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de の後の冠詞について
フランス語の質問です。
例えばpeine d'amourならばdeの後に直接名詞がきていますが、intérêts des Françaisの場合はde+lesで定冠詞が含まれていると解釈をしています。
木々の葉をフランス語で言う場合は普通feuilles d'arbres表現すると思うのですが、feuilles des arbresでは間違いなのでしょうか?
冠詞の有無がどのように決まっているのかよくわかりません。
説明いただけますか。

A 回答 (1件)

de の後に名詞が直接続く場合には、次の三通りがあります。


1.de + 部分冠詞の du/de la + 名詞 → de + 名詞
2.de + 不定冠詞複数の des + 名詞 → de + 名詞
3.de + 無冠詞名詞 → de + 名詞


du/de la/des はもともと de + le/la/les ですから、de+de+le/la/les という同語反復を避け、de 一語にまとめてしまった、と考えればいいでしょう。
(歴史的には冠詞が登場した方が後なので、通時的には間違った説明になるかもしれませんが)

具体的に見ていきましょう。

1.de + 部分冠詞の du/de la + 名詞
Le confit de vin ou gelée de vin peut être fait avec du vin rouge, du vin blanc, du vin rosé ou du vin doux.
(fr.Wikipedia:Confit de vin)
「ワインコンフィまたはワインジュレは、赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、甘口ワインで作れます。」
le confit + de + du + vin → le confit de vin


2.de + 不定冠詞複数の des + 名詞
feuilles d'arbres ← feuilles de + des + arbres
これは「不特定の複数の木々の葉」です。

feuilles des arbres ← feuilles de + les + arbres
これは「特定の複数の木々の葉」です。

どちらも間違いではありませんが、意味が違います。


3.de + 無冠詞名詞 → de + 名詞
de+名詞が形容詞的に働くもの
une affaired'importance 「重大な事件」
un homme d'honneru 「名誉を重んじる人」
un homme de talent 「才能のある人」
une mer de lumière 「輝く海」
ce regard de haine 「憎しみのまなざし」
le silence de mort 「死の(ような)沈黙」

peine d'amour はこのタイプです。



>intérêts des Françaisの場合はde+lesで定冠詞が含まれている

その通りです。
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この回答へのお礼

詳しく例文付きで説明いただき、ありがとうございます。とても助かりました。

お礼日時:2017/04/10 23:34

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