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昔OTS線と言う路線がありましたが、なぜOTS線は運賃高かったのですか?
私的には、「発メロディが豪華だったので、それが高い代わりだ」と心で思うと許せていましたが。それでも運賃ら高かった記憶があります。
なぜ高かったのでしょうか?

A 回答 (2件)

こんばんは。



▪大阪南港の埋立地に商業施設などを誘致したのですが、大阪中心部からのアクセスが悪かった。
▪バブル崩壊による不況で都心部に企業が戻ってしまい、空き地ばかりだった。
 ⇩
この様な契機で、
大阪市営地下鉄中央線を延伸する計画を立てたのですが、民間企業ではなく「市営地下鉄」なので利益誘導と見做され国から建設費用の補助が得られず、大阪市営地下鉄中央線の延伸としては事業展開が出来なかった。
 ⇩
そこで、大阪市内で物流管理などを行っていた第三セクター「大阪港トランスポートシステム」の路線とし、大阪市営地下鉄とは別会社という形を取り、建設費用の軽減を図った。

こういう顛末なのですが、
鉄道事業の運賃は、
▪建設費用を償還計画。
▪旅客数の予想。
▪経費。
これらを元に国交省に届け出て審査し、認可を得て初めて決まります。

鉄道事業、簡単に匙を投げられては困りますので、運賃の安さを求めて償還出来なくなってしまっては本末転倒です。

都市部を結んでいる、
沿線人口がある、
距離が長いと運賃収入は得やすく、償還計画も立てやすいのですが、如何せんOTS線は埋立地でしかも企業が都心回帰した後の回復を防ぐために意図した路線ですので、沿線人口など少なく、
地下鉄なので建設費用は嵩みます。
また路線も短いので、運賃収入も高くしないと回収出来ません。

それで運賃が高かったのです。
逆に言うと、安いとそもそも建設すら出来なかったのです。
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大阪港トランスポートシステム(OTS)は今も大阪港湾局の外郭団体です。


当時の港湾局の港湾地域の整備の目的で整備されました。
交通局の予算だけではあの線を整備出来なかったのもあります。
大阪港および中ふ頭で運賃を打ち切って整備費を回収したかったのでしょう。
ただ、あまりにも高くて乗客が乗らないので交通局が第2種、OTSを第3種鉄道事業にして、運賃の一元化しました。
ちなみに来年1月に夢洲まで開業しますが、線路の所有はOTSです。
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