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倫理を勉強して気になったのですが、
キリスト教が現在に至るまで世界的に広まったのは何が理由だと考えられますか。
ユダヤ教と違い神を全人類のものとしたのは分かりますが、それだけではポプュラリティを得る理由として弱いと思えます。
また、多神教の力が強かった世界で唯一神の考え方が首位をとれた背景も気になります。

質問者からの補足コメント

  • 宣教に成功した事例としなかった事例の時期や当時の宣教先の状況を照らし合わせると見えてきそうな気がしないでもないですね。
    一神教であるゆえに科学的に発展しやすかった→軍事力があったという考えもありますが、古代ギリシアの反例があるので納得に至れません。

      補足日時:2024/01/19 19:56

A 回答 (6件)

地中海や中近東の古代社会の多神教では神の名前の呼び方が違うだけで共通の神々を崇めている様です。

(お互いの神の名の下に交わす国同士の契約書)
(なかなかいいシステムかも知れませんね)
 一神教、特にキリスト教が広まった理由は偶然か何かわかりませんが多神教勢力に軍事的に勝利できた事、熱心な布教活動が大きいと思います。
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キリスト教が現在に至るまで世界的に広まったのは


何が理由だと考えられますか。
 ↑
キリスト教圏の国が、世界を席巻
出来たからです。
特に、英国で産業革命が興ったのが
大きかったですね。

それまでは、インド、中国を包する
アジアが優位だったのですが、
産業革命で逆転しました。



ユダヤ教と違い神を全人類のものとしたのは分かりますが、
それだけではポプュラリティを得る理由として弱いと思えます。
  ↑
その通りです。



また、多神教の力が強かった世界で唯一神の考え方が
首位をとれた背景も気になります。
 ↑
多神教は土着的で、自然発生したものなので
教義や経典が整っていません。
だから、文化が異なる異民族への布教が
難しいのです。

一神教は、教祖が作った人工的宗教ですから
(創世宗教といいます)
教義や経典が整えられ
布教に便利なのです。
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この回答へのお礼

たしかにファラオにも意図的に一神教を導入した人がいた気がしますね。まだ紀元前までしか勉強できてなくて、英国の産業革命以前はアジア優位であったと知りませんでした。ありがとうございます。

お礼日時:2024/01/20 08:27

まずヨーロッパ全域に広がった経緯について。


3世紀になるとローマ世界は蛮族の侵入を受け不安定化する。
それに伴いローマ人の精神も変化しローマ古来の宗教は弱体化していった。
ローマ古来の教えとは「神は努力する人間を側面から支援する」というもので、行動の主体はあくまで人間である。
ローマが盛んな頃ならそれでよかった。
環境が揃っていたから努力すれば報われた。
しかし蛮族の侵入が盛んになるとそうはいかないことが多くなった。
武装集団に襲われ拉致され強姦され金品を奪われ命さえも失うということは、個人がいくら努力してもどうにもならない。
衰えた国家に頼ることもできない。
そういう中で、自分の力でどうにもならないことを神に委ねるという心境の人間が増えていった。

とはいえ、一気にローマ世界に浸透したのではない。
4世紀に入ってもキリスト教が浸透したのはオリエント(東)側だけだった。
オチデント(西)にもキリスト教が広がったのはコンスタンティヌス大帝の功績。
彼は都市ローマを手に入れるとキリスト教の国教化をローマ元老院に認めさせた。
これがローマ世界全体のキリスト教化を決定づけた。
キリスト教はゲルマン人にも浸透し、これが西ローマ消滅後のキリスト教存続の原動力となる。
東ローマはそもそも親キリストだが、イスラムの台頭により滅ぼされた。
アフリカも同じ。
こうしてキリスト教はヨーロッパの宗教になった。

ヨーロッパに限定されていたキリスト教を世界に広めたのは大航海時代。
彼らは住民懐柔や支配の道具としてキリスト教を活用した。
キリスト教徒になれば司教の言葉に従わなければならず、それはつまりヨーロッパの意向に従うということである。
ヨーロッパ人はキリスト教を武器にして各地に植民地を広げていった。
アフリカの一部や南アメリカにキリスト教徒が多いのはその名残である。
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この回答へのお礼

おお、詳しくありがとうございます。
倫理の参考書では短くしか記されていませんでしたが、世界史の参考書を確認するとたしかにそのような内容が書かれていました。それに世界史の参考書に乗ってないような情報まで書かれています、、本当にありがとうございます。

お礼日時:2024/01/19 20:09

キリスト教を信じていれば死んでも天国にいけて安心できることに飛びついた人が多かったのでしょう。



日本は仏教が先にあって浄土真宗の極楽浄土の思想が先んじたのが大きかったでしょうね。
また、その信者たちによる一揆が続発したことで、秀吉や家康がその二の舞になることを恐れたのもあって、布教されなかったですね。
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論理の話はよく知りませんが、排他的で他の宗教は邪教としたことで、それを口実に都合の悪い人間たちを滅ぼすことができたからじゃないでしょうか?


今は他の宗教を敬うように教えてる宗派もあるようですが、基本的にキリスト教って他の宗教に容赦なかったですよね。

多神教というのは多様性を認めないといけないということで、それぞれの神を信仰することで考え方が変わるわけですから、違うからって滅ぼす理由にはならない。

選民主義のユダヤ教と違って、あらゆる人が口実に使えるから広まったのでは?

いつの時代も宗教って政治に利用されますからね。
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キリスト教を信じているヨーロッパ人が


世界を征服して宗教を終えるとともに植民地化したからです。
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