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ご存知のように日本の医療制度は国民皆保険制度により貧富の差に関係なく同じ医療が受けられます。(入院時の個室などは別にして)生活保護受給者も高額納税者(保険料もたくさん収めている)も病気になった時は同じ内容の投薬、医療が受けられます。医師でありさいたま市議員でもおられる日下部先生もご自身のHPで‘日本の医療制度は保険料も税金も医療費の自己負担も免除された患者さんと保険料も税金も納めて、自己負担分も払う患者さんが同じ病気になった時は受ける医療サービスが同じという制度は共産主義に他ならず、理想郷を求めたソ連、東ドイツ、北朝鮮と同様に崩壊の道を歩んでいる。‘と述べられていますが自分はこの意見に賛成です。お金が無いのならまったく医療を受けられないというのは間違っていますが、格差があってしかるべきだと思います。国民保険制度もクラス分けをし納付した保険料によってカバーされる内容に差を付けるべきではないでしょうか?例えばAクラスからDクラスに分け、自分は保険料をそんなに払いたくない(払えない)からAクラスの保険。自分は保険料が多少高くても病気がちで心配だからDクラスに入ります。など選択の幅を持たせた方が国民保険の空洞化も防げると思います。(生保受給者や低所得者などはAクラスの医療を国が保障すればいいと思います)資本主義社会においては支払う対価に見合った物が手に入るのが公平だと思いますが、皆さんはどう考えられますか?

A 回答 (10件)

ソレン等社会主義国の医療で問題になったのは.


賄賂なしでの医療は治療せず放置。医療費がかかる患者は治療せずに放置(たしか.ポーランドあたりで.死体が発掘されたはず)。で殺す。結果として.医療水準が上昇せず旧態前の医療を円円続けていても社会的地位が確保される。
旧ソ連の報告を読んでみると結構劣った内容が報告されています。

北海道炭坑汽船(本社の意向ですべての価格が決定されるという社会主義体制をしいた企業城下町)では.鉱員は.最初に針治療(5寸釘のような針を打ちこむ)・次に灸(大量のもぐさを使っておおやけど)・最後に西洋式医療で死亡の診断書をもらって葬儀へ。

ヨーロッパ系の医療保険は.医療費が払えなくて.あるいは.医療費を払った結果.貴族クラスの方が破産して行くのです。これを防ぐために考えられたものです。もともと.貴族だけの医療を行っていて.下層階級の医療を面倒見なかった結果.下層階級が感染源となり.貴族階級の生活を脅かすようになりました。
欧米では.医療費を払って破産という方々が多いです。ですから.定年退職者が欧米で予後を送る場合.医療費が払えなくなって日本に逃げ帰ってきて死亡するという場合が多いです。叔母が2年カナダで暮らしましたが死亡2ヶ月前に帰ってきました。日本でしたらば死亡することもなかったでしょう。
日本では昭和30年代.医療費の支払いができずホームレスになる人々が多発した(お医者をあげるとも言います。死ぬときの死亡診断書をもらうことを意味します)ので.保険精度ができました。

>格差があってしかるべきだと思います。
表現の自由・思想心情の自由が保証されていますので.発言自体には問題ありません。しかし.ダウンショウ胎児を知らせなかった医師の責任に関する才高裁判決で.医師は無過失となっています。その理由として.「生命に差をつけることはできない」(たしか.法の上の平等と生存権)があげられていたはずで.医師法あたりに違反する発言です。

なお.「高度な医療」をご指摘ですが.「市議会議員を兼務している医師」程度ですと.総合病院程度の医療水準のはずです。つまり.「この症状が出たら最初にこの病気を疑って.この薬を投与する。直らなかったらばべつの病気だから次の薬を投与する」という程度の衣料しかできないはずです。つまり.「大量の患者をこなして経験をつまないと多くの場合誤診する」のです。農村で古くから治療にあたっていれば.代代受けついた知識があるので医師免許を持っていればだれでも治療にあたれるのですが.これは.数多くの患者に対する治療せいかを持っているからです。しかし.都市部では社会的移動が激しいので疾病の把握が必要です。
患者数を制限してしまう・治療方法を制限してしまうと絶対的に医療技術の低下が予想されます(名医とされる医師は若い頃いやってほど誤診をつづけて経験をつんでいる)。
疫学から考えると.何かの理由で患者数を制限すると.総合病院程度の医療機関では誤診の割合が増えるだけです。

なお.日本勤労しゃ世帯の医療費の所得に対する負担率は.北欧並です。したがって.現行の保険率であるならば.前年例の無料化が行われるべき状態です。医師あるいは医療効きメーカーあるいは製薬メーカーが以上に高い利益を確保しているから.医療費が口仏するのであって.これら.暴利を得る人々の利益を制限すれば.国民の95%以上を占める勤労者以下の全員が無料でかかれる程度の状態にはなっています。

資本主義をうんぬん言うのであれば.米国の医療をうければ良いでしょう。米国では実質的に人体実験がやりたい放題なので.課ねのかかる分野での医療水準は.日本よりもはるかに高い国です。その代わり.簡単に数100蔓延の金が消えてなくなります。日本で.米国並の医療費を払える人は0.1%いるかいないか。大多数の医師は患者が確保できず廃業することになる弟子様。

大量の患者がいるからこそ.各種医療関係産業がなりたっているのです。かって.「日本の上場製薬会社の経営を安定するには1億総病人にする必要がある」といわれた時期があります。日本の製薬業界の輸出能力は.医療費が払えない99%の患者を失ったときに経営が成り立つのでしょうか。

資本主義において.一部の企業・一部の業種の利益を確保するという独占が成立したときに.全市場が失われ.生き残った企業ですらも.敗者となってしまう.という景気循環が協力に効いてきます。ですから.修正資本主義として.一部の連中の利益をちょっと制限して.のこりのれんちゅぅの利益をちょっと確保して.全体で利益を確保するという考え方が.主流となってきました。機会があったらは.資本主義で生き残るとはなにかを学んでください。ご指摘のような考え方では.景気循環の後退期にすべての市場を失って破綻することが目に見えています。

それから.所得別に医療費の負担率を変更する方法ですが.これは米国では破綻しています。
最下層の人々を対象としたほぼ無料の医療施設に.中程度の所得者総の人々が経費節減を目的にあっちこっちから所得をごまかして押し寄せてしまったのです。
フィクションとしては面白い内容ですが.生粋の資本主義社会では.破綻します。
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下の回答に追加です。



かつての社会主義国が崩壊したのは、

・働いても働かなくても給料は同じ
    ↓
・じゃあ働かない
    ↓
・生産が低下、流通も滞る
    ↓
・国全体の経済活動が麻痺

という過程をたどったからだと思います。これを解決するために、働けば豊かになるという自由経済の仕組みを導入せざるを得なかったということでしょう。

いまの医療保険に同様の問題点を見出すとすれば、

・医者にかかってもかからなくても出費があまり変わらない
    ↓
・じゃあたいしたことなくても診てもらうか
    ↓
・医療費が増大、保険料でまかないきれなくなる

ということになるかと思います。これを解決するには、医者にかかったときとかからなかったときの出費に差をつければいいでしょう。実際に国保では自己負担が1割→2割→3割と上げられてきていて、そういう対策が実行されつつあります。

自己負担免除の人と、保険料を納めている人が同じ医療水準ではいやだというのはまあ単なる妬みというか、低次元の話で、保険制度根幹の問題を解決するものではないでしょうね。
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医療保険がなぜ困難に直面しているか、わかりますか?



保険というものは、めったに起きないことに対して大勢の加入者が少しづつお金を出し合ってプールしておき、いざというときに必要とする人に対して支払われるというのが基本です。ここで加入者が支払った保険料の元を取ろうとしてわれもわれもと支払いをうけようとすれば収支があわなくなり破綻します。今の健康保険はまさにこれですね。

質問の方の方式では、このような現象への対策とはならないように思います。クラス分けをしたところでそれぞれのクラスの中で同様のことが起きるでしょう。

また、今の日本の国民皆保険という制度は、豊かな先進国ならではの制度であり、世界に誇れるものです。これは医療制度の貧困な後進国に行ってみればよく実感できるでしょう。富の蓄積なしには実現できないもので、共産主義云々とはむしろ対極にあるものです。
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ERを見ていると、アメリカでは加入している保険によって受けられる検査などが違うようです。


基本的に保険外の診療、歯医者などでは受益者負担も現実にありますね。
ただ具体的に差をつけるといっても、差額ベッドとか、食事、完全看護ぐらいで、治療の内容を具体的にどう差をつけようというのか、日下部先生はどうしようとされているんでしょうね。かえって費用がかさむ気がします。
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国民皆保険制度によって、確かに非常に気軽に、誰もが病院にかかれる様になりました。


これには良い面も悪い面もある事を誰もが感じていることでしょう。
本来病院にかかる必要のない状態でも、「取り敢えず」「安心だから」と言う事で、大勢の方がいらっしゃいます。
「3時間待ち」「3分診療」はそのためでもあります。

ですが、しかし、医療に格差を付ける事に対しては、疑問を持ちます。
>お金が無いのならまったく医療を受けられないというのは間違っていますが、格差があってしかるべきだと思います。
・・・わたしはその様には考えられませんし、むしろ傲慢な考え方だと感じます。
誰しも好んでお金のない状態にいるのではないでしょう。
逆に、裕福な状態から突然、無一文になる事はあり得ない事だとお考えでしょうか。

臨床の場において、目の前にある命に対して値踏みをする事はないのです。
しょせん病気の前では、だれも等しく無力です。

あなたのおっしゃる「生活保護受給者」であれ「高額納税者」であれ、同じように、
自分に出来る最高の医療を提供する事が、臨床医としての「ささやかなプライド」です。
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回答ではありませんが



>そういう方向をめざす国でやれ赤字だとか有料化だとか言ってますが、日本の財政を赤字に染めている犯人は建物や道路などを作る公共事業費です。

都市部の人間にとってはそうかもしれませんが、地方では、これが国道なのかという様なひどい国道も存在します。その地域に住んでいる住人にとっては広い道路の整備は悲願ですので、お願いですから妨害工作をするのはやめてください。
自分の住んでいる場所意外はどうでもいい仰られるなら仕方ありませんが........
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あなたがそう思う気持ちは、よく分かります。

でも、
病気は人を選ばないですから…という事は、確率論的には、あなたが難病にならなかった(健康ですよね)のは、代わりになってくれた人がいるからじゃないですか?物を買ったり贅沢をするとは比べられない事だとも思いますし…
そう考えると貧乏人でも金持ちでも同じ医療が受けられたほうが良いと思います。
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こんにちは。


反論するわけではなく、私の考えですが。

もしおっしゃる通りだとするなら憲法に生存権を規定するのは間違えだと思います。

書いてある以上、生命にかかわる部分は最大限保証されなければいけないはず。

なので、そもそも医療費を取る事自体がおかしいと思います。

そういう方向をめざす国でやれ赤字だとか有料化だとか言ってますが、日本の財政を赤字に染めている犯人は建物や道路などを作る公共事業費です。

建物や道路はいますぐなくても死にませんが医療はいますぐないと沢山の人が死にます。

もちろん無意味な支出を削減するのは当然でしょうが、本当に今の医療で治療が無意味な患者さんがひしめいているのでしょうか?
大変疑問です。

お金を優先する順位が間違っていると思います。
日本の財政規模から言えば、そういう方向を目指して赤字云々言ってる東欧諸国とは比べ物にならないはずです。

>資本主義社会においては・・・というのは、生きる権利、最低限の生活を保証される状態が実現された上での話だと思います。

それが違うのなら、病気になって働けない人や金のない人は死ねという事になりますね。
資本主義はそうあるべきだというのはそれはそれで一理あると思いますが。
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Aクラスの医療保険しか掛けていない人が、


Dクラスの医療でないと治療できない病気になった場合、
どのような対応をするのでしょうか?
どう考えても医療に関しては、
そのような階級制度は馴染みません。
       
基本的なラインを保険で保障している日本の保険制度は、
世界に誇る素晴らしい制度です。
お金持ちで、もっと良い医療をと考えている人には、
自由診療という道がありますので、
そちらを選べば良いことですよ。
             
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。

お礼日時:2005/04/27 23:58

>社会においては支払う対価に見合った物が手に入るのが公平



はい。本当に金のある人間であれば、日本の制度に囚われない海外で、好きな医者から好きな治療を受けることができますよ。心臓の移植など代表例です。

>医師でありさいたま市議員でもおられる日下部先生もご自身のHPで‘日本の医療制度は保険料も税金も医療費の自己負担も免除された患者さんと保険料も税金も納めて、自己負担分も払う患者さんが同じ病気になった時は受ける医療サービスが同じという制度は共産主義に他ならず、理想郷を求めたソ連、東ドイツ、北朝鮮と同様に崩壊の道を歩んでいる。‘と述べられていますが自分はこの意見に賛成です。

私は反対ですね。考え方の相違としか言いようがないですが、私は生きる権利と死ぬ義務は全ての人間に平等に与えられるものだと思っています。
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この回答へのお礼

レスありがとうございました。

お礼日時:2005/04/27 23:56

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