
　（通常はリザーバータンクキャップから真空引き＋規定量注入）
　・充填が速い
　・こぼすムダが発生しない
　などの利点があります。

yucco_chan · Answer

>そしてラジエーターの冷却水が、少ない状態や空の状態だったとします。

この想定なら、ラジエターに直接冷却水を入れます。
リザーバータンクからは、エンジン（冷却水）が一旦温まって、冷却する時に
ラジエターに冷却水が入ります。

ですので、ラジエターの冷却水が少ない/空 の想定の場合は、
エンジンを温めるのは自殺行為です。

2080219 · Answer

こんにちは。

リザーバタンクはその名の通り『予備タンク』ですので、
ラジエター内が空でなければ直ぐに補充分が吸い込まれていくことはありません。

また、ラジエター本体内の冷却水もエンジンが温まるまでは循環しませんので、
水位の変動は起こりません。
現在のような寒い季節に水温計が作動するのに時間がかかるのは、そうした構造によるものです。

ではでは。

GooUserラック · Answer

エンジンなどが熱くなって冷却水が膨張したり沸騰してラジエーター内部の空気が外に出ます。次に冷えたときにリザーバタンクから冷却水を引っ張ってきます。

冷却水をリザーバタンクに入れても、すぐにラジエーターには入って行かないですか？

お礼ありがとうございます。

ちょっと誤解されている可能性があります。

No.2の回答者です。

・言葉より写真のほうが判ると思います。

>そしてラジエーターの冷却水が、少ない状態や空の状態だったとします。

こんにちは。

エンジンなどが熱くなって冷却水が膨張したり沸騰してラジエーター内部の空気が外に出ます。

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