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ボカロ全盛期の時、世間はどんな感じだったのですか?
どんなことでも良いです。教えて下さい。

A 回答 (2件)

> 「当時は学校のクラスにボカロが好きな人がもっと多かった」



そういう事はあったかもしれませんがね。
でもそれは「世間の一部」です。世間一般か、と言うとそうじゃない。

多分、少年誌である少年ジャンプの「こちら葛飾区亀有公園前派出所」でボーカロイドが取り上げられた時期辺りの話してるんじゃないかな?こち亀でボカロが取り上げられたのが2013年の年末〜2014年アタマなんで、多分その時期の話だろうと。当然「少年誌」である少年ジャンプの読者層、ターゲットは小学生〜中学生なんで、その世代の人たちに「ウケる」ネタであった事は確かでしょうね。

ただ、ちょっと考えてほしいんですが、この世代辺りから「プロの作った音楽を買わない」って状態が始まってるんですよね。この辺から「素人が作ってネットにあげた音楽をタダで聴く」って行為がスタンダードになった、って言い方も出来るわけです。
「何で音楽で金を取る?」と言ったような中学生辺りの人間によるSNSか何かへの投稿が話題になったのもこの時期ですよね。
決して、特定の世代へのボカロの浸透が音楽文化に貢献したわけでもないのです。むしろ殺す側に回ってた、って言った方が良いですね。

余談ですが、冨田勲が・・・技術的には「?」なんですが、初音ミクを使ったコンサートを開いた、ってのも2012年ですね。

> 「ニコ動のコメントが凄かった」

これはどうだろ。いや、前も書いたけど、「初音ミクギャグアイコン期」が一番コメントが凄かった、ってのは事実ですけどね。
もう一つ考えてほしいのは、ある意味、ニコ動内で、ニコ動の成熟化とボカロの認知度ってのがリンクしてた、って言い方が出来る。
今、YouTuberって言い方が出てきてるんで、YouTubeが盛り上がってる、って状態なんですが、ちょっと前だと日本国内だとニコニコ動画が圧勝状態だったんですよ。
つまり、「ニコ動のコメントが凄かった」ってのは、ボカロがどーの、って話じゃなくって、単にニコニコ動画の国内での人気が下がっただけ、なんじゃないでしょうか。うん、どっちかっつーとホスティングサイト側の方の影響かなぁ。
ちょっとボカロと離れると、この辺のニコニコ動画の凋落とYouTubeの「巻き返し」ってのも面白いんですけどね。元々ニコニコ動画自体はホスティングサイトとして始まったわけじゃなく、実は「YouTubeへの独自コメントサイト」だったんですよ。これどのくらい覚えている人がいるんだか知らないですが。
YouTubeは2005年設立、ニコニコ動画が2006年設立なんですが、当初のニコニコ動画は一種YouTubeの寄生サイトだった。ニコニコ動画サイト経由でYouTubeの動画を観て、それに例のコメント群が流れる、ってカンジだったんですが。
そしてその後、ニコニコ動画が「動画ホスティングサイト」として生まれ変わるのです。それが2007年。初音ミクが出てきたのが2007年。
というわけで、ホントに「ニコニコ動画」の成長とボカロの認知度ってリンクしてるんですよ。
んで、「コメント機能」が斬新過ぎる、って事もあって日本国内ではYouTubeよりもニコニコ動画が圧倒的に強く、特に青少年なんかの学生への人気が高かったわけですよ。だから余計「世間一般」と「学校内」ではボカロに対する温度差が出るわけです。

でも「YouTuber」って言い方が出てきて分かるでしょうが、YouTubeはGoogleが買収(2006年)してから動画投稿者への収益の提供、って言うトコでノウハウを溜めてきた。正直言うと、Googleが買収してからずーっとそうなんで、近年「YouTuber」って言い方出てきた時は不思議だったんですけどね。要するに長い間「動画アップロードして視聴数が増えれば金になる」って知られてなかったんか、と(笑)。まぁ、そういう事実が「常識として」共有されるまで10年以上かかった、って事なんですけど。
反面、ここに来て、ニコニコ動画の人気が落ちてきた。言い換えると動画投稿者に利益還元のシステムが無い、んですよね。
他にも

・YouTubeはアカウント登録しなくても観れるけど、ニコニコはアカウント登録しないと観れない
・YouTubeは原則、動画のアップロード数は無制限だけどニコニコ動画は無料会員では上限がある

とか、ニコニコのシステムがYouTubeより「劣ってる」事が知られてきたわけですよ。
この2つの大きな戦略上の違い、と言うのは、YouTubeは原則、Googleお得意の「広告」で稼ぐ、と。だから動画投稿者や視聴者に負担を強いない、と。反面、ニコニコ動画はあくまで「囲い込み」が戦略で、視聴側と動画投稿者両者から「金を取る」と言う、YouTubeと真逆の発想なのです。それで、その「不便さ」が結果バレてきた、って事なんです。
もっとも、YouTube自体は長い間Googleの赤字部門だったみたいですけどね。言い方変えるとGoogleが金持ってたからニコニコと真逆の戦略を取れた、って事です。で、Googleとしては「赤字が出ようとも」将来的には動画ホスティングがWeb戦略での要になる、って読んでた、って事ですね。

ま、というわけで、

> 「ニコ動のコメントが凄かった」

ってのは、必ずしも「昔はボカロ人気があって今はそうじゃない」って証明じゃないと思います。
むしろ単純に、ニコニコ動画の人気が落ちてきたんだな、って考えた方が素直ですね。
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ボカロ全盛期って何だろ?そんなんあったのかしらん。



基本こういうのって、オタクが言ってるだけ、でしょ?
世間全部がそうだったわけでもないから、全盛期もクソもねぇと思うんだけど。
ニコニコ流行ってても観た事ない人はなかったしねぇ。
世間は世間で特に関心なく「フツー」だったと思いますよ。

あと、音楽的な話でもボカロ全盛期、なんざあったかなぁ。
まぁ、仮に「全盛期」って呼んだ場合、前期と後期の2つあったし。
どっちが盛り上がってたか、って言うと前期の印象が強いかなぁ。
前期ってボカロってのがそんなにシリアスなブツだと扱われてなくって。初音ミクってどっちかっつーと「お笑いのアイコン」だったカンジだよなぁ。
「マジメに歌を歌わせる」為のツールじゃなくってパロディとか、無理矢理喋らしてその不自然具合がおかしくて笑う、とかそういう扱いだったんだよな。
この頃、マジメにオリジナル楽曲を歌わせる、なんつーのは無くって。アイコンとしてのネギ、とか皆この前期の「パロディ時期」に出てきたモノなんで、ここが一番盛り上がってた気がする。
この時期を請けてマジメに初音ミク使ってオリジナル楽曲を歌わせよう、と言う人たちがたくさん出てくるわけですが。それでボカロも数増えて。メーカー的にはこの時期が全盛期かもなぁ。商売的には(笑)。
んで、この時期にやっと音楽誌とかが注目して、とか出てきたのは確か。でも今度は逆に持ち上げすぎてて。「新しい曲だ」とか言い出して、商業誌がこういうおべっか使い出す時は大体、凋落が始まってんのね(笑)。ボカロが歌ってるだけで「新しいジャンル」なわけないじゃない。どっちかっつーと、既存の「アイドル歌謡」ってのの中心にボカロが来ただけ、なのね。だから別に新しいジャンルの曲が出てきたわけでも何でもなくって、同人音楽、ってのでアイドル歌謡やりだしただけで、それ以上でもそれ以下でもない。音楽的には、全然新しくもなんでもないわけです。
まぁ、そうなると下火になるよねぇ。結局、一番盛り上がってたのって前期(2007〜2010年辺り?)の「初音ミク・ギャグアイコン時代」だったような気がします。
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この回答へのお礼

丁寧に有難う御座います。
年上の知り合いから
「当時は学校のクラスにボカロが好きな人がもっと多かった」とか、
「ニコ動のコメントが凄かった」とか聴いて今とは違うのだとおもってましたが、何もなかったのですね。どこか残念です。

お礼日時:2021/03/29 19:15

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