デスノートの夜神月は世界から犯罪を無くす為にデスノートを使って犯罪者を殺し、作中では本当に世界の犯罪

デスノートの夜神月は世界から犯罪を無くす為にデスノートを使って犯罪者を殺し、作中では本当に世界の犯罪率が大幅に減少しましたが、夜神月の

「犯罪の無い世界を作る為に犯罪者を殺す」と言う行動は理屈として正しいと思いますか？

質問者からの補足コメント

• 回答ありがとうございます

    補足日時：2020/09/15 17:30

No.2 回答者： tanzou2 回答日時： 2020/09/14 06:11

理屈として正しいと思いますか？

　↑
理屈からいえば正しくありません。

１，裁判によらないで殺すのは、殺人罪に
　なります。　
　理屈からいえば、夜神月も殺さねばならないはず。

２，そもそも、犯罪を犯したか否かは、厳格な証拠を
　基に、裁判所で認定しないと解りません。
　新聞記事などで断定してしますのは、危険です。

　昔の話ですが、障害を持った子を、父親が殺害
　した、とマスコミが報じた事件がありましたが
　裁判の結果は無罪でした。
　子は既に食物を取れないほどの状態で、
　父親は必死で子をすくおうとしていたことが
　判明したからです。
　銀行支店長嬰児殺害事件と言われるものです。

　娘が父親に酒を飲ませ、絞殺した、という　
　事件がありました。
　調べてみると、娘は１４歳の時、父親にレイプ
　され、そのまま同居を余儀なくされていることが
　判明しました。
　娘に恋人が出来たので、父親と別れようとしたの
　ですが、父親は許しません。
「お前は俺の女だ」
　それで思い余って殺害したものでした。
　刑法の尊属殺人罪を違憲とした有名な事件です。



結果として犯罪が減ったのだから、文句言うな
という主張もあり得ますが、理屈としては
受け入れられません。

No.1 回答者： sute8888 回答日時： 2020/09/13 23:21

微妙なラインだと思います。

あの世界では「殺す」以外の処分方法がありませんでした。
極端な話、万引きしただけでも殺すとか、DV被害の末に被害者が加害者を殺したのでも殺人犯だから殺すとかになってしまいます。
殺すべきは、根本から歪んでいて再犯の可能性が高い人間です。差別思想を持っていたり、人を見下していたり、被害意識が強くかつ自分を辛い気持ちにさせる人は殺されても仕方ないんだ！と思ってる人などです。
それだって、例えば最後のは、「どこまでが相手を殺すに値し（殺人を犯しても殺されるべきではない）、どこからが値しないのか」の線引きが難しいです。
DV男を殺した場合は？パワハラ上司を殺した場合は？パワハラの度合いにもよりますね。虐待されている友だちを救うため、直接被害にあってない友人が虐待親を殺した場合は？
そういった線引きなしで一律「犯罪者は殺す」になってしまうと、明るみに出ない犯罪（暴力）の被害者は反撃できなくなるし、警察に顔が利く人が一層有利になります。万引きによって虐待が発覚し保護される子どももいるでしょうけど、お腹がすいて死にそうでもそのまま死ぬか万引きして殺されるかの二択になります。

また、これは現実に、強姦などがそうなのですが「重罰化してしまうと、犯罪に手を出した時点で怖いものなしになってしまうので重罰化できない」というものがあります。
強姦という卑劣極まりない犯罪に対して、被害者のことや再犯率の高さを思えば死刑が相当であるとしても、強姦＝死刑にした時点で殺人に至ってしまうんです。
殺人でも強姦でもどの道死刑になるなら、殺してしまった方が発覚が遅れるから。
一律死刑はこういったリスクもあります。

ただ、犯罪を許さない風潮というもの自体は正しいと思います。
「この程度許される」と思っているからこそ、暴力、性犯罪、窃盗などは蔓延しています。実際性犯罪なんかは司法制度がグズグズで加害者にゲロ甘なのが現状ですし。
犯罪者みんなが「この程度」と思わずにやってる犯罪って、殺人くらいじゃないかなぁ。
もし本当にデスノートで犯罪者を殺す世の中になったら、犯罪の数自体は大幅に減って、大規模な極悪犯罪が増えるんじゃないかなと思います。殺される前に犯罪しまくるぜ！！みたいな。