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あれは、1970年代の終わり頃、
森村誠一の「悪魔の飽食」と言う本を読んだ
記憶があります。

当時はノンフィクションのつもりで読んで
いましたが、その後、作者の森村氏が
「フィクションでした」
と公表したそうで、廃人になるような虚脱感
を覚えました。
(また聞きで、全くの未確認情報です。)

そこで質問です。
1:森村氏が「フィクション」と発言したのは
  本当ですか?

2:それは何時ごろの事ですか?

3:部分的に「フィクションがあった」
  と言う事ですか?

4:どういう経緯でそのような発言があった
  わけですか?

もし、「根も葉も無い噂」だったら御免なさい。

A 回答 (5件)

 あのころ「悪魔の飽食」は一大センセーショナルを巻き起こしましたよね。


私もショックを受けた一人でしたが、
森村氏が事実ではなかったことを認め謝罪したという小さな新聞記事を読んで
もう一度びっくりした記憶があります。
なので根も葉もないうわさではないと思います。

 とはいえ、何せそのころまだ幼い部類だったので詳しい事情はつかんでいませんでした。
ご質問をきっかけにちょっと検索してみました。
参考URLが一番わかりやすいかと思いますが(ほんの少しですが)
結局、本に引用した写真が細菌部隊とは縁もゆかりもないものだったのに気づかず
七三一部隊の悪行の重要な証拠としてキャプションをつけることによって
自分の都合のいいように世論を誘導してしまったことになった。
これは文筆業に携わるものとしては絶対にしてはいけない行為ですね。
事実がなかったからではなく、その誤認に対して謝罪せざるを得なかったということのようです。
ちょっぴり私の気も晴れました。

 ちなみに、写真が間違っていることを暴いたのは世界日報のようですね。
それが1982年のことだそうですから、森村氏の謝罪もそのころのはずです。

 http://www.worldtimes.co.jp/profile/ayumi25/ay00 …

参考URL:http://www2.speednet.ne.jp/~wing/hyouron-4.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私の記憶と、ほぼ一緒ですね。

確か「人間の証明」の作家が何故
戦争のノンフィクション?
と、ちょっと疑問に思った記憶もありました。

その何年か後に「悪魔の飽食」が
「学校の怪談」と同レベル、
と聞き?驚きを通り越して、考える気も無くし、
今日まで至っています。

所詮、人間は残酷な話や怖い話が大好きで、
世間も私もまんまと、それに乗せられたのか?
というのが当時の心境でした。

私自身でも調べていますが、訂正記事って本当に
情報が少ないですね。
また、何かありましたらよろしくお願いします。

お礼日時:2004/08/27 09:52

補足


「帝銀事件」についての参照↓

「悪魔の飽食」の件についても触れられた部分があります。

参考URL:http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/teigin …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

この話は有名ですね。

報道は1箇所でも矛盾した点や
間違えた点があれば、そこを付かれ、
ノンフイクションの価値を下げてしまいます。

大げさに言えば、写真一枚の失策で、
「ウケ狙いのエンターテイメント」
に成り下がります。

かと言って、真面目に確証がとれる部分だけで
報道すると、世の中から注目されない。

そんなジャーナリズムの実態が見えてきました。

お礼日時:2004/08/29 00:01

そもそもは、いまだに真相の不明(死刑判決をうけた平沢氏は犯行を否認したまま死亡)の「帝銀事件」で使われた毒薬について、


小説で「七三一部隊関係者がかんでいる」という説をとりあげた森村氏のところに、「元隊員」が「あんたの追及はまだまだ甘い」といって昔話をはじめたところから始まります。

写真の誤用については、つい最近のイラクでの米軍の虐待事件の写真でさえ、事実でないものが相当出回ってましたが、
それによって「米軍がイラクで虐待行為をしている事実」そのものがウソであるといえないのと同じで、
何十年も前の資料探しの中での写真提供にウソや間違いがあっても、七三一部隊が行っていた行為そのものがウソだったことにはなりません。
(マトモな軍事行動をしていたのであれば、戦後にその存在をすべて隠さなければならない理由がない。)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

歴史のカテにしたのが間違いでした。
七三一部隊の真相を知りたい訳では
ありません。

「悪魔の飽食」の一連の騒ぎの真相が
知りたかったのです。

お礼日時:2004/08/28 23:49

 新たな情報があるわけでもないのに再度の回答お許し下さい。



 今まで私もNo51さんと全く同じ感情を抱いていました。
センセーショナルな話題で世間の注目を集めておいて
今さら間違いでしたはないだろうと。
そんなことをした作家は表舞台に出てこれなくなって当然なのに
森村氏はその後も本業の推理小説でご活躍されていて
それをだれもとがめない、それが不思議でならなかったのですが
今回このご質問をきっかけに、内容に誤りがあったのを認めたのではなく
誤った手法で話を進めてしまったことを謝罪したのだと知り
胸のつかえが下りるような気持ちがしています。
その後活動を続けても非難されないことから考えても
七三一部隊についての記述については間違いはなかったということでいいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ルール違反で削除されるかも知れませんが、
私の調べた所では、以下の如しです。

1:「悪魔の飽食」は当初、
  共産党の機関紙「赤旗」に連載され、
  取材は共産党員が行なった。
  森村氏は証言した人には会ってもいない。

2:写真は半分以上が捏造。

これじゃ、つつかれるのは道理ですね。
森村氏は名前を貸しただけ、と言う感じもします。

そもそも、この質問は「歴史」のカテでは
なかったようです。反省しています。

お礼日時:2004/08/28 00:32

たぶん、1~3はごたごた時期の記憶でしょう。


4はリンク先をどうぞ。

森村誠一氏のオフィシャルサイトです。

参考URL:http://www.morimuraseiichi.com/list/html/096.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
このサイトは真っ先に見たのですが、
このような話ではなかったですね。

何年か経ってこの本が下火になった頃、
突然、と言う感じだったと思います。

お礼日時:2004/08/27 09:25

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