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脂漏生皮膚炎について
私は、約2年程前から脂漏生皮膚炎で、鼻と鼻の脇が赤い状態です。皮膚科を何度か受診して薬も処方してもらいましたが、治りません。(ちなみに、現在使っている薬は、ケナコナゾールというクリームです。)

もともと、混合肌?で、いわゆるTゾーンは皮脂が多く分泌されますが、それ以外は化粧水を塗らないとつっぱるぐらいの乾燥肌です。ニキビも基本的にTゾーンにできることが多いです。

背中や頭皮などは、皮脂の分泌量が多いのですが、正直自分が脂性肌なのか、乾燥による過剰皮脂分泌が起きているのがよく分かっていない状態です。

普段から野菜をよく摂るようにしたり、油物を控えたりしているのですが、顔のベタつきや脂漏生皮膚炎が改善されなくて困っています。

改善方法などありましたら、教えていただけると幸いです。

A 回答 (1件)

私は医師ではありませんので、参考程度にお読み下さい。


なお、長文回答ですので、途中で休憩など入れながら読まれる事を望みます。
ごめんなさいね。
 
洗顔料やシャンプー剤には、洗浄成分が含まれています。そして、洗浄成分は界面活性剤です。
 
界面活性剤には、油脂を掴む部分と水を掴む部分があります。この界面活性剤に水を加えますと、水を掴む部分と水が連鎖し、泡を形成します。
汚れやホコリなどは皮脂と混ざりあった状態で、肌や髪の毛に付着しますので、界面活性剤の油脂を掴む部分が混ざっている皮脂を掴んでホコリや汚れなどを取り囲み、電子の力で肌や髪の毛から離します。
そこにシャワーなどの水流が来ますと、水を掴む部分が水流を掴んで、排水口へ流れていきます。
 
さて、万が一、繰り返して洗浄成分が残ってしまった場合、どうなるか、説明します。なお、正直に言えば、実験などする研究費が私にはありませんので、仮説として、捉えて下さい。お願いします。
 
水を掴む部分が掴んでいる水分は、「蒸発最強」ですので、時間とともにどこかに行ってしまいます。そうなりますと、水を掴む部分が手持ち無沙汰となり、新たな水分を求める様になります。この時、頭皮や肌の表面に水分が残っていれば良いのですが、無かった場合、角質が含んでいる水分を奪いだします。乾燥肌の出来上がりです。
 
さて、Tゾーンに毛は生えていますか?女の子なら、産毛くらいは生えていると思いますが……。
 
皮脂の分泌量が多いと言う事は、それだけ皮脂を分泌している皮脂腺が発達していなければなりません。
ご存知だと思いますが、皮脂腺は、毛穴の中に存在しています。となれば、毛穴が大きくて深くないと皮脂腺は発達する事が出来ませんか。でも、Tゾーンにそんな大きな毛穴、ありませんよね?
 
毛穴って、毛が太ければ太いだけ、大きくて深くなります。で、繰り返しになると思いますが、大きくて深い毛穴の中の皮脂腺は、立派に育ち、皮脂をたっぷり分泌する事が可能になるのです。
で、そんな毛穴は頭皮に存在しています。そう、髪の毛の毛穴です。
 
さて、少し上の方で乾燥肌の出来上がりまで書きましたが、今度は、脂性肌と言うか、混合肌の作り方を書いていきます。
 
頭皮の角質から水分を奪う事を繰り返されますと、角質が変形します。縮みますし、端っこから剥がれだして全部が剥がれるとフケになります。
また、縮む事で、隣り合った角質間に隙間が生まれ、その隙間から空気が入り込んで刺激を与えてしまいます。これが強いと痒みになります。
空気の刺激を受けると言う事は、菌やウィルスなど、私達の体に良くないものが体内に侵入してしまう危険があると判断されます。
で、免疫機能が働き、とりあえず、皮脂の分泌量を増やして隙間を埋める事にします。
先程も書きましたが、皮脂は思った以上にさらさらですので、頭皮で分泌された皮脂は、普段からも重力に逆らわず、顔や背中、腰やお尻などを通って、足方面へと流れて行きます。まぁ、人間ですから、誰でもそうなんですが、足先まで行き着く前に、ホコリや汚れなどと混ざり合ってしまいますけどね。
で、普段からそうなんですから、たっぷりと分泌されてしまった皮脂が顔や背中方面に流れないはずがありません。
と言う事で、顔方面に流れてきた皮脂がTゾーンをテカらせるのです。
 
ちなみに、Tゾーンはテカるのに、頬がテカらない人、たぶん、あなたもそうだと思われますが、そういう方は、皮脂の為の「ダム=眉毛」があるので、流れてきた皮脂は、モミアゲ方面へと流れを変えるのです。だから、頬は乾燥肌なんですよ。
 
さて、ここまで読んでいただけたら、もうすでにやる事はわかっていらっしゃると思います。
そう、洗浄成分が残らない様に、丁寧にすすぎ洗いをするだけです。
でも、もしかしたら、疑問が浮かんでいるかもしれません。私、いつも丁寧にすすいでいるわよ?ってね。
実は、丁寧にすすぎ洗いをされている方でも、洗顔料やシャンプー剤の使用量が多いと、すすぎ不足に陥りやすいのです。
私の手元には、洗顔料に関する資料がありませんので、シャンプー剤だけで話しますが、ポンプ式ボトルのポンプ1プッシュ分の使用量で2〜3分間(理容師美容師の場合、どこをすすいだかが目で確認出来ますので、1〜2分間と短く出来ます)、2プッシュ分で5〜6分間、3プッシュ分で11〜12分間以上、すすぎ洗いするのが望ましいとされています。
もちろん、一度にではなく、何回かに分割しても構いませんけどね。
でも、合計5分間もすすぎ洗いするって……大変だから嫌になりますよね?
と言う事で、洗浄剤の使用量は、必要最低限にしましょう。
 
本当に長くてごめんなさい。でも、まだまだ続きます。一息入れるのも良いかもね。
 
ここからは、これからのビジネス事を書きます。参考にして下さい。
 
まずは、お勧めのシャンプーです)の仕方です。
 
1.
38〜40℃のシャワーを使い、すすぎ洗いに邪魔な髪の毛を優しく掻き分けながら、頭皮を中心に優しくすすぎ洗いをする。時間的目安は1〜2分間。
2.
ポンプ式シャンプーボトルのポンプ1プッシュ分のシャンプー剤を手に取り、そこに数滴から手にしたシャンプー剤と同量までの水(お湯)を加えて、良く泡立てます。欲を言えば、マシュマロの様な泡になるのが望ましいですが、ある程度キメが細かい泡になれば、okay-dokay。シャンプー専用に出来るのであれば、泡立てネットなどを使って泡立たせるのもいいですね。
3.
泡立てた泡を頭皮に移します。汚れなどを落とす準備はこれで十分ですから、すすぎ洗いに移行して下さい。物足りないからどうしてもと言うのであれば、ここでシャンプー・マッサージ(日本語訳「頭皮マッサージ」)をしますと、指が汚れにくいですよ。ただし、シャンプー・マッサージでは、絶対に頭皮に爪が触れない様にして下さい。
4.
38〜40℃のシャワーを使い、すすぎ洗いに邪魔な髪の毛を優しく掻き分けながら、頭皮を中心で優しくすすぎ洗いをする。時間的目安は2〜3分間。
 
すすぎ洗いのコツ
一般的に、すすぎ洗いをする際は、俯いていると思われます。この場合、耳の周りと前髪部分がすすぎ洗いしにくく、すすぎ不足になりやすいです。そこで、シャワーノズルを持っていない方の手で、シャワーのお湯を受け止めながらすすいだり、貯めたお湯を頭皮に軽く叩きつけるなど、工夫してすすぎ洗いしましょう。シャワーノズルを頭皮にほとんどくっつける感じ(ノズルと頭皮の間が5〜10mmあるのが理想)で、すすいでもいいですね。
 
以上が基本となるシャンプー法です。乾燥肌や混合肌が解决しても続けていただけると助かります。
 
そして、これに加えてください次の事をして下さい。
 
まずは、1回1回のシャンプー剤の使用量を減らします。洗浄成分って、肌に傷や隙間がありますと、かなりの刺激になります。また、先に説明した様に、使う量が多いとすすぎ洗いの時間が長くなり、すすぎ不足のなりやすいと言うのもあります。
まぁ、刺激を少なくすると言う事で、1回のシャンプーで使う量をポンプ半押しの量に減らして下さい。
もし、医師から処方されたり勧められたりしたシャンプー剤が、低刺激シャンプー剤でしたら、ポンプ1プッシュ分の量で使用して下さい。低刺激シャンプー剤の場合、その量で市販シャンプー剤の半分の洗浄力ですからね。
 
あっ、市販シャンプー剤、ポンプ半押しって難しかったら、100円ショップなどでハンドソープ用ポンプ式ボトルヲ購入して、シャンプー剤をそれに詰め替えて1プッシュして下さい。
 
それから、洗浄力が弱くなりますから、すぐに泡消えするかもしれません。その場合は、泡が消えた段階ですぐにすすぎ洗いをして、もう一度、シャンプー剤を泡立たせて、シャンプーの続きをしましょう。
シャンプーマッサージを頻繁に繰り返すとハゲるなどと都市伝説的な事が、最近、ネット上ですみはれる様になったみたいですが、それは、洗浄成分が頭皮に残っているからです。残っていれば、頭皮が炎症を患い、髪の毛の材料が、頭皮の荒れの修復材料として奪われてしまうからです。
とにかく、洗浄成分が残らない様にしていれば、1日に何回もシャンプーマッサージして構いませんよ。
 
もう一つ、シャンプー剤の使用頻度を下げて下さい。
シャンプー剤の使用頻度を2日に1回(2ndシャンプー・3rdシャンプー可)へ下げて、シャンプー剤を使わない日は、38〜40℃のシャワーですすぎ洗いをして下さい。
 
なお、通常は、第二次成長期から女性は30歳くらいまで、男性は60歳くらいまでの間は、皮脂分泌量が多めだと言う事を考慮して、毎日シャンプー剤を使うのが望ましいですが、それ以外の世代は中1日あけてシャンプー剤を使い、使わない日は38〜40℃のシャワーですすぎ洗いをして下さい。
 
ふと、思ったのですが、頭皮の治療はされていますか?もし、されてなくて、かつ、良ければ、次回診察時に、頭皮の様子を診てもらって下さい。
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