
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
ddeanaです。
シンガポールは2022年11月に男性間の性行為を禁止する刑法の条項(※)が撤廃されるまでLGBTQに対してはかなり厳しい保守的な国で、実はそれは今でもあまり変わっていません。2022年当時のシェンロン首相(現在はウォン氏に交代)は、同性愛は認めるが同性婚は認めないとはっきり述べています。よってシンガポールで同性婚が認められるようになるにはまだまだ時間はかかると考えます。
このイギリス植民地時代の刑法377Aはマレーシア、ミャンマーといった旧植民地でもいまだに同じ条項の刑法に姿を変えて存在しています。
インドは2018年にインドの最高裁判所が同性同士の性行為を合法化したので、同性婚の法制化も進むのではと思われましたが、2023年10月、最高裁で同性婚の合法化を認めない判決が出ています。
ベトナムは、2014年に制定された婚姻家族法で、同性婚を禁止する条項を削除する一方、国は同性婚を「承認しない」としています。つまり同性婚の権利を法律で担保してはいないので、異性愛者同士の結婚と同じ権利の主張はできず、それでもいいなら自己責任でという形なので、決してLGBTQにやさしい国だとは私は思いません。
※イギリス植民地時代の1938年に制定された刑法377A(「公的または私的な場」における男性間の「わいせつ行為」は2年以下の禁錮刑に処す)のこと。ただしこの刑法では女性の同性愛については言及なし。
No.1
- 回答日時:
今のところ、法律で担保されているのは台湾だけです。
ネパールでは昨年6月最高裁判決で同性の婚姻登録が暫定的に認められましたが、まだ法制化には至っていません。ですが、最高裁が法制化までの間婚姻を認めているので、実質的には同性婚が可能な国になっています。
https://www.outjapan.co.jp/pride_japan/news/2023 …
タイは議会で今年3月法案が可決になりましたので、今年度中にはきちんと法制化される見込みです。
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