一回も披露したことのない豆知識

【ストーリー大喜利】
このストーリーに続きを付け足して、
感動的な展開にしてください。
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私の名前は、陳 紅花(チェン ホンファ)。
中国の湖北省武漢市で生まれ育った高校生だ。

この前、父の転勤に伴って、私は日本の高校に転校した。

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教師「今日は皆さんのクラスメートになる、新しい仲間を紹介します。
入ってきてください。」

ガラッ

紅花「は、はじめまして!えっと、中国の……
湖北省武漢市から転校してきました…!
私の、名前は、陳 紅花です。よ、、よろしく、お願いします!!」

教師「ありがとうございます。皆さん、紅花さんと仲良くしてあげてください!」

パチパチ……
*****

慣れない日本語で話したし、ちょっと緊張したけど、自己紹介は上手くいった。

最初は、みんな私に暖かく接してくれた。

*****
女子生徒1「よろしくね!!…ところで、紅花さんって、どうして日本の高校に転校してきたの?」

紅花「えっと……お父さんが、日本に転勤することになったから…かな……」

女子生徒2「そうなんだ!」

男子生徒1「ちーっす!!」
〃「やっぱりさぁ、中国本場の料理って美味いんだろ!?w」

紅花「あ、そうそう…私が前にいた所だと、
天津飯がすごく美味しい……って、評判の店があったらしいよ……」

男子生徒1「へぇー!日本でも中華料理店があるけど、今度そっちに行ってみたいな〜!」

女子生徒2「私も行きたい!」

紅花「アハハ…」
*****

しかし、程なくして周りの様子がおかしくなった。

……私が前にいた武漢市で、新型肺炎が流行りだしたのだ。

その日から、私を取り巻く環境が変わった。

*****
男子生徒2「なあなあ、あいつが前にいた武漢市で、新型肺炎が流行りだしたってよ……」
男子生徒3「うわ怖っ!俺らも気をつけた方がいいな」


女子生徒3「新型肺炎が武漢市で流行りだしたみたいよ……」
女子生徒4「もう紅花さんには近づかないどこうか……菌持ってきてるかもしれないし……」

男子生徒1「そーだな、もうあいつ無視しようぜ。」

紅花「おはよう!みんな何話してたの??」
全員「……」

紅花「みんな?ど、どうしちゃったの!?ねえってば!」
*****

最初は無視されるだけだった。
けれど、私を標的にした“いじめ”は更に加速した。

*****
紅花「……おはよう。」

女子生徒2「近寄らないで!」
男子生徒4「あっち行け、コロナウイルス!」

紅花「……え?」

ベチン!

紅花「痛い!」

男子生徒5「菌が移るんだよ!!」

バチャッ

紅花「嫌ぁ!私……が何したって……いうの?」

令嬢「うるっさいのよ、コロナウイルス!!」
*****

……蹴飛ばされるの、踏みつけられるの、
水をかけられるの、「コロナウイルス」と罵声を浴びせられるの、、

周りの生徒たちが、私を見つけるなり
クスクスと悪い顔で笑いだしたり、嫌がらせをしてきた。

もう、正直学校に通いたくなかった。

自暴自棄になって、何もかもがどうでもよくなってきた。
そして私は、学校に行かずに部屋に閉じこもるようになった。

でも、そんなある日の事だった。
*****
(幻聴)《コロナウイルス!コロナウイルス!》
紅花「ううっ…ぐすっ…私が…何をした……って言うのよ……」

コンコン
母「紅花、入るわよ。」
紅花「今、、入らないで!」

ガチャッ
紅花「あ……」
母「紅花、あなた最近元気がないでしょう?」
〃「お母さんね、応援サイトを立ち上げたの。見てくれるかしら?」

紅花「え?うん……」
*****

応援サイトを見るとそこには、
《紅花ちゃん頑張れ!》《いじめに負けるな!!》
《いじめた奴ら許さねえ!》《逆境に立ち向かえ!!》
《勇気を出して!!》
などと、私に対する応援のコメントが溢れかえっていた。

*****

紅花「う、嘘でしょ!?こんなに……」
母「それと、あなたに他に見せたいものがあるのよ!リビングまで来て!」

紅花「わ、、わかった……」
*****

母に言われるまま、リビングまで行くと…
たくさんの贈り物とメッセージがあった。全部見ず知らずの赤の他人からだった。

私は思わず泣いた。私の存在価値がこんなにも大きかったと、
気付かされたのだから。

*****
紅花「うっ……ぐすっ……ありがとうございます……赤の他人なはずの、
私のために……」

母「紅花、、どんなことがあっても、母さんと父さんは、あなたの事が大好きよ!」
父「そうだ。だって、紅花は大事な娘なんだ……」

紅花「お母さん……お父さん……」グスッ
*****

──── 翌日、私は学校へ向かった。そして、勇気をだしてこう言った。

*****
ピシャンッ!

紅花「……おはよう!!」
〃「もう、私をいじめるのは、やめてよ!!」


─── そう言った時、しばらく沈黙が続いたけれど、


次の瞬間……

「【ストーリー大喜利】 このストーリーに続」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • 【追記】

    先に謝っておきます。

    この時期にこんなストーリーを
    取り上げてしまって、すみませんでしたm(_ _)m

    *****

    ちなみに上の画像の女の子が、
    このストーリーの主人公
    陳 紅花(チェン ホンファ)です

      補足日時:2020/08/13 08:15

A 回答 (2件)

陳老人「孫娘が大変お世話になっております」



中国拳法が生んだ最強の格闘家の孫と知って
以後、生徒たちはだれも紅花をいじめなくなったという
「【ストーリー大喜利】 このストーリーに続」の回答画像2
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この回答へのお礼

ありがとう

まさかのチートキャラwww

採用!!

お礼日時:2020/08/13 10:08

黒板を見ると、窓のカーテンを外して、幕で隠されていました。



また、いじめの言葉が埋め尽くしているんだ と 思い、涙が出てきました。
その時、二人の女生徒が その幕を外すと、

わたし達の友達  陳 紅花。

と、書かれていました。その涙は 歓喜 へと変わりました とさ。
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この回答へのお礼

なんか泣けるやつ……!

採用!

お礼日時:2020/08/13 10:08

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